17話 不穏な影
突然だが今日私は休む事にした
理由は無い
ガウスさんには聞きたいこともあるが
爺さんに会うとまたダンジョンに行きそうなので
辞めた
そうして私は今街をぶらついている
言葉が分からなかった頃はギルド意外に
外出は一切しておらず出た所でリリアナが
居なければ何も出来ない一般無能であった私は
初めて一人で街に繰り出している
この街は評議国の最東端で最大の街で有り
更に東には街も村も何も無い、皆んな大好き
獄の森が有るだけだ、その為様々な武具店があり
私は今日鎧を見に来ていた
突然だが私は依頼に行く時の装備は何だと思う?
全身鎧?それとも軽装?
答えは何も着ていないだ
頭のヘルム以外何も装備は無い、
言葉が聞こえるようになってから私は
ギルドの中で何と言われているか分かるか?
変態だよ、デカい盾と槍を持って初日に
酔っ払いの爺さんを殴り倒し
更には頭だけ鎧を来ているのだ、いつも、
側から見れば完全にやべー奴であり
冒険者ギルドで他の冒険者にそんな格好を
している奴は居ない!
だから私は今日武具屋に来ているのだ
私の狙いはこのヘルムに合う鎧だ
鎧は重いがわたしが鍛えれば問題ない今は
見た目の方が重要だ、
ちなみに金は無いのでリリアナに土下座して
借りました、そう思いながら私は店に
入った、
ヒソヒソ
ヒソヒソ
「あれって噂の」
「そうだよな、剛剣のガウスを殴り飛ばした、」
「でも何で此処に?奴はいつも装備なんて
着ないじゃないか」
なんか言われている気がする
まあ当然か
私は飾ってある鎧を見る
何とか買えそうな軽鎧が沢山ある
本当はあの時のボス見たいな重鎧が良いが
流石に動けなくなりそうなので今は
軽そうな鎧を見ていると
「あ、あの何かお探しでしょうか?」
振り向くと店員だと思われる
小柄な男が立っていた
私は予算金貨30枚で頭以外の軽鎧を
探していますと書くと
「なるほど、ですがお客様の強さですと
あちらの方が良いですよ、後当店は分割払いも
有りますのでじっくりお決めください」
そう言われ奥のコーナーに案内してくれた
其処はなんか全体的に高そうな見た目をしている
別に金ピカとかそんな訳じゃ無いが
何が鎧の情報量が多い、なんかヤバそう
私は値札を見る、、、!金貨80枚、高い!
なんか全体的にすげー高い
金貨200枚とか普通にある、だが今の私の稼ぎなら
ぎり行けない事も無い
あーだこーだ考えながら私は見つけてしまった
これだ、これしかない、
その鎧は素晴らしかった
アニメに出てくるような主人公鎧と終盤のモブ鎧を
組み合わせたような完璧な見た目だ
それは肩から腕までフルプレートで
しかも足もそうだ、そして胴体もフルプレートで
程よく胸あたりがカクカク突き出ている
そして何よりこの明らかに重鎧が軽鎧として
置かれている事だ、私はさっきの店員に
この素晴らしい鎧について聞いた
「あぁこちらの鎧ですか!
これは私が作った鎧で全体の重量は重鎧より少し
下なだけですが動きは軽装と変わらずに
動かせます!そして何よりこのデザイン!
これを作るために何ヶ月絵を書き続けたか、、、
お客さん目が良いですね!
これは見た目だけじゃなく性能よくて
重鎧と軽鎧の中間の性能をしています!重量も
筋肉さえあれば完璧に動かせます!」
どうやらこの人が作ったらしい
これから世話になりそうだ
だが一つ問題がある、そう値段だ
お値段何と金貨220枚、高いよ!
私は早速値下げ交渉に入った、こんなに素晴らしい
物は直ぐに売り切れてしまうだろう
絶対に今、手に入れなくては
「ね、値下げですか?
すみませんこちらは既に値下げ済みの鎧でして、」
私はショックを受けた、確かによく見れば
値札は何枚も重ねられている
私はどうすれば良いかと悩んでいると
「ならこう言うのはどうですか?
私はまだ見習いで知名度が余り無くてですね、、
この鎧は半額にしますので
貴方には私の作った装備を宣伝しては
頂けませんか?」
素晴らしい提案だ、
ちなみに他に何を作っているのか聞いてみると
私がいつか買おうと思っていた武器や防具を
指していた
、え、、、一生お世話になろうかな
私は彼に握手をして分割払いで買います
宣伝もしますと書いた
彼は
「!!!あ、ありがとうございます!
僕の名前はライル、ライル • ダルバと言います!
これからよろしくお願いします!」
私達は熱い握手をした
そして鎧を八回払いで購入して私はウキウキで
帰るのだった、ちなみに鎧は長く置かれていたため
不備がないか確認して後日貰いに行くと約束した
そんな帰り道
「お前がエース • レストだな?」
如何にも怪しい見た目の人に話しかけられた
後ろには同じ見た目のが三人いる
私はそうだと答えると
「そうか、、では死んでもらう」
おいおい此処は大通りだぞこんな場所で
、、ん?、何故か周りには人が居ない
何かの魔法か?
そう考える間も無く四人組は襲いかかってきた
私はそれを普通に避ける
敵は双剣持ちが二人、謎の玉?持ちが一人
クロスボウ持ちが一人だ、クロスボウなんて
この世界に有ったのか、
取り敢えず、クロスボウからやろう
幸いコイツらの動きは遅い、
私は攻撃を避けクロスボウ持ちの顔を
思い切り殴った、そうするとクロスボウ持ちは
吹っ飛んで頭から壁にぶつけた、
、あれ、もしかして殺っちゃた?
まあ良いか化け物も人間も私の邪魔である事には
変わらない、私は玉持ちを警戒しつつ
近くの屋台の柱をもぎ取る
敵はそれに驚くと一斉に攻撃を開始した
私は接近してくる片方の双剣持ちを
柱で殴る、双剣持ちは避けきれずに
足に攻撃を受ける、私は追撃し
双剣持ちの胸を叩いた、その攻撃に耐えきれずに
気絶した、後二人私は敵を見る、
だが敵の判断は早かった、玉持ちが地面に何かを
投げ付けると煙幕が発生し、
気づくと奴らは消えていた、
これは幻覚か?私はそう思ったが
もぎ取られた柱と、少し削れた壁、そして血痕は
残っていた、私は取り敢えず宿屋に帰る
此処に居続ければ何を言われるか分からない
私は宿屋に帰るのだった




