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チート?ランサーが逝く!英雄伝説!  作者: 田中
ダンジョン攻略編
31/86

30話 カルート•サンド後編

私達は安全部屋で三十分ほど休んでいた、

魔法使い勢は魔力が回復するらしいポーションを

服用していた、

安全部屋はまるで前世のリビングみたいだ

壁の塗装が全て禿げてグレーな事以外は

前世のシェルターにも似ている、

やはりこの世界は一度滅びているのだろうか?

私は椅子に座りクライスさんに質問した

この先はどう言う感じかと


「この先はさっきとは違って下へ降りる階段があって其処を降ると横幅三人分位の通路と

大量の部屋があるそしてランダムに宝箱が

置いてある、カルート•サンドはシェルターと

言われるだけあって宝箱の中身も魔法の物や財宝以外にも食料品や謎の鉄の製品が入ってる。」


「そしてこのダンジョンは全体的に短い、

他の地下系ダンジョンに比べると

階層がたったの4階層までしか無い、俺達が今いるのは一階層と二階層の繋ぎ目の部屋だ、

このダンジョンは全て階層間に繋ぎ目の安全部屋が有るからゆっくりと行こう、」


クライスさんはそう言った、

私は地下系ダンジョンは普通どれ位長いのか

聞いてみた


「俺達は地下系ダンジョンは此処しか潜った事が

無いが大体十階層が普通で一番長くて

百階層まで有る巨大な物まで有るらしいぜ」


百階層、、どれ程のダンジョンなのだろうか

いつか行ってみたいな、

そんな感じで皆と喋っていると

クライスさんが立ち上がって皆に


「そろそろ行くか、皆!準備をしてくれ」


そう言われて私達は準備を終えて

安全部屋から出て階段を降りる、そして変わり映えの無い通路が再び広がっていた、

私達は歩き出す、今回ボスまで行く為に

道中の宝箱は有る程度無視して進んでいる、

本格的に宝箱を開けれられるのは四階層からだ、

それにダンジョンはボス部屋に近ければ近いほど

宝物良いらしくぶっちゃけ三階層未満の宝箱は

食料品しか入っていないらしい、


私達は特に何事も無く二階層を突破した、

いや本当に何も無かった、何なら罠どころか

化け物一匹すら居ないのだ、私は安全部屋で

クライスさんにこの異常事態を聞いた


「確かに道中化け物はカケラも居なかったな

恐らくそれは前の冒険者連中が始末したからだろうな、ダンジョンの化け物と宝箱は一定時間立たないと復活しないからな、此処は確か十時間位で復活するからそう警戒する事もないぞ?」


私はそう言われて安堵する、

そして三分位休憩した後私達は再び階段を降りて

三階層に挑むのだった、



私達は歩き続ける、やはり三階層も化け物一匹居ない、しかも先程とは違い宝箱は殆ど開けられていた

恐らく先にいる冒険者達が開けたのだろう、

そうして進んでいると薄暗い通路の奥から何かが

走ってくる音がした、私達は警戒して陣形を固めた

そして音が近づき見える程になるとそれは

怪我した冒険者達だったのだ!


「!あ、アンタ達冒険者か?!

丁度良かった、回復魔法の使える魔法使いは

居ないか!?仲間が重症でポーションも無くなっちまった!」


リーダーと思わしき中年の冒険者が

そう聞いてくる、クライスさんはリリアナに

回復魔法を使うよう指示した、

そして怪我人を通路に寝かせて治療を開始した、


「こう言う時は助け合いだろ?金はいい、

その代わりこの先の情報をくれ。」


「ありがとう!ありがとう!」


中年の冒険者はそう感謝をしていた、

お仲間の怪我は結構深刻だったが流石は魔法だ、

たった数分で傷が消えて行き完治してしまった、

やっぱり魔法ってチートだろ、

そうして私達は冒険者達と情報交換をして

先に進んだ、、助け合いね、良い言葉だ、

私も英雄となったら皆から助けられるのだろうか


冒険者達の情報によるとこの先は広い空間で

中ボスがいるらしい、そして中ボスは

大型の狼人間で両腕が異常にデカい化け物らしい

それを聞いて私は驚愕と喜びを覚えた!

情報を聞くに獄の森で戦った腕無しと同じ様な

化け物なのだろう、此処らへんの狼人間の化け物は

見た目だけで実際腕無しを超える強者は見た事がない、そう思い進んでいると一階層の時のような広い空間が広がっていた、そして地面は血だらけで

恐らくさっきの冒険者は此処で敗北したのだろう

そして空間の中心に狼人間は居た、

全長2m半は有るだろう巨大と腕無しと同じく

腕が変異していた、そして体の所々に

機械と思わしき鉄が見えている、だが腕無しみたいに体い鱗が有るわけでもない、

攻撃は通じるだろう、そして中ボスは私達を見た


「全員、アイツを倒すぞ!魔法使いは攻撃開始!

中衛とスリッドは後衛を守れ!

ブレドさんとロクサーナとエース君は遊撃だ!

隙を見て叩き込め!あのデカい腕に捕まるなよ!」


クライスさんは大声でそう言う、

皆了解!と言った、かっこいいな、私は言えないけど、そして戦闘が開始された、

最初の攻撃は何時も通りに魔法使い勢の攻撃だ

そしてブレドさんが左、ロクサーナさんが右、

私が中央に其々肉薄する、

そうしてブレドさんが一番早く接近して

中ボスの攻撃を軽々回避して足の健を切り裂く

そして中ボスは跪く、次に接近した私は勢いに任せて盾でタックルして中ボスの体制を大きく崩し

無防備になった腹に一撃叩き込む、

そして最後に接近したロクサーナさんはなんと

デカい棒を棒高跳びの様に使い跳んだのだ!

そしてトゲトゲの付いたデカい棒で

中ボスの頭をカチ割った、その後私達は下がり

魔法使いの第二次総攻撃が終わった後

再び接近してひたすら叩き込むのだった


「最高だ!初めて中ボスを倒せたぞ!」


クライスさんはそう喜ぶ

私達は安全部屋で各々休憩をしていた

結局中ボスは最初の三連攻撃から立て直せず

倒してしまった、まあ九人掛だったし当然か、



「しかし前はあんなに苦戦してたのに

こんなにあっさり倒せるとはね、、

正直驚いたわ、、」


サリーさんもそんな事を言う、

どうやら何時も中ボスで敗退していたらしい

でも俺達が居なくとも倒せそうな強さだ

私は疑問を書く


「い、何時もはエースさんの所にスリッドさんが

居て、追撃戦力が居なかったりしまして、、、

あ、あとリリアナさんの火力とエ、エースさんの

力が無いと火力不足で倒しきれませんでした、、、」


カリーはそう教えてくれた、確かにリリアナの

火力は最早理不尽の領域だ、しかも使っている

魔法は4等級で上はまだまだ有る、

勇者一行の一人、魔神カルートの戦闘で砂漠が

出来たと言われているがあれはマジなのかも知れない、


「ん?どうしたのエース?」


リリアナを見ていると話しかけて来た、

私は魔法ってチートだねと書いたすると

さっきまでロクサーナさんとじゃんけんしていた

ブレドさんが喋る


「確かにの、儂も冒険者人生長いが魔法使いは

火力が壊れておる、カリーですらまだ若いのに

たまに凄い火力をだすしのぉ」


「まあたしかにねぇ、体内の魔力量もあって

連射は出来ないけど火力はとんでもないね」


二人はそう言った、何気にブレドさんは

あまり喋らないので新鮮な気分だ、

私達はそれから充分休憩して、いよいよ

四階層に進むのだった、



流石ダンジョン最奥だ敵は大した事は無いが宝箱は

結構有る、話によると宝箱は帰りに取るらしいので

まだ我慢だ、金銀を持ち歩く訳にも行かないしね


「!マズイ化け物だ!罠はまだ解除仕切れて無いから離れられない!すまんが守ってくれ!

戦闘用意!」


クライスさんはそう叫ぶ、恐らくこのダンジョンに

遠距離攻撃をしてくる化け物は居ない、

魔法使い勢が一番前に出て攻撃を開始した、

だが化け物どもは物ともせずに接近してくる、

見れば鎧を着た狼人間が盾となってこちらに

接近している、


「罠の解除まで後一分!耐えてくれ!」


そして化け物が接近して来た所に魔法使い勢は

下がらせ、武器の射程が長い私と何故かスリッドさんが前に出た、いやアンタロクサーナさんの

棒よりも短い大剣じゃんと思っていたら

大剣の刃が縦に真っ二つに割れて

中から綺麗な水晶が出て来た、そして水晶が光り輝き、瞬間、前が見えなくなる程の光と、

アホみたいな爆音が鳴り響いた!

うるせえ!何が起こっている!

そして爆音が鳴り止み私は目を開けた、

其処には化け物が居た通路は横幅2m位だった

通路が5mに拡張されていた、


「スリッド、助かった、だけどソレを使う時は

せめて一言言ってくれ!」


「すまんリーダー」


私は何が起こったのかクライスさんに聞くと


「あぁそういえば言って無かったな、

スリッドは魔法戦士で大剣と魔法どっちも

行けるんだ、まあそれは兎も角助かった、

後、誰にも言うなよ?スリッド、消耗は?」


「問題無い、後三発は行ける」


「よし、じゃあいくか」


そう言って私達は進み始める、

スリッドさんがまさか魔法戦士だったとは

しかもあの音と火力、恐らく4等級以上だろう

この国じゃ4等級以上は狙われると爺ちゃんも

言っていた気がするし絶対に黙っておこう、


あの後何回か化け物との戦闘が有ったが

さっきみたいなピンチは無い、

そして通路の奥に明らかに雰囲気の違う扉が

其処には有った、恐らくボス部屋だ、


「全員!恐らくこれがボス部屋だ、持ち物の再確認と覚悟を決めろ」


クライスさんはそう言う、

そして各々が行動していた、

なんかアニメみたいでかっこいいな

一応私も鎧の各所を確認したり武器を確認した、

そうして全員覚悟が決まる


「それじゃぁ行こうか!」


そうして大きな扉を開けた、


其処は巨大な空間だった、

単純な広さならこのダンジョン一の広さだ

そしてその奥に巨大な狼人間が居た、

やはりな、ダンジョンは一番数が居たのが狼人間だ

生贄の廃洋館もだが雑魚の中で一番多い化け物の

上位互換がボスとなるのだろう、


その狼人間は巨大だ全長は恐らく5m近い

そして中ボスよりも腕が更に肥大化しており

体は腕無しよりも鎧の様な鱗が付いていた、

更に頭にはデカいツノが生えていて、

体の所々にダンジョン特有の機械が付いていた、

そしてボスはかなりの威圧感があった


「あ、あれが、ボス、、、」


威圧感で怯えたのだろう、カリーさんが

顔を青ざめながらそう呟く、


「やるぞ!全員!中ボスの時と同じだ!

だが奴の体は鎧の様に硬いだろう!

関節部位を狙え!決して欲張るな!

リリアナさん!カリー!スリッド!温存はしなくて良い!全力でぶちかませ!」


そんな声と共に戦闘が開始した、

クライスさんの声の通りリリアナ達は温存をせずに

魔法を撃つ、だがボスはスリッドさんの攻撃以外を

回避して、スリッドさんの攻撃すらも掠るだけだった、そして私達は突撃を開始した、

今回は私は右でロクサーナさんが中央だ

そして今回は同時に接近し攻撃をした、だが

ボスは凄まじい速度でロクサーナさんを吹き飛ばし

足技でブレドさんの攻撃が止まる、

そして両腕で私の盾に攻撃をして来たのだ!

私は攻撃を受けとめる、重い!だが止めれない程じゃ無い!、がボスは直ぐに攻撃を辞め足蹴りを

私に喰らわす、こいつ、、早いな、

私は避けきれずに被弾し2m程吹き飛ぶが

ブレドさんの再度攻撃もあって追撃されずに

立て直す、そして同じくらいにロクサーナさんも

立ち上がり双方睨み合う、


「クソ!なんてスピードじゃ!

老いた儂には避けきれん!リーダー!どうする!」


「爺さんでも避けきれんか、、、

サリー!前に出てブレドさんの盾になれ!

スリッド!回り込んで圧をかけろ!

魔法使い勢は攻撃を雷系に統一!感電させてやれ!」


指示無いけど了解!

そして雷魔法がボスに降り注ぐが、ボスは危険と

感じたのか私を無視してカリーさんに無理矢理

接近したのだ!

俺達は敵じゃ無いってか?それとも誘ってるのか?

私はスキル(全開放)を使用してカリーさんの前に入る、カリーさんは恐怖か足がすくんでいる

自力じゃ避けられないだろう、

私はボスの攻撃を受け止める、

だがその攻撃は凄まじい連撃で踏ん張っているのに

ジリジリと下がる、ぐぬぬ、なんとか耐えれば!

だがやはり誘っていたらしい、

ボスは一瞬攻撃を辞めてなんと私をその巨大な腕で

掴んできたのだ!衝撃で武器を落とす

そしてボスは私を掴むと私を地面激突させたり

壁にぶつけたりしながら走り回る、

味方は私がいるからか魔法は飛んでこず

更にボスは最速で移動しており、他のメンツも追いつけない、


「エース!!!」


そんな悲鳴みたいな声が聞こえる、

不味い意識が飛びかけてる、このまま死ぬのか?

いや、違う!

この私がダンジョンのボス程度で死ぬ?

そんな事あるか!私は生きる!

私は無理矢理筋肉で()()()から毒袋を取り出す、私の対応力を舐めるな!

この私に誉は無い!毒で苦しんで死ね!

こんな事も有ろうかと私は肩と足に毒袋を仕込んでいたのだ!最近使わなかったから忘れていた

私は数少ない習得魔法のライトを使用して目眩しをしてボスの顔に毒袋を投げつけた、ボスは思わず私を離し苦しむ、バカめ!その毒は森で拾った毒草に生物の毒とその他多数の究極毒だ!

私は体力を振り絞り苦しんでいるボスの腹に

一撃叩き込む私はボス咄嗟の反撃で吹き飛ばされるがボスは確実に弱った!


「エース!!今治すからね!!」


リリアナは陣形関係なく私の所に来て治療してくれた、戦いは終わっていない、

皆ボスを追撃しているがその硬い鱗で有効打を

出せていない、だがそんな状況では

カイル君とロクサーナさんの打撃武器が輝く!

なんとカイル君がボスに有効打を与えたのだ!

レベルの低いカイル君の攻撃が通じていると言う事はスキルが発動しているのだろうか?

まあ良い、私は武器を再び持ちボスに接近する!

ボスは最早毒から立ち直りつつある、

勝負は今だ!


「少年!私を踏み台にしろ!」


スリッドさんはそう言う、私は有り難く

踏み台にして跳ぶ、私が狙うは鱗が無い顔!

ボスも分かっているのか片腕で無理矢理攻撃する

だが甘い!そんな攻撃で私が喰らうか!

私は盾で巨大な腕を滑る、そして一番鋭い長槍を

ボスの頭に突き刺した、


ボスは私を全力で突き飛ばす


ボスは私を最後の力で殺そうと腕を伸ばすが


私には届かず


倒れたのだった


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