44話 裏社会の実力者達
私達は大きな壁の前に来ていた、
どうして街中にこれほどの壁が?
「貧獄街は首都貧困層の約六割が貴族により
この地区に押し込められて更にはこの壁で区切ったと言う歴史がありますの、そしてこの壁は業壁と
呼ばれています。」
成程、どうやら貧獄街はこの業壁の向こうらしい
私は何か注意事項は有るかと質問した。
「いえ、特にはありません、ただ変なのに絡まれたらしっかりと反撃して叩き潰してください。」
了解。じゃあ行こうか。
私達は業壁の検問所を通過して貧獄街を歩いていた、此処は他の地区より最悪の臭いがしている、
更には人同士の争いも絶えない、壁を越えてまだ
数十分しか経っていないのに既に三回も暴徒に
襲われていた、まあ全員雑魚しかいないけどね、
そうして歩いているとローリアさんがこう言う
「此処が最初のレスラン家管轄のらしき施設です
戦闘準備をしてください。」
目の前には明らかに合法では無い葉っぱを堂々と
販売している店があった、私達は店に入る、
「いらっしゃい、、、、おやおや、」
「単刀直入に聞きます此処はレスラン家の違法薬屋ですか?」
「だとしたら?」
「今日で閉店ですね。」
「は?」
そう言ってローリアさんは店主を切った。
、、、、、え?、、、、、ヤバ過ぎるっぴ!!
「さあ行きましょう私とエース君は奥で証拠探しを、残り二人は薬を燃やしてください。
、ん?何で固まっているのですか?、行動開始!」
はい!
その後私達は店を探し回ったがレスラン家の証拠は出てこなかった。
「ローリア様!どう言う事ですか!いきなり
あんな事、それにレスラン家の証拠も見つけられなかったじゃ無いですか!」
「いえ、あの店は間違い無くレスラン家の息が
掛かった違法薬物店です、証拠として
あの店の店員はレスラン家薬物部門の服と類似していました、貧獄街ではレスラン家と似ている制服は許可が無ければ店ごと潰されますからね。」
制服?あの店の店主はそれらしい格好はしていなかった。私はレスラン家の制服の特徴を質問した。
「簡単です、赤のシャツと柄入りのベルトは確定です、仮に違ったとしてもどの道潰されるでしょうね」
成程、確かにあの店主はチラリと見える様に赤いシャツと堂々と変な柄入りのベルトをしていた、
じゃあ他の部門の制服は?と書いた
「詳しい事は余り分かりませんが密輸部門は緑、
警備部門は黒なのは確定しています、あとは先程の薬物部門の赤、後は奴隷部門が紫のシャツを着ているとの情報です。」
「、、結構分かっているんですね。」
「いえ、これ以外は特に、さ、次の店に到着しましたよ、見た所黒シャツ警備も居ますし殺りますか」
了解!
「オマ、エラ、、何者だぁ、!、」
「貴方には知る権利がありません、死になさい」
グサァ!!!
この店で八件目、今の所一切店とレスラン家の
繋がった証拠は無い、そして襲撃をハシゴしてるからかさっきから武装している連中が襲ってくる、
だがローリアさんの言う様な実力者は一人もいない
、てか思ったけどこんなにポンポン人殺して
大丈夫なのか?私は気になり質問してみた
「問題ありません、この国の法律は実質無い様な物です、それに真面目に生きてる貧獄街の人々は
身なりの良い私達には近寄りませんから。」
貴族の令嬢とは思えない発言だ、まあ良いけどさ、
そうして歩いていると此処らでは見ない程の
大きい建物が見えて来た、あれにいくのか?
そうして私達は大きな建物の近くで隠れていた
「あの大きい建物は貧獄街唯一の役所で
レスラン家の貧獄街支配の総本山です、総本山なら証拠の一つや二つ有るはずです、それと今回は忍び込みましょう。」
成程ね、じゃあ時間的にあそこが最後かな、
そしてステルスミッションが始まった、
私達は隠密は出来ないが警備を一撃で気絶させられる、いやーやっぱ筋肉は正義疑いの余地無し!
そうしてヒソヒソと隠密をしながら進むと
薄暗い広間に来た。
「此処は隠密は出来ません、回り道を」
瞬間数本のナイフが飛んできた
「なにが、、これは、風?、!行けない今すぐ
退避を!」
突然私達が入って来た通路からとんでもない勢いの
風が吹いて来た、私達は退避しようとするが
ナイフが継続的に飛んできており退避出来ずに
広間に追いやられた、そして私達が来た通路から
格子が降り出来たのだ!
「閉じ込められましたか、、」
ローリアさんがそう呟く、まあ見た所鉄製だし
大丈夫でしょ
「掛かったな!ネズミめ」
声の方を見ると太った男とその左右に十人の
武装した人間が居た、成程、襲撃に強いのが居ないと思ってたら最初から役所で仕留める気だったのか
「おやおやこれはこれはアルバ公爵のご令嬢では
ありませんか!行けませんなぁ、どうしてこの様な所に?しかもロンギル家の令嬢までいらっしゃる」
「フレディ•レスラン、!、」
「ほお!この私を覚えていて下さるとは光栄の極みですなぁ、まあそれはさておき貴方がたは
ウチの従業員を少々殺し過ぎた、おかげで補充に
何年掛かるか分かりませんよぉ、これは
命では償いきれません!幸いレスト家の男以外は
顔も体も良い、十刻の皆さん出来る限り殺さないでくださいよ!」
まあ百人は確実に殺したからなそして
言うだけ言ってフレディは下がって行った、
成程つまりコイツらはレスラン家お抱えの実力者だな?良いねぇ強いのと戦うのは好きよ
「さて、言われた通りだお嬢様方?今なら痛くしないが、、どうする?」
「フ、貴様ら如きに負ける程弱くありません。」
その言葉を皮切りに戦闘は開始された、
「カリー!魔法で援護をサリー!カリーの護衛です、エース君は私と突っ込みますよ!」
了解!
そう心で唱えて私は突撃する
敵の実力者は十人、両手に大剣持ちが一人、
レイピア持ちが一人、ハンマー持ちが二人、
双剣持ちが一人、拳が一人、弓持ちが二人、
最後に魔法使いが二人だ、まず私が狙うのは
チート火力魔法使い!
「おっと、いかせんよ。」
両手大剣持ちが私の道を塞ぐ、、、邪魔、
私は遅い攻撃を回避して頭に槍を刺そうとした、
すると修行では当たらない筈の攻撃が命中したのだ!喜ぶのも束の間私の事を攻撃しようとする
レイピア持ちを盾で突き飛ばし真っ直ぐに
魔法使いを潰しに向かう
「な!あの神力のバスマンを一瞬で!
く、来るなぁ!!!」
魔法使いは何かボヤクが無視して魔法使いを
一人刺し殺した、、次、、
私がもう一人の魔法使いを見ると腰を抜かして居た
、、、はぁ、、、あほくさ、、、
私は二人目の魔法使いを殺害した、これで
十刻は私とローリアさんに挟まれた事になる、
「こ、コイツら普通じゃねぇ!!女は分かるが
この鎧野郎は何なんだ!!」
うるさいなぁ、雑魚が、まあ比較対象が自分しか
居ないけどコイツらは多分レベル40位かな?
残念でした私のレベルは70代だ!死ね!
だがコイツら連携が上手い、生き残りのハンマー持ち二人と弓持ち二人で見事に私を抑え込めている、
これを攻略するならまた鎧が破損するだろう、
それはヤダ、
そうして攻めきれずに居ると突然壁が爆発した
私達は思わず戦闘を停止する、そして壁の向こうから二人は来た
「あれ?エースじゃん何で此処に?」
「あれは一光のローリア、成程」
何とリリアナとスリッドさんが来たのだ!
やったぜ、火力お化け二人が居れば勝てる!
「ス、スリッドさん!!」
「ローリア様!あの二人は味方です!」
「!分かりました、エース君!フレディ•レスランを追ってください!」
私は頷いてフレディを追ったのだった。
私は広間を抜けて通路の先を抜けて扉を突き破る、
此処は執務室か?
「おや、早かったな、私も終わりですか。」
椅子に座るフレディ•レスランは酷く落ち着いていた、何か変だ、なんだろうこう、なんか気持ち悪い
「全く、十刻も役には立たんな、まああの御方の
血を貰って居ないから当然か?」
コイツは何を言ってる?あのお方?て事は
黒幕が居るのか?まあいいこれからたっぷりと
話は聞けるんだ、私は投降しろと書いた。
「投降?、アハハハハハハハハ!貴族たる
この私が親族とは言え敵の貴様に?笑わせる!」
フレディは椅子から立ち上がる、嫌な予感がする
「今から貴様は死ぬのだ!」
そう言って懐から黒く変色した棒?を取り出し
それを食べたのだ!
「我が忠義はあの御方にあり!!アハハハハ!」
私は咄嗟にフレディに槍を投げた、そして槍は
胸に突き刺さるがその狂気の笑いは止まらない、
そしてフレディの体はぶくぶくと肥大化を始めたのだ!
「シネェ!!」
するとフレディが爆発したのだ!私は咄嗟に盾を構え何とか防御に成功する、そしてフレディを見ると
其処には赤黒い異形の化け物が其処には居た、
だが前に戦った異形の化け物とは違い身体から
生えている触手は長いトゲトゲで更には先端には
赤黒い刃が付いていた、やべぇよぉ、これと戦うの?
「アギャガニニャガギガ!!!」
そう言って早速攻撃を仕掛けて来た!
私は迫り来る触手を盾で防ぐ、が、奴は器用に触手を動かしてトゲトゲを私に直撃させて来たのだ!
いっだ!!ふざけやがって!
「ガガガがガガガが!!!」
こいつ、笑ってるのか?
まあ良いコイツを倒すにはどうする?
恐らく距離を取れば攻撃出来ずに負ける、、、か
まあ近付くしか無いか!ぶっ飛ばすぜ!!
「グギャ?アウアウアア!!」
私は攻撃を長槍で触手をぶった斬る、だが切れた
触手は直ぐに再生する、しかも切り落とす度に
触手の強度が増している、急ぐしか無いか!
「ガァガグナァ!!」
私は何とか接近に成功する!私は槍を化け物に
叩き込む!
「イギャ!イギャ!イギャ!」
やっぱりな!コイツは特殊な触手の化け物だ、
だが特殊なのは触手のみ、つまり本体は柔らかい!
私が攻撃する度に化け物の攻撃は弱まっていく
勝ったな、、、ん?そう言えば触手の化け物は最後
「ギゲェェェェェ!!!!!!」
瞬間、大爆発が起こった
エ
エー
エース!
うううああうあ生きてるのか?
私は何とか目を覚ますと其処は瓦礫の山だった、
そして体が動かない、どうやら埋もれてるらしい
だが、声は聞こえる、私は最後の力で叫んだ
「!そこの瓦礫です!」
そうして何とか瓦礫から救出され鎧を剥がれた、
見ると鎧はボコボコだこれ直るのかなぁ?
「エースさん!」
そうして治療が終わるとカリーさんに抱き付かれたのだ!やっばやっばやっば
「生きてて、、良かった!、、本当に!、、」
心配してくれたのか!嬉しい!
そうして抱き付かれて居るとアドレナリンが
切れて来たのか痛みがジワジワと押し寄せてくる
そう言えば回復魔法って短時間では完全には
治せないんだっけ?
ウヴァ、私がそう唸ると
「!す、すみません!離れますね!ほ、本当に
すみません!」
私は瓦礫に問題無いと書いた、
「すみませんがイチャつくのは其処までです、
事情は帰ったら聞きます、取り敢えずフレディは
どうなりました?」
私は瓦礫に死んだ筈と書いた
「そうですか、、帰りましょう、鎧の方、申し訳ないがエース君を運んでください」
「了解した」
またスリッドさんの背中か、まあ悪い気はしない
そうして私達は帰るのだった
十刻メンバーレベル、43–52まで
両手大剣使い、神力のバスマン、
レイピア使い、百人切りのロゲール、
ハンマー使い、暴兄のバリア、獄弟のガリア、
双剣使い、切り嵐のミスド、拳使い、生存者ザウン、
弓使い、大軍のバザール、闇討ちリミア、
魔法使い、炎王ルガド、魂喰らいのベルドーナ




