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46話 混沌の始まり

私達は現在傍聴席で座っていた、私は余り賢く無いので裁判の様子は把握しきれていないが概ね

クライスさん達が優勢なのは分かる、

だがレスト家当主ことデール•レストは表情一つ変えずに淡々と発言している、余程の自信が有るのか

それともあの御方とやらにナニカされたのかは

分からない、そして今回最高裁判所で裁判をしているが我々と同じく傍聴に来ている貴族が異様に多い気がする、私は隣に座っているカリーさんに

この事を聞いてみた。


「確かに貴族の数が多い、、いや多すぎます、

私も昔こう言うのに同席した事がありますが、、

流石に此処までは、、」


成程やっぱり異常か、これは警戒した方が良いな、

、、、、、、ん?デール•レストと目が有った、

そして奴は此方を見てニヤリと笑った









「え?」


私は咄嗟にカリーさんを掴んで横に飛び出した、

そして自分が居たところを見ると其処には

赤黒い触手が生えていた、、、それを確認した次の瞬間傍聴席に居た人達も一斉に触手の攻撃を受けたのだ!何だこれ?何が起こってる!


「おや、思ったより生きましたか」


私が瞬きをした瞬間突然裁判長の机の上に佇む

仮面を付けた人間?が其処には居た、

ソイツはまさかの黒スーツに背中から赤黒い翼が生えていた、そしてその風格は最上位の実力者のそれであり私達は動けずに居た。


「さて人間諸君、ご機嫌よう、私は悪魔族で

魔神解放戦線総司令、アマネセルと言います、今回は評議国の皆様にお伝えしたい事があり、この場にお邪魔させて頂きました。」


悪魔?やっぱり存在していたのか、そして悪魔は

こう宣言した。


「我ら魔神開放戦線は!評議国に対して聖戦を

宣言する!」


悪魔は片腕を上げて手を強く握る


「我らは魔神カルート様がお助けし、繁栄までさせて頂きながらカルート様を己が利益の為封印し!現在まで存続して来た人間の全てを許さない!」


悪魔は手を振り下げた


「貴様ら人間族を滅ぼすまで、我らは戦うでしょう!」


悪魔は息を整えて新たに喋り出す。


「其処で、貴方がたには最初の犠牲になって貰います、大丈夫ですよ、一人か二人は生かします、この宣言を伝播して貰わなきゃ行けませんからね」



そう言うとアマネセルの周りに魔法陣が現れる


「さあ行きなさい!解放のために!」


そう言うと魔法陣から初めて見る異形の化け物が

複数出て来たのだ!悪魔達は全員赤黒い皮膚に大きな翼に2m以上有る身長、そして大きな槍と大剣を

持っていた、私は咄嗟にカリーさんの前に出る、

これはヤベェぞ!


「それでは楽しんでください、ご機嫌よう」


アマネセルは化け物が出て来た魔法陣に入り消えた


「皆!生きているか!」


ガウスさんの大声が聞こえる、アマネセルが

消えればこのムキムキの化け物どもはどうにかなる

筈だ!


「ここは我々が!」


そう言ったのは最高裁判所の警備の騎士達だ、

だが彼らはあの時の首都警備隊の騎士達程覇気はない、警備騎士たちは勇敢に戦ったが歯が立たずに

全員が倒れた


「エース!コレを!」


ガウスさんは倒れた騎士達から武器を取り私に

投げて来た、しかも槍だ、ありがたい!

私は化け物の前に出た、鎧も盾も無いが私には筋肉の加護がある!


「バーグさん!スリッド!ブレド爺は非戦闘員を

守れ!魔法使い勢、何でもいいから魔法を!

他の戦える奴はこのデカブツをやるぞ!」


クライスさんの指示が終わると同時にデカブツ悪魔が私に攻撃を仕掛けてくる、私はそれを余裕で回避して敵の動きを見る、コイツらは多分弱い、

レベルも30位だ、だが私やガウスさん達は問題無いが他は大問題だ、これは早く倒さないとな!


「エース!左2体は任せるぞ!」


私はデカブツ悪魔共の攻撃を回避し腹に一撃入れるだがデカブツは痛みが無いのか無理矢理私を殴り付けたのだ!私は数m吹き飛ばされるが直ぐに立ち上がる、やはり鍛え抜かれた私の筋肉はデカブツ悪魔程度じゃびくともしないらしい、次は首を落とす!

私は再度突撃する、悪魔共は流石に学んだのか

3体で連携防御をする、


「お前の相手は俺だ!デカブツが!」


連携防御をしていた悪魔共は馬鹿なのかその横腹をガウスさんに殴られる、それでも悪魔共は無理矢理連携を維持したがガバガバの連携はとても崩しやすい!、私はジャンプして槍を頭に叩き込む、

これで1体目!そして直様倒した悪魔から武器の

大剣を奪いもう1体の悪魔の腕を切り飛ばしてから

頭を落とした、よし死んだな他の悪魔は!

倒し終わった悪魔達を横目に私は他を見る、

がどうやら私の加勢は要らないらしい、残りの

数体の悪魔達はガウスさんとアルバ公爵に倒されていた、、、、、公爵!!!!!


「やるじゃ無いか!あの時の小僧とは思えんぞ!」


「娘が出来たとは言え私もまだまだ現役ですよ、

どうやらエース君の方も終わった様です」


公爵って戦えたのかよ、、この子にしてこの親有りだな、私は公爵に怪我は無いか聞く


「問題無い、これでもレベルは37は有るのでね

それより状況を確認しよう、恐らくだが外の騎士達も殺されているだろう、取り敢えず我が家の屋敷に避難しよう、あそこは結界も貼ってある」













「何だ!?これは!」


私達は最高裁判所を出ると其処は地獄だった、

なんせ空は赤くなり前に戦った黒色の羽付悪魔が

大量に飛んでいる、そして辺りは悲鳴に塗れ、

触手の化け物と他にも赤黒い異形の化け物が

市民を襲っていた、、あぁぁこの世界は終わりダァ!!!!!!!


「これが大国の首都の姿か?これが?あはははは」


やばいアルバ公爵が可笑しくなり出した!

失礼!私は軽く引っ叩く


「ハ!すまない、これは屋敷には行けんな、、

この近くに軍の駐屯地がある、其処に行こう、」






そうして私達は化け物達から隠れながら何とか

駐屯地に到着した、私達は基地に入る


「其処の君!この基地の指令は誰かね?案内してくれ!」


「は!」


そうして私達は司令の元に案内される。


「基地司令のガリア•セルブルであります!」


「司令、状況はどうなっている?」


「は!現在謎の化け物の軍勢により首都は混乱状態であります、そして我が基地の兵力は化け物の

奇襲攻撃で約六割が負傷しており基地防衛すら

ままなりません!」


「他の駐屯騎士団は?」


「現状、連絡が取れません、恐らく此処と似た様な物かと、、」


「そうか、、皆、取り敢えず意見を聞きたい」


どうやらほぼ詰みらしい、意見?取り敢えず私は

武具を取りに行きたいから宿に行きたいですと書く


「他は?」


「は!現状我が基地の戦力は壊滅状態であります!ですので閣下が連れて来た実力者の方々で

戦闘中の兵士達と市民の回収を提案致します!」


その他の意見は出なかった、まあ皆戦闘員だしね


「うーむ、、良し、じゃあクライス君、君のチームから何人か基地防衛の為に駐屯してくれ、

そしてガウス殿とクライス君を中心に班を分ける

編成は任せる、ガウス班の目標は君達の武具の回収クライス班の目標は全体の状況把握の為の偵察だ、申し訳ないが市民や兵士達の回収は後回しだ、それより偵察を優先してくれ、下手に動けば私達は全滅だからね」


了解!




そうして編成も纏まり私達は準備を進めていた、

編成はこうだ、

ガウス班、私、リリアナ、ガウスさん、スリッドさんの四人

クライス班、クライスさん、ブレドさん、ロクサーナさんの三人だ


今回の編成は見た通りでガウスさんの班は体格が良くて筋肉マンばかりで構成されている、リリアナは

武具回収後の火力要因だ、

クライスさんの班も似た様な理由でなんか隠密出来そうな人材で構成されている。


「良いか!何が起きるか分からん!無理をするな!基本戦うな!皆死ぬなよ!行くぞ!」


そうして私達は混沌とした首都へ進み出したのだった

月光騎士団は評議国最精鋭の騎士団である、その構成員達は地位は関係なく純粋な実力者のみで構成されている、そして所属の魔法使いは6等級までの魔法の習得を許可されている、主要任務はダンジョンから出て来た対象不能な化け物の討伐や国家レベルの非常事態の対応を行う、その一人一人が一気当千の猛者達であり騎士団の敗北は即ち評議国の滅亡を意味する、

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