45話 裁判の始まり
あれから私はアルバ家の屋敷で治療を受けていた、
普通に病院に行けば良いんじゃ無いのかと
私を連れて来てくれたローリアさんに質問すると
「首都の病院は他の街より質が低いので治療に
時間がかかります、それにアルバ家お抱えの
医師達は優秀ですよ、現に病院なら全治一カ月の
貴方の怪我も全治5時間ですみますからね
その差は凄まじいですよ。」
いや凄すぎやろ、医者にやってほぼ医療期間を
九割カットとかチートやん、
「え、えぐいですね、、」
リリアナもそう思うか!やっぱり魔法は何処か
壊れてるよぉ、そう考えていると扉が開く
そしてローリアさんの父ことアルバ公爵が入って来た
「やあエース君、調子はどうかな?話は出来るか?」
私は問題ありませんと書いた。
「それは良かった。」
アルバ公爵は椅子に座る、そしてお付きの人が
メモ帳を取り出した。
「では、まず何が有った?何故貧獄街に行った?」
え、私はローリアさんの方を見た、するとローリアさんは目を逸らす、え、言って無いの?
私は嘘偽りなく答えた。
「、、、はぁぁ、、やはりそうか、ローリア、
流石にお転婆が過ぎるぞ?せめて一言言いなさい、まあそれは良い、それで君達は具体的に貧獄街で何をやらかしたんだ?あの爆発音は家にまで聞こえたぞ。」
私はレスラン家の店を襲撃ツアーをして
最後は貧獄街役所で現当主フレディ•レスランを
殺害した事を細かく報告した。
「言いたい事は無限に有るがフレディは死んだかそれは良かった、それとローリア、流石にやり過ぎだ火消しが済むまで自宅謹慎しなさい、
それと最後のフレディはどう言う事だ?
人が変異して化け物になるのは聞いた事は有るが
それが噂の触手の化け物になるとは聞いた事も無い、だが君の言う通りならそのあの御方は
触手の化け物にも関わって居そうだな、
私の方でも調査しよう、今回の件軽くは無さそうだしね。それと例の裁判も本格的に協力しよう、
レスト家は潰してしまうが構わないね?それと
主治医、エース君の怪我はいつ治るかな?」
私は何の問題も無いですと書いた。
いやー遂にレスト家が滅亡するのかぁ正直良い
噂は無いしクライスさんや爺ちゃんが可哀想だから
とっとと滅んで欲しい、
「は、エース様の怪我は急いで治療して全治5時間程です、ですが完全に回復して貰うには後10時間は欲しい所です。」
はえーこの人主治医だったんだ
「そうか、ではエース君、今日は我が家に泊まって行かないかな?今後の事も話し合いたいし、
話したい事も有る、勿論他の皆も泊まって言ってくれ、幸い部屋は沢山有るしね。」
拒む理由は無いな、私はお世話になりますと
書いて頭を下げた。
「さて、時間も良い頃合いだし皆で夕食でも
どうかな?今日の献立は確か白粒の牛丼だったかな、」
牛丼滅茶苦茶美味かったです!
そうして午後9時、
医者の治療の後私は普通に歩ける程度には回復して
今執事さんに案内されてアルバ公爵の部屋に
案内されていた、一体何の話をするのだろうか、
「お館様、レスト様が到着しました。」
「入りなさい」
執事は一礼して扉を開けて私は中に入った、
すると驚いた事にクライスさんと爺ちゃんが其処には居たのだ!
「ん?あぁ言ってなかったね、此方は君の知る通り冒険者チーム(五炎剣)のクライス君だ、
そして此方の方はあの伝説の冒険者チーム
(白星剣)のバーグ•レスト殿だ。」
どちらも知ってますよ、まあ白星剣?は知らないけどね、私は白星剣に付いて質問する、爺ちゃんが
(三剣)の二つ名が有る事は知っているが
それは初めてだ。
「(白星剣)を知らないのかい?まあ十年以上前の冒険者チームだししょうがないか、教えてあげよう
(白星剣)はあの剛剣のガウスと千里眼のロータに三剣のバーグ、そしてリーダーの彗星のクラシアの四人メンバーのチームで彼らの世代では最強の
冒険者チームでありそのダンジョン攻略数は最多で
今も記録更新はされていない、そして彼らは」
「ヴェイル、其処までにしてくれ、流石に恥ずかしい。」
「む?これは失礼したバーグ殿、じゃあ本題に
入ろうかまずはコレを見てくれ」
そう言ってアルバ公爵は紙を取り出す、それは
首都に入る前に首都警備隊の人が見せてくれた
あの不気味なマークだった
「これに見覚えはあるかい?」
私は首都警備隊の人に見せて貰った事が有ると
書いた。
「首都警備隊?もしかしてレムア領を巡回してる
月光騎士団の事か?まあ良い、この不気味な
マーク、、我々は黒指と読んでいる、そして
このマークが貧獄街役所の残骸から発見された、
勿論レスラン家の不正や違法の証拠もね、
それで君に聞きたいのはフレディ•レスランの事だ、私はフレディとは仲は最悪だったが性格は
知っている、だからこそ奴は君達を態々役所に
追い詰めたり本人が直々に来るなど信じられない、其処で君はフレディの言動を教えて欲しい。」
成程?アルバ公爵はフレディ疑ってるのか、
私は覚えてる限りのフレディの言動を書いた。
「うーむ、やはり可笑しい、いや君が殺した
フレディは本物だ、レスラン家が混乱しているからね、だが奴の性格なら死の危険に晒されてる時に
そんなに落ち着いたりしない、奴は裏切りとゴマスリと命乞いで成り上がった奴だからな、
恐らくフレディは洗脳されているとして間違い
無いだろう」
私はフレディを知らないが公爵が言うなら間違い
無いだろう
「まあこの件は私が責任持って調査する、
そして裁判の件だが正直今回のクライス君とエース君が持って来た証拠でレスト家とレスラン家は
確実に取り潰しに成るだろう、レスト家に協力しているレムア家は既にレスト家と縁を切った、
その他の家はアルバ家の介入で手を引いたし、
裁判はもう大丈夫だ。」
「公爵閣下、本当にありがとうございます!」
「悪を倒すのが貴族の勤めさ、寧ろ良くここまで
証拠を集められたね?もし良かったらウチの
諜報部隊で働かないかい?給料は弾むよ?」
「いえ、公爵閣下、私など閣下の足を引っ張るだけですので辞退させてもらいます、ですが、
本当にありがとうございます。」
「そうか、それは残念だ、まあ何か有ったら力になろう。」
良かったねクライスさん!味方が増えたよ!
「さて、話を変えよう。」
公爵がそう言った、まだ有るの?公爵は真剣な顔で
こう言う
「ここ最近、触手の化け物の発生と同時に
未確認の化け物群の目撃が相次いでいる、恐らく
君達が見た羽の生えた人型化け物はその群の
一部だろう、そして黒指のマークも同時期に
確認された、そして首都の裏表関係無く実力者達が襲撃を受けて首都の戦力は低下している、
今回貧獄街で君が暴れられたのはそれが理由だ
私はこれらの件でバーグ殿に何か知らないか
聞くために呼ばせてもらった、出来れば教えて頂きたい」
アルバ公爵はそう言う、実力者達の襲撃か、
とんでもない時期に首都に来てしまったな、、。
「うーん、詳しい事は何も、だが昔相手にした
化け物の中に似てるのは居たな。」
「なんですと?」
「詳しくは思いだせんが確かロセン領のダンジョンで昔見た様な気がする、まあ其処まで強くは無かったからあんま覚えてないがな、すまん」
「いいえ、とても良い情報です、ありがとう」
ロセン領はレスト領南の領地でフロサンロセンや
他諸々の領地が有る結構大きい領地な筈だ
「成程ロセン領のダンジョンか、、確かにあそこなら首都までにレムア領の山脈とレスト領も有る、
戦力は運べるか、バーグ殿、私は余り化け物には詳しく無いがダンジョン産の化け物を強くする事はできるのか?」
「まあ奴等も生き物だからな、俺達の様にレベルは上げられるだろうが、、流石にバレるだろ」
「まあ取り敢えず、今は裁判に集中しよう、
化け物の件は時間が掛かるだろうしね。」
そうですねと書いた。
そうして私はやる事もなく無事に宿に戻って来ていた、
「さて、一度皆で情報共有をしよう、」
「じゃあまず俺だな!まずバーグと会いに行った
将軍に協力は取り付けられたぞ!」
おお!良いね、コレは勝ったな。
「じぁ此方からも情報が」
そうして私達は情報共有を済ませて今後の予定を
組み上げていた。
「一先ず今の俺達に出来る事は無い、アルバ公爵も下手に動かないでこのまま裁判をした方が良いと
言っていたしな、今日は自由にして良いぞ、
但し、絶対に単騎で動かない事、此処まで来て
仲間には死んでほしく無い」
クライスさんって本当に良い人だなぁ!
そうして今日は休み!だから私はステータスを
チェックする、いやー首都に来てから忙しかったし
この後の裁判も絶対になんか有るから確認しなきゃ
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エース • レスト
総合レベル77
槍レベル10
中級槍レベル10
上級槍レベル8
盾槍レベル10
中級盾槍レベル3
盾レベル10
中級盾レベル10
拳レベル4
罠レベル3
魔法レベル3
毒使いレベル3
中鎧レベル3
スキル
必殺スキル
なし
強化スキル
(全開放レベル3)
「説明」
スキルを使用すると使用時の体力の50%を
使用して脚力を50%向上させる
常時発動スキル
(経験値取得量増加)
「説明」
スキル保持者とその仲間が
得た経験値を低レベルでも一定の経験値量に
上がる
(羅ミ䜌歟ヨ傻の加護レベル2)
「説明」
悪魔及び人間以外の種族に対する攻撃力が上昇
(獣狩)
「説明」
動物系の化け物に対する攻撃力上昇
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大して上がって無いな、やはり同格か格上と
戦わないとレベルは上がり辛いのか、
結局あの後外に出る気もでずずっと本を読んでいた
りカリーさんと遊んだりして一日が潰れました、
だって本当に何も無かったんだもん、
そして今日は裁判当日!勿論私達も呼ばれましたよ!、そして今私達は最高裁判所の通路を歩いていた、向こうには人だかりがありそれを見ると突然爺ちゃんが怒り出した
「ほう?コレはコレは兄上では無いですか
ご機嫌麗しゅう」
爺ちゃんはとても驚いた顔をしている、
このおっさんがもしかしてレスト家当主?
「お前こそ元気そうで残念だ、デール、」
「フン、それで?何故此処に?まさかあの冒険者の用心棒ですかな?まあどうでもよろしい、それで?兄上がいると言う事はいるのでしょう?どれです?全当主ゲールの孫、エースは?」
私は前に出で私がエースだと書いた、取り敢えず
殴って良いか?
「ほう?貴様がそうか、まあどうでも良い、それでは法廷で」
そう言ってデールは取り巻きと歩いて行った、
何なんだ?変なの、そうして再び歩き出していると
爺ちゃんが私の耳元でこう言った
「エース、気を付けろ、多分彼奴も洗脳されてる」
確かにね、本人がこんなんならあそこまで噂は
立たないか?まあクズ貴族は大体着飾ったりしているがデールは着飾って無いしなんか雰囲気もフレディの時と同じ気持ち悪い気がする、
「それじゃあ皆!行くか!」
気付くと大きな扉の前でクライスさんがそう言った
そうかとうとう裁判開始か!やってやるぜ!
そうして私達は大扉を開けて進むのだった
爺ちゃんの年齢は60歳、アルバ公爵の年齢は41才です




