29話 カルート•サンド前編
私は街に帰ってから頑張っているカイル君に
三金の本を買ってあげた、
カルート•サンドにはカイル君も参加してもらおうと思っている、もしスキルがあった場合攻略が有利になるから本当は誕生日にあげようと思ってたが
今日あげちゃおう、そうして私達は宿屋で飯を食べ
部屋に着いてカイル君に三金の書をプレゼントした
「こ、これ本当に良いんですか!高いでしょうに
ありがとうございます!一生大事にします!」
カイル君は滅茶苦茶喜んでくれた!
思わず私もヘルムの中で微笑む、そしてカイル君に
本の使い方を教えてカイル君は自分のステータスを
見た途端凄く驚いていた私はステータス良いかと聞くと心良くOKしてくれたので早速確認した
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カイル • アルコ
総合レベル15
メイスレベル5
小盾レベル4
軽装レベル6
スキル
必殺スキル
なし
強化スキル
(強キ思イレベル1)
「説明」
特定条件で発動
スキルが発動すると全ステータスが20%向上
常時発動スキル
なし
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おお、何と言うか冒険者初めてまだ一ヶ月ちょっと
なのに凄いな強化スキルなんて完全に主人公だ
私の意味不明な常時スキルと交換して欲しい
私はカイル君の頭を撫でてダンジョンでもよろしくと書く
「え!僕もダンジョンに行って良いんですか!
ありがとうございます!
僕、沢山のお宝を見つけ出しますから!」
カイル君は本当に良い子だ、
私はカイル君に無理はするなと書いたのだった
そして2日後午前、
私達は予定通りにダンジョンへと向かっていた、
カルート•サンドは定期運行されてる馬車で大体
三日の距離がある、私達は気楽に向かった、
どうやらあのダンジョンはかなり人気で
クルセン以外からも結構人は来るらしいと
カリーさんが教えてくれた、
因みに馬車は結構大きくて我々三人組と
(五炎剣)以外にも冒険者がいるが何故か
此方を見ようとも話そうともしない、
一緒に入るかもしれないのに変な人達だな
それそうと私はクライスさんにカルート•サンドに
入った事はあるのかと書いた、
「勿論さボスは倒した事は無いが今回で4回目だ、何時も後一歩まで行くんだがな
だから今回アンタらと組んでカルート•サンドを
攻略してやろうと思ったのさ」
それなら安心だ
一応私は罠レベルを持っていて森育ちだが
ダンジョンのトラップなど分からない、
罠関連は完全に任せて私達は武力で道を切り開く
と二人と話は済んでいる、
そうして私達は会話をしながらカルート•サンドへ
向かった
次の日の真昼、
私は外を見ていた、この馬車は屋根なんて物は無い
そしてずっと平原が広がっていたが
前を見ると不自然に地形が変わっていた、
そう、砂漠だ、名前はカルト砂漠、まんまですね
地図を見ると広大な平原な真ん中に
まん丸と砂漠が有る、これは今から1000年前
当時カルト砂漠は全て平原だったが
勇者一行の一人魔神カルートが平原のど真ん中に
あったとされる古代都市レイルコーンでドラゴンと
との死闘の末レイルコーンは滅亡し
カルート•サンドが出来たと言うそして古代都市の
残骸が長い年月を掛けて殆どが消え唯一残った
避難シェルターがダンジョンになったと
言われている
そんな歴史ある砂漠に今足を踏み入れたのだ
ワクワクが止まらない!
私は今までまともなダンジョンに行った事が無い
と言っても一つしか行った事無いけどね
そして砂漠に入って僅か三時間私達は
カルート•サンドを囲む様に出来た都市が見えた
私はてっきりダンジョンだけだと思っていたが
人気のダンジョンだとこう言う都市が出来るらしい
そして都市に到着しクライスさんがこう言った
「ようこそ!夢と砂の街レイルへ!」
私達は宿を取った、
ダンジョンに入るのは明日からで今日は
旅の疲れを癒す為に休みだ、
地味に馬車での移動は疲れるのだ、
私は現地の料理を食べ明日へと備えるのだった
(次の日)
私達はカルート•サンドの前に来た、
私は驚愕した、それはダンジョンの名前がサンド
なのに見た目がモロ鉄の階段付きの大穴、
しかもネジみたいのがしっかりと付いている
この世界ってもしかしたら核戦争とかで滅んだ
後の未来なのかもしれない、
そう思いながら大穴階段を降るのだった
「注意しろ、ここからはトラップも有る、
トラップを見分けられる俺とスリッドから前には
指示が有るまで出るな」
クライスさんは真剣な声でそう言った、
そうか、何だか実感が無いがダンジョンに来ているのだ貧弱な私達は罠一つで大怪我をするかもしれない、慎重に今回の総指揮者のクライスさんの
命令は絶対に聞こう、
私達はダンジョンを進む、
カルート•サンドに入って早く二十分、
ただひたすら通路を進んでいた、
今の所ダンジョンの中とは思えない程
綺麗で中世の世界か分からない位鉄の壁だ
そしてトラップは思ったより少ない、
今の所見つかったのは五、六個でしかも
今の所化け物は出てない、
そう思いながら進んでいると少し広い通路に出た
そして真ん中に化け物が大量に居た、
それは通常の犬や狼人間みたいな化け物に
機械?らしき物が付いている、
やっぱりこの世界一回滅亡してるんじゃね?
「さあ本番だ!皆、やるぞ!」
そうして私達は武器を構える
今回の布陣はしっかりと事前に決めてあり
私とスリッドさんとブレドさんが前衛で
サリーさんとカイル君が左右を警戒する中衛
カリーさんとリリアナとクライスさんが後衛
そして後方警戒がロクサーナさんだ
まさに鉄壁の布陣、そうして戦闘が開始された
まずリリアナとカリーさんが初手魔法をぶっ放した
化け物は狼人間が22体、犬が14体だ
多くね?私達の前に冒険者が入って行った筈だけど
全員死んだのか?
いかんいかん油断はいけない!
そして前を見ると遅めに化け物が接近していた
遅い、生贄の廃洋館や獄の森と比べ遅い
とっとと倒したいがソロでも無い以上じっくり待つ
そしてようやく私の長槍が届く範囲にやって来たのだ!、私は槍で化け物を突く、
一回の突きで2体位が倒せる、
これは良い今まで長槍を切れ味の良い槍位にしか
思って居なかったが私は評価を改めた。
そうして何事も無く殲滅し私達は進んだ
「この先に安全部屋が有る、後少しだ」
クライスさんはそう言う私は対して疲れてはいないな化け物の物量は凄くて皆戦っていた、
カイル君やカリーさんなんかはヘトヘトだ
そう言えば魔法使いは体内の魔臓内の魔力が
少なくなると疲れるんだった、
一応たまに本を読む為魔法を使っていたが
忘れていた、
我々は安全部屋に辿り着いた
この部屋はダンジョン内で唯一化け物が湧かない
部屋で原理は不明だ、そんな部屋で
私達は少し休むのだった、、、




