32話 鑑定と分配と謎
あれから四日が経った、
今回は怪我の治りが早かったらしく既に退院していた、今私は鑑定屋に向かっていた、
生贄の廃洋館のボスドロップのこの長槍を
鑑定して貰うのだ、私の長槍はおそらく魔法の武器だ、何故なら見た目は唯の鉄の長槍なのに
何故か切れ味は最強だ、
「この路地の向こうだ少年」
だから私は何故か着いて来てくれたスリッドさんと
共に鑑定屋に向かっていた、
なんで着いて来たの?何か用事が?
「鑑定屋の店主は幼馴染でな久しぶりに会いに来たのだ」
成程、、、、え?私まだ紙に書いてないよ?
どゆこと?読心術?怖
「私は昔から言葉が分かる、」
成程、
そう驚いていると鑑定屋に辿り着いた、
私達は店に入ったのだった
「ん?いらっしゃい、お二人さんかい?」
「久しぶりだなチェン」
店の中は鑑定屋とは思えない程に綺麗な所だった
入って右には高そうな椅子があって左には
骨董品の入ったガラスケースが大量に有る、
ガラスケースとか初めて見たわ。
私が室内を見ているとスリッドさんが店主?
らしきおばさんと話している
おばさんは懐かしそうにスリッドさんを見てこう言った
「三年振りかい?ちょくちょく来てるのは聞いてたが全く来なかったねぇそれで?何しに来たんだい?」
「私はお前に会いに。この少年は鑑定だ」
「この汚れた鎧人が?カルート•サンドで
一発拾ったかい?」
私は軽く自己紹介した
「へぇ、アンタが噂の狂人エースかい、
私はチェン、鑑定屋さこの街じゃウチが最高だよ
確かアンタは初対面であの剛剣のガウスを殴り飛ばしておまけにレスト性を名乗っているとか言うあの、そう言えば最近数十の化け物の死骸を持って
街を彷徨いたとかも聞いたねぇ」
私の悪名は此処まで轟いているらしい、
そろそろ良い事をしないとヤバそうだ、
私は長槍を見せ鑑定を依頼した、
「鑑定かい?ダンジョン産の武器は一個金貨1枚だよ」
私は金貨を支払い鑑定をしてもらう
私は長槍を手渡した、するとチェンさんは
30cm程の杖を構えた、やっぱりファンタジーだな
「どれどれ、、、ほう?随分上等な槍だねぇ
其処の椅子で一時間待ちな、鑑定してやる」
そう言って長槍を持って店の奥に行った
私達は大人しく一時間程待った、
あの、どうしてスリッドさんは居てくれるの?
「私は暇だ少年」
成程、私は会話にならない会話をしていると
店の奥からチェンさんが戻って来てきた、
「終わったよ、ほら鑑定書」
私は長槍と鑑定書を貰った、
「詳しい事はそれで分かるよ、
だがコレは少々特殊でねぇ、口でも説明するよ。
まずこの長槍は単に切れ味が良いわけじゃ無い、
コレはダンジョン産の武器では珍しい切れ味が自動回復する優れものさ、更にコイツは武器自体の
破損修復魔法も付いている、更に更に
使用者のレベルに応じて魔力の補正もある
更に今時の杖に付いてる水晶を付ければ
杖にもなる、すごいねぇ、此処まで魔法戦士に
噛み合った武器は久しぶりさ、」
チェンさんはそう言う成程、だが全部書類で
分かる情報だ、一体何が特殊なんだ?
私はチェンさんに聞いた
「わからないんだよ」
え?どゆこと?鑑定失敗?
私は?と書くと
「まぁ私もこの道長いけどこんな事初めてさ、
鑑定は成功したさ、でも魔法効果の所に
意図的に隠されだ部分が有る、多分これの作者は
ナニカ有るんだろうね、隠された部分を見る方法は有るが、、、屋敷が買える値段だろうね、、
最低でも国中から集めないとわからないだろうね」
チェンさんは面白そうに言う、
しかし隠し効果か、、、良いね!最高だ、
効果が良い悪い関係無しに隠し要素は素晴らしい
私はチェンさんに感謝を書いてお辞儀して
店を出たのだった
そうして私達はレイルの街のギルドにやって来た
確かダンジョンに入るにはギルドの許可が
いるとか言っていたがクライスさんに
丸投げしていたのでギルドには初めて来た、
「お、ようやく来たか、おーい鎧の!」
席で何が食べていたブレドさんが呼んでくれた
ブレドさんは食事を終わらせて私達を個室に
案内してくれた、中に入ると皆んな揃っていた、
沢山の物が長い机に置いてあり
それを挟むように椅子があり双方ワイワイしていた
私達が入ると少し静かになる、なんかやだな
私はリリアナの隣に座った、そして話が始まった
「さて、じゃあ各々欲しい魔法の物を取ってくれ、」
見つけた物勝ちじゃ無いの?と私が書くと
「あ、」
え?
「そう言えばそうだったな、、、、んー、、
誰がどれ拾ったか覚えてるか?」
クライスさんはそう言って見回す、
だが皆んな覚えてないと各々言っている
このおっさん忘れてたな!まあええわ
私は机の鑑定書を見る、机の上には魔法の本三冊と
水晶入りの短剣と鎌、防具は脅威のビキニアーマー
と軽鎧の両肩部と鉄板らしき物が貼り付けられた
リュック一つだ、結構有るな、
ええと、どれどれ、、魔法の本は赤いのが7等級の
炎魔法で青いのは言わずもがな、
そして緑色は回復魔法らしい、まんまだね少し驚いたよ、そして水晶付きは魔法が使えるらしい。
それでビキニアーマーは魔法で薄い防御膜が全身に
張られる魔法が付いてる物で
軽鎧の両肩部位は純粋にダメージ軽減で
リュックは一定量質量を無視して入るらしい、
、、、成程、、リュックだけでも欲しいな、、
「じゃあこうしよう丁度八個有るから
四個ずつ分けよう、それで良いか?」
私は良いのか?と書く
「勿論さ、アンタらが居なければ中ボスすら
倒しきれなかったんだこれ位問題ないさ」
ク、クライスさん、、なんて良い人だ!
やっぱり冒険者のおっちゃんは良い人だらけだな!
私もいつかそんな人になりたい、
私達は三人で固まり話し合う
どれが欲しい?と書く
「うーん魔法の本も気になるけどやっぱり
リュックだよね、鑑定書的に馬車一つ分位運べるし、」
「僕もリュックが良いと思います、
エースさんが旅をする以上絶対に必要です。」
そうして私達がコソコソ話していると
クライスさんが
「あー、そう悩む事は無いぞ?
リュックは同じような物を持ってるからな、
それに他も全部使える物だから遠慮も要らんぞ?」
成程、、私は一つ質問した、その魔法の本は使うのか?と、クライスさんは
「いや、国に売り払う、カリーやスリッドに
習得させても変に狙われるだけだからな」
それから私達は話し合い結果
リュックと魔法本三冊を貰うと書いた。
「わかった他はうちが貰うが本当に良いのか?」
私は戦力強化に繋がるから問題無いと書く
リリアナは4等級以上の魔法の習得に積極的だ
最終的には全ての魔法を覚えたいらしい、
「おいおい、まさか習得する気か!?
アンタら狙われるぜ、それでも良いのか?」
リリアナは問題無いと言い私も敵は全て
薙ぎ払うと書いた、
「お前らが良いならそれで良いが、、死ぬなよ、」
その後私達は昼飯をたらふく食べて解散となった
まあ解散と言っても宿同じだけどね、
そう思い私はこの街特有の週刊雑誌カルート号を
購入し帰ろうとすると
「あ、あの!」
一緒に残って居てくれたカリーさんが話しかけてくる、私はどうしましたか?と書くとカリーさんは
「あ、明日一緒にこの街を回りませんか!?」
カリーさんはそう言う、私は勿論と書いて頭を
縦に振った、
「!あ、ありがとうございます!それじゃ!」
そう言ってカリーさんは走り出した、
?何が急用があったのかな、まあ良いか、
そう思い私は宿に買えるのだった




