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14話 我が前に倒れよ!私が筋肉だ!

私はここ数日すこぶる機嫌が良い。

何せ私が生まれてこの方十五年、今までは全ての話し声が雑音にしか聞こえなかったが今は違う!

私は全ての人の声を聞く事が出来るようになったのだ!

そして一人でギルドにやってきた、

私は今までリリアナが居なければ街すら歩けなかったが今は違う!話は出来んが会話は出来る!そう思いながら私は掲示板を見る。

今日はなんか依頼がやけに多いな、取り敢えず農村を襲った化け物の討伐依頼を受けようと依頼書を持って受付に向かう。

そういえば私は受付さんの名前を知らない。

それどころかギルドに居る冒険者の名前を誰一人知らない、まぁパーティーを組んで依頼を達成する事があんまり無いから仕方がないんだけどね。

そう思いながら受付前に行くた私が書く前に受付さんが話しかけてきた。


「こんにちはエースさん、今日も依頼にいくんですか?」


私は頷く


「そうですか、そういえばエースさんはアリーナの登録はしていましたっけ?」


私はまた頷く


「そうでしたか!では明日クルセンのアリーナが

闘技大会を行いますがそちらには参加しますか?」


私は闘技大会とは何か?と書くと受付さんは


「アリーナの闘技大会は一般で行われている大会と違い賞金などは出ません、が倒した冒険者の強さに応じてアリーナランクが上がります、大会のルールは単純で参加者全員が戦い最後に立っていた人が優勝します!

それに賞金は出ませんが貴族や有力者、運がいい時は上位ランカーが見に来ることもあるので実力を示せば声が掛かるかもしれません!」


彼女?は興奮した顔で教えてくれた。確かに金より権力者に近付けば色々と美味しい蜜が吸えるかもしれない、だが私はそんな物に興味は無いが強者がいるかもしれないと言うのは非常に面白い、私の実力が人間相手にどれ程通用するか試す良いチャンスだろう。

私は受付さんに大会に出ると書いた、


「分かりました!非常に楽しみです!

後クルセンのアリーナは出場者に賭けることが

出来ますのでもし誰かに賭けたい場合いつでも

言ってくださいね!」


この子本当に元気だねアリーナ話する前はこんなテンションじゃ無かったんだけどやっぱ中世の人は血が好きだったのだろうか?


あ、依頼はちゃんと受けましたよ?その日のうちにクリアもしました。


(次の日)


私はアリーナに来ていた、このアリーナは想像とは

違っていた、何せギルドの屋内で行われているのだから!

いやーびっくりした、まさかアリーナって言うから

てっきり闘技場見たいな屋外と思っていたが

まさかのいつも皆が掲示板を見たり

酒を飲んだりしている机や椅子をどけて場所を

作るとは、この私の目を持っても見抜けなかった。

しかも受付さん達や実況の人達?はいつものカウンターに堂々と座っている、

流れ弾とか怖く無いのかな、そんな事を考えて

いるとアナウンス(デカい声)が聞こえてきた


「皆様お集まりありがとうございます!

ではクルセンアリーナ闘技大会のルールを

説明します!まず武器に関してはこちらが用意した否殺傷武器をご使用ください!武器は酒場の端に

置いてあります、次に戦いについて!

まず毒の使用を禁止します!当然ですね。

次に魔法の使用を禁止します!魔法大会は三ヶ月後です!

そして最後に今回は最初から参加者全員で戦闘を行い最後に立った二名が休憩の後タイマンで戦います!不満がある方やルールを守らない方は私が

ぶちのめすのでどうか守って下さい」


そう白い鎧装備の実況の人が言った、

なんか最後の方おかしかったが喋ってた人はフル装備だったのでマジなんだろう。

私はそう思いながら端に置いてある刃が潰された槍と盾をとった、そして待機しているとこの前殴り飛ばしたおっちゃんが私に話しかけてきた



「お前も来ていたのかクソガキ!」


私は少し怒りを覚えながら頷く


「今回は俺が優勝させて貰う!

お前にぶちのめされてから俺は鍛え直ししたんだ!こんなんでも鬼級の端くれ、今日の大会でリベンジ

させてもらおう!」


おっちゃんがそう言うと私に拳を突き出す

なんか凄い元気そうで良かった

しかしこのおっちゃん鬼級だったの?

だから周りより強そうな雰囲気を出してたのか、

そう考えていると実況の人がカウントダウンをし始めた、もう始まるらしい、

私は周囲を見渡す、私は狙われているのかもしれない。私に視線が多い気がする


まあ


「3!」


「2!」


どうでもいいか


「1!」


ゼロ

そう言った途端、私に十二人の冒険者が

包囲を組んで襲いかかってきた、

私は盾を構え一番包囲が薄い場所に突撃し

盾と冒険者がぶつかる

すると冒険者は突き飛ばされ壁に打ち付けられた。


これで一人


私は直ぐに旋回し他の冒険者の攻撃を耐える

そして少し下がり槍を構え前衛の盾持ちに

叩きつけるように槍を振るう、

盾持ちは私の槍を耐えきれず横にいたもう一人と

一緒に投げ飛ばされた


これで三人


私は透かさず突撃し盾持ちが消えた前衛に

斬り込む、私は敵の中央で回転切りを行い

周りにいた残りの冒険者全員を吹き飛ばし

ダウンした、

この間僅か11秒である

雑魚を片付けた私は周りを見渡す。

するとあのおっちゃん以外が倒れていたのだ!

どうやらおっちゃんが鬼級と言うのは本当らしい

おっちゃんは笑いながら私に言う


「俺の方が5秒早い。」


!!!!マジか、確かにこちらを見ていたが

他の冒険者は二十人位居たはずだ

この人強そうじゃなくて強い!

私はワクワクしながら休憩を取るのだった

休憩中リリアナが話しかけてくれた


「やっぱり君は凄いね!でもあのおじさんも

相当強いね。」


私は同意する


「聞いた話じゃなんでもあのおじさんは昔からクルセン最強と言われているらしくて何でも若い頃は

貴族や訳ありと冒険者をしていたらしいよ。

君も十分気を付けてね、あのおじさんは歴戦冒険者だよ、それじゃ頑張ってね!応援してるよ!」


そうリリアナ言って客席に戻って行った。

まじか、あのおっちゃん最強だったのか、じゃああの時はだいぶ酔っていたってこと?

それにもしかしたら爺ちゃんの知り合いかもしれない、爺ちゃんは昔冒険者をやっていたと書いてたし

そう考えている内に休憩時間が終了し私は再び立ち上がり舞台に立つ見るとおっちゃんは既に立っていた、そして話しかけてくる


「この時を待っていたぞ!エースとか言うの!」


私も大きく頷きおっちゃんに名前を教えてくれないかと書いた。


「ん?わしの名前か?ガウス、

ガウス • アルトマンじゃよろしくなクソガキ!」


私もよろしくお願いしますと書く。

戦いが始まろうとしていた、私達は武器を構える、私は槍と盾をガウスさんは大剣を其々構え睨み合う


「それでは最終試合、開始!」


私達は同じタイミングで動いた、ガウスさんは大剣を後ろに構え走る

私も盾を構えて走るそして両者が激突すると両者の間で衝撃波が襲ったのだ!


「おぉ!良い腕力だクソガキ!」


ぐぅ!ここまで重い攻撃は初めてだ!

私は何とか耐えるだがガウスは直ぐに剣を下げ

私ごと盾を蹴り飛ばす!

私は何とか耐えて再びガウスさんを見る、

だがそこに奴は居ない、どこだ?!!!上だ!

そこには両手で大剣を構えニコニコ顔のガウスさんが居た、私は咄嗟に攻撃を避けお返しに槍で攻撃する、だが当然の様に全ていなし後ろに飛んだ


「クソガキ!やるじゃ無いか!

今の攻撃を対応出来る奴は少ない!誇っていいぞ!

だがこれからだ!いくぞ!」


そうガウスさんが言うと大剣を構え突撃してくる、

あれを真正面からまた受ければ私は敗北するだろう、だから私から動く!

ガウスさんが接近し大剣を横に振るう、

その速度はぎり目で追えるほどの速さで私の盾を切り払った!、ここだ!

私は盾を飛ばされる瞬間に盾を踏み台にして

高く飛んだ!

ガウスさんは今の攻撃で大剣を振り抜いている

ここだここしか無い!私はそう考えて

ガウスに槍を突き立てる、だが


「甘い!!」


ガウスさんは大剣から手を離し拳で迎撃してきたのだ!

私は攻撃に失敗したがそれでも諦めずに今度は

下から槍を突き刺すがガウスさんには届かず寧ろその拳で私を殴り飛ばされる。

だが飛ばした先は盾の前だったガウスはニヤリと笑う。この私に挑発してるのか?

私は怒りで突撃しそうになるが何とか踏み止まりガウスさんを観察する。

奴に隙が全くない、流石はクルセン最強と言われるだけある、だが私は世界最強になるのだ、

こんなジジイに負けるわけには行かない!

私は盾を構え再び突撃する


「勇敢だなクソガキ!良いぞ、来い!」


ガウスさんは笑いながら大剣を構える。

そしてガウスさんが攻撃しようと大剣を振った瞬間

私は盾を強引に石の地面に突き刺し盾で石を

掻き出した!そしてガウスさんに石を飛ばしたのだ!

結局最後は筋肉が勝つ!

それが私の結論だ!

ガウスさんは驚いて拳で石を払い一瞬隙が出来る。

そこに私は槍で攻撃する様に見せかけ槍を捨て殴った!

私の全力の拳はガウスさんに直撃し思わずガウスさんは武器を落とす、さあ追撃だ!

だが流石最強、直ぐに立て直しガウスさんは豪快に笑いながら拳を構えたどうやら同じ考えらしい、いくぞ!


私達は殴り合う、もはや回避すらせずに

お互い倒れるまで殴り合う

そして私は殴り合いの末気絶するのだった








••••う••うぅ•••ここは?


私は目を覚ます

ここは?おっちゃんとの戦いは?

私がそう考えているとリリアナが入ってきた

リリアナは少し悲しそうだ私はリリアナに尋ねる、戦いの勝者は?と彼はこう答えた


「君の負けだよ」


私は一人納得する

そうか、ガウスさんの勝利••••••••••••••••••••••

初めて爺ちゃん以外に戦いで負けたかもしれない

私は悔しさと一緒に高揚感を覚える


そうか負けたか、

アハハハハハハハハ!!!!

いいね!

また目標が増えたよ!


私が一人笑い出すとリリアナは心配そうにする


「だ、大丈夫?」


私は大丈夫、また新たに目標が出来たと笑顔で

書いたのだった


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