35話 敵は味方?何を言ってる?
私は死を覚悟した、
赤色の脅威が目の前にいるのだ、奴は高そうな
赤いマントにかっこいい仮面を付けているが
あの時の声その物だ、ヤバいどうしよう、
たかだか一週間遊んだだけで来るの?
ホンマモンのバトラーなの?馬鹿なの死ぬの?
いや死にたくない!
私は脳をフル回転させる、多分コイツは
時を止めれるかも知れないしだ逃げれない、
それにあの時の圧は今でも覚えている、私だけなら兎に角赤色と戦えそうなガウスさんが何処に居るか分からない以上無理にでも話し合いをしよう
私がそう考えていると
「あれ?聞こえてるか?今は何もしていないぞ?」
私は黙って警戒し続ける、他の皆は私に気づいて
困惑の表情をしていた、あぁコイツらは知らんのか
だが何故かクライスさんが赤色に近づいて来たのだ
辞めろ、行くな!死ぬぞ!
「久しぶりだな、ソングマン!」
「おう!久しぶりだ、クライス!」
そう言って二人はハイタッチをした、、、え?、、
何コイツら仲良いの?
「紹介するよエース君、コイツはソングマン
此処一ヶ月の知り合いだが良い奴だぜ、
だから其処まで警戒しなくても良いぞ?」
コイツが友人?まさかクライスさんは敵なのか?
いや彼は一ヶ月のと言った、まさか私が
フロサンロセンにいる間にクルセンに来たのかのは
知っていたがもしかして帰らずにずっと居たのか?
「それでソングマンはエース君と知り合いなのか?」
「フロサンロセンで少しな」
少し?少しじゃねえだろ!ふざきんな!!!
私は赤色を睨み付ける、
「おいおいそう睨まないでくれよエースクン?
フロサンロセンではすまなかったな、
ついつい面白いのを見るとついはしゃいでしまったんだ、それに今回は寧ろ助けに来たんだぞ?」
助け?私は意味が分からない
「クライス、すまないがエースクンと二人で
話したいんだが良いか?」
「多分大丈夫だと思うぞ?」
「あんがとよ」
そうして私達は少し離れた路地に来た、
もしかしたら誘拐されるかも知れないな、
「さて、まあそう警戒するな、別にお前を殺す訳じゃ無いからさ、まあ少し聞いてくれ、」
そう言って赤色は更に喋り出す、
あの時の様な威圧感は無いが警戒は絶対に解かない
「俺は昔から強者と戦うのが好きでなぁ
だから前まで世界中を回って強者を戦っていたんだだが今日まで俺を超える強者は居なかった、だがお前に会いに行った後クルセンに帰る途中に
俺は閃いたんだ!」
そう言って赤色は興奮しだす、
「俺を超える強者が居ないなら作れば良い!
そう気づいたんだ!」
そう言って私を改めて見た、嫌な予感がしてきた
「エース!お前は俺が見た中で一番可能性が有った!それにお前には凄い欲望と強くなる理由が
ある!剛剣とも話を付けた!だからこれから
俺もお前を鍛えてやる!どうだ素晴らしいだろ!」
ナルホド、、、まあ鍛えてくれるならそれも
良いかも知れないな、、、後でガウスさんを
ブッ飛ばそう
それから私の地獄は始まった
モリニ、、カエリタイ、、、オデ、カエル、、
「どうした坊主!この程度でへばるな!」
「そうだぜエースクン!俺も一緒にやってるんだから頑張ろぜ!な?ほら後一周だ!」
「そうだぞエース!お前は爺ちゃんよりレベルが
高いんだから頑張れ!」
この三日間私は扱かれていた、しかも何故か爺ちゃんもいるし、使用人さんはどうしたんだよジジイ!
「使用人も勿論来ているぞ!会いたがって居たから今日来い!肉も有るぞ?」
まじか、じゃあ夜リリアナと行かなきゃ、
ってそんな事よりこれを何とかしてくれよ!
「馬鹿言うな我が孫よ、お前は子供の時から強くなりたいと言ってあったじゃ無いか!」
そうだけそさぁ!此処はクルセンのより東の森付近
私は今ガウスさんとソングマンと鬼ごっこをしていた、勿論子供がやる優しい物じゃなくて
本気の鬼ごっこだ、捕まったら強制バトルでこの世界の中でも上澄の人達とのガチンコバトルは
非常に辛い、何故ならガウスさんの大剣を止めながらソングマンの体術を捌くのだまあ捌ききれないけどな!心が折れそうだよ、、この人達強すぎでしょ
それに爺ちゃんも戦いたそうに見ているよ、、
これ以上増えたら僕死んじゃうよ、、
ちなみに最初はカイル君も居るけど毎回一時間で
ぶっ倒れるので今はリリアナに回復をしてもらっていた、だけど毎日必ず参加して少しずつ耐久時間が伸びてるからカイル君には尊敬の念を送っている、だが毎日朝から晩まで地獄の鍛錬、、、
モリニカエリタイヨ、、、唯一の救いは
カリーさんも一緒に来て応援してくれる事だ
しかも時々参加してくれる、まあ三十分持たないけどね、
「今日はここまで!よく耐えたな坊主!
昨日から力尽きる時間が十分も伸びてるぞ!」
「そうだぜエースクン!このまま行けば一年立たずにレベル100だぜ?ほら元気出せ!」
うぅ確かにこの鍛錬は強くなってる実感は有る
毎日倒れるまで戦い走り続け街で大量の飯を食べて
寝る!うーん健康的、なわけあるか、
たった三日だが中身は毎日ボス戦だ自由は無い、
まだ金は有るがロクな依頼すら行けない、
私はこのままじゃ老後の資金と家を買う資金が無くなっちゃうよ、、、私がそう書くとソングマンが
「お前金無いのか?フロサンロセンで大金貰ったって聞いたけどまあ確かに今後を考えるなら
そう考えて当然か?そうだな、、よし今日から
飯代は俺とガウスが払ってやろう!」
「おおう!それは良いな!坊主も若いから何かと
金を使うだろうからな!俺も金は余っている!
それと明後日は休みにしよう!」
そう言って二人はゲラゲラと笑った、
取り敢えず食費は解決か?まあ強くしてくれて
尚且つ飯代も出してくれるから文句も言えないけどな!
そうぼやきながら私達は帰るのだった




