39話 首都に行こう!(厄介事)
あれから数日が経ってエンチャントされた鎧が
遂に私の元に戻って来ていた、
どんなものか気になって仕方がない私は早速バケモン二人と戦っていた、鎧が無くても地獄は続いており私は常に鍛えられていた、
「それじゃあ、いくぞ!」
嗚呼!
今回の相手は何とソングマン一人!勝ったなガハハ
まあ無理だろうけどね、ソングマンは軽装素手タイプの強敵だ、その拳は私以上の筋力があり
油断すれば一瞬で殴り殺されるだろう。
そうして私は突撃した、何時も戦闘が始まると絶対に突撃している気がする、まあどうでも良いか、
ソングマンは私の突撃を真正面から受け止めて
素早い連打をお見舞いしてくる、
私はその攻撃を盾と鎧で塞ぎながら槍で突くが
ソングマンは連打と回避を両立しているため殆どの攻撃は当たらない、
チィ!何回突いても当たらん!
「まだまだだなエースクン!もっと冷静に!そして鋭く!力は十分なのだから技術を磨け!」
く、くそ!私もかなりの攻撃数なのに余裕そうに
言うんじゃねぇ!俺だって鍛錬重ねてるんだ!
くらえ!地面蹴り!
私は地面を全力の蹴り、それにより衝撃波が出るがソングマンには通じない、だが少し、ほんの少しだけソングマンは止まる、ここだ!、
私はソングマンの腕を掴む、ガハハ!やっと捕まったなぁ!
「うお!、なんて馬鹿力だ、だが甘い!」
ソングマンはそう言って私をヌンチャクの様に
振り回したのだ!そして私を地面に何度も叩き付けられる、ググガァ!!
カルートサンドのボスより痛いよ!
「どうした!何もしないのか!ほらほら!」
私は怒りに燃えたが直ぐに冷静になりまだ
握っている槍を地面に突き刺す、そして一瞬動きが
止まると私は自由なもう片方の足でソングマンの
頭を思い切り蹴り上げたのだ!、
「ぐぅ!」
ソングマンは私を離しほんの少し怯む、
だがそれだけ怯めば十分だ!私は最大の力で
ソングマンを槍で殴り付けた!がソングマンは
それを強引に避けて私の顔にカウンターパンチ喰らわして来たのだ!私は耐えキレずに倒れた
「全く、、やるじゃないか、」
「やる様になったじゃないか!坊主!
あのソングマンを一瞬とは言え本気にさせるとは!凄まじい成長だ!」
あれから数分が経ち私が目覚めると二人にそう言われた、いやぁ行けたと思ったんだがなぁ
やっぱ強いわ、だけどいつか絶対勝つ!
「よし!今日の鍛錬は終わりだ!帰るぞ!」
そうして私達はギルドで飯を食べていた、
「それでエース、エンチャントの鎧はどんな感じ?」
リリアナがそう問い掛けてくる、忘れてた
私は立ち上がり鎧を見る、所々凹んでいるが
目覚めた直後と比べて明らかに凹みが減っていた
やったぜ!!!これでもう破産はしない!
金が減りまくって絶望する事もない!
まあ既に所持金はマイナスだけどな!!!
「よ、久しぶり」
そうして再び飯を食べていると
なんとクライスさんが話しかけて来たのだ!
最近見なかったけど帰って来たのか!
私は久しぶりですねと書いた、
「クライス!お前裁判中だって聞いたけど
もう終わったのか!」
「いや、裁判は進行中だ、むしろその事で話に来たんだ、」
何かあったのか?
クライスさんは深刻そうな顔で席に座る、
本当に何かあったのか?
「まずは何があったのか聞いてくれ。」
そう言ってクライスさんは語り出す
「俺はクルセンのとある大人な店に行ったんだ、
そこで俺は結婚して幸せになった筈だった
幼馴染と再開したんだ、」
クライスさんは少し辛そうだ。
「俺は驚愕したよ、、幼馴染に何でこんな所にいるんだって、、幼馴染の話によると数年前までは
幸せだった、がある時から婚約者の様子がおかしくなってしまってしまったらしい、
それでその婚約者はその日からギャンブルと借金を繰り返して幼馴染もそう言う店で働かないと
行けない程困窮していたんだ。」
クライスさんは怒りに震えていた
「それで俺はその婚約者と話したよ、だがそいつはもう薬のやり過ぎでロクに話も出来なかったんだ、だが結婚前に会った婚約者は薬なんてやらない良い奴だったのに、、、俺は何かおかしいと思って調査してみたんだよ、、、そしたら真っ黒さ!」
クライスさんは机を叩く
「ある日幼馴染がレスト家当主のデール•レストの
誘い断った後に婚約者はおかしくなりだしたそうだ、そして幼馴染が働いていた店はレスト家の紐付きだったんだ!」
おっふ
「それを知った俺は店に忍び込んだ、そしたら
何が有ったと思う?薬の売買記録と悪事の記録だ!
あのクソ店薬と借金で美人を堕としてクソレスト家に売り飛ばす中継地点だったんだ!
そして婚約者も幼馴染を手に入れる為に薬づけにされて借金まみれにして破滅させたんだ!」
爺ちゃんが頭を抱える
「そして俺はあの店を破壊して公にレスト家の
悪事を晒してやった!そして奴らはそれをもみ消しきれずにただの冒険者でしかない俺に貴族裁判を
仕掛けて来たんだ、そしてその裁判は首都で
行われるんだ、其処であんた達に協力を要請しに来たんだ、」
成程、とりあえずレスト家は滅ぼすとして
私は勿論協力すると書いた、
「おれも、俺も協力する!俺もレスト家だ!
あのクソ野郎許しておけない!俺も逃げるのは終わりだ!この命掛けてもあの三男坊をぶっ殺す!」
爺ちゃんは立ち上がりそう宣言した、
嗚呼!やってやろうぜ!
「俺も協力するぞ!既に全盛期は過ぎたが
老い先短いこの命!最後に輝かせてやろう!!」
「俺も暇だし協力するぜ、」
ガウスさんとソングマンがそう言う、
「僕も協力するよ!火力なら任せて!」
「ぼ、僕も行きます!そんな話聞いて黙っていられません!」
リリアナとカイル君がそう言う、そしてカリーさんも
「わ、私も協力します!」
そう言った、
「みんな、、、ありがとう!!!」
意見は纏まったな、さあ行くか!
レスト家を潰せば私の名も上がると言うもの
そうして全員準備をする為に解散したのだった
評議国首都編、開始かな?




