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3話 筋肉は神


爺ちゃんに森で扱かれる事早一年、

私は8歳になった、背も伸び大体140cmと平均より

デカくなって来た、最近は森に一人で行っても一時間は持つようになってきて化け物にも初めての訓練の時の狼人間くらいならビビるだけになって来た、そして魔法の鍛錬も欠かさず続けて遂に爺ちゃんから1等級魔法の

教科書を買って貰う事に成功した、

これを見て分かった事は水系の魔法は難易度が高いらしく素人では魔法で水を出すのに2年、早くて1年掛かる事が判明して私は水の魔法より習得難易度低い魔法を覚えて行く事にした、今は1等級魔法の点灯を習得しようと使用人さんと一緒に鍛錬している、この点灯と言う魔法は持続して光を出す魔法で

使用人が言うにはまず初心者は点灯を覚えるらしい、だが難易度の高い水魔法を2年位掛けてマスターした私にできない事は無く、約一分位点灯の魔法を使い続ける事に成功した、ちなみに爺ちゃんが言うには普通の魔法使いならだいたい三時間くらい使えるらしい、、、、道は凄く長いまあお陰で夜も点灯で照らして少しは本を読める、、それは兎も角このままのペースで行けば後一年位で教科書に載っている魔法も全部覚えられるだろう。


そして今日も森の鍛錬に行こうとしたら今日は森には行かないと爺ちゃんが書いた何でもそろそろ武器の練習を始めると書くのだ遅くね?、何でも爺ちゃんはまず武器に頼る前に逃げる事と知識を身に付けて欲しかったらしい、

それでも武器も無しに化け物と鬼ごっこさせるのは

流石にどうかと思うのそして私は爺ちゃんに連れられて普段家の老朽化で入れない区域の一番奥の部屋へ来た、その部屋にあったのは武器、武器、武器、武器と多種多様なホコリを被った武器たちだった、

なんでも2代位前の当主が武器の収集家だったらしーくここにあるだけで数十種類、更に地下にはもっとあるらしい、

私は爺ちゃんに地下にも行こうと書くと爺ちゃんは地下は倒壊していて何がいるか分からないからダメと書いた、そしてここにある武器を直感でコレと思った物を手に取ってみろと書いたそう言われた私は武器達を見回す、そしてコレだなと手に取ったのは大きい盾と槍だった、これだコレしか無いと私の浪漫は訴えかけてくる、その盾と槍は重くまだ私では片方を引きずるだけで限界だが私は絶対にコレを使いこなすと心の中に誓った一方爺ちゃんは私が盾と槍を取ったのを見ると驚いた顔をしていた、

どうしたの?と書くと爺ちゃんはお前の父ちゃんも盾槍使いだったと書く

まじか、、こんな偶然もあるもんなんだね、中身は違うかも知れないけど親子だからかな?

まあそんなこんなで私達は部屋に盾槍を持ち帰り早速筋肉をを鍛える事にした、鍛えなければ盾も槍も同時に持てず振り回す事も出来ない、今の私に必要なのは脚力では無く筋肉だと悟った、それから私は魔法鍛錬の時間を削り兎に角鍛えた、使用人さんのお手伝いをし爺ちゃんの趣味の狩りの同行頻度を倍にし外で重たい石や盾を持ち上げた、だが私は気づいてしまった、筋肉が教えてくれたのかもしれない

今思えば私は爺ちゃんと使用人さん意外誰とも、会った事が無いのだ、そう、私は、



友が居ないのだ!!!!!!!


コレは大問題だ前世でも交流のある友達は一人しか居なかったがそれでも、だからこそ!第二の人生は

友達パラダイスを作りたいだ!

すっかり忘れていたわ、思い返せば私は近くの街どころか小さな村にすら言った事がない、何故今まで気づかなかったのかと憤りながら爺ちゃんの元に行き外の世界に行ってみたいと書くと爺ちゃんは森ならいいけど人のいる場所は絶対にダメ!!と書いたのだ、正直ショックを受けた、ここまでダメと言われたは早々ない、私は理由を聞くとお前は読み書きは出来るが話を聞けないし話せない、それに文字でしか会話出来ないのに同年代と遊んでもいじめられるだけだと爺ちゃんは書いた、言われてみれば確かにそうだ、私はこの世界の文字が分かれど言葉が分からない、どれだけ丁寧に教えられても自分の名前以外全く理解出来なかった、魔法などは最悪心で思うだけで使えるが人と会話など不可能だじゃあ私はこのまま山の民になるのかと書けば爺ちゃんは首を横に振った何でもこの国は障害者や戦争で重症を負った人でも不自由無く暮らせるように心の声を喋ってくれるネックレスや耳の代わりになる物、何なら介護用の自動人形なんてのもあるらしい、が街にしか売っておらずしかも心の声を喋っくれるような道具は金貨で最低50枚必要で最安値のやつは心の声を喋ると言うより感情を喋るらしい、だが家は貴族じゃ無いの?と書くと2年前に当主だった兄で私の祖父が呪殺されて以降無能の三男坊が当主を引き継いだものの政策は失敗続きでしかも領地の子供を集めて「教育」しているらしい、

確か三男坊ってロリコンて言われてたような、

、、、、あ、、、、

全てを察した私は爺ちゃんにじゃあ爺ちゃんが当主をやれば良いじゃんと書くだが爺ちゃんは悔しそうな顔で俺は若い頃に家に出て当主だった親父に破門されている、だけど兄が当主になってからはそれも無効にしてくれたが当主の兄が死んで政治の政の字も知らない俺は三男坊に追い落とされて、しかも兄の孫であるお前を「教育」しようとして思わず殴り飛ばしたがそれが不味かったのか前の家は追い出され何とかこのボロ屋敷をもぎ取ったのだと教えてくれた爺ちゃん顔は自分が情けないのか今にも泣き出しそうだ私は話題を早急に切り上げこの話は終わりにした


自部屋に帰り私は考える、

まさか日記で族に襲われた事は知っていたが当主の兄は死んでいたとは

、、、、、、、、、、、ん?

待てよ

じゃあ母さんは何で居ないんだ?当主が死んで母が居なくなったのは何故?爺ちゃんは母の指輪を持って帰って来て泣き崩れたあれは死んだからなのでは無いのか?母の死因は何だ?爺ちゃんは昔から母の事を聞くとはぐらかしていた、てっきり私は配慮してくれているのだと思っていたがもしかして母は父と同じく三男坊、またはその裏にいるかもしれない何かに殺されたのか?考えれば考えるほど分からないだが私はまだ8歳だ何も出来ない子供だ、、、

、、鍛えなければ、、、、

この件の真相を探せるだけの筋肉と魔法を鍛えなければ、何せ父も母もおそらくナニカに殺された、

今は爺ちゃんが守ってくれるが、後何年続くかも分からない以上今まで以上に鍛えよう、

そう私は心に決め眠りに着いた


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