13話 討伐.
あれから三日が経った
冒険者と言うのはすごく儲かる
受けた依頼は三個か四個なのに私の貯金は38金貨も
も貯まっていた。このペースで行けば早くて二日で
耳の魔道具を買えてしまいそうだ
私は少しでも多く稼ぐ為に節約生活を送っていた
そして今日もギルドに向かい依頼を見る
まぁそんなヤバい依頼は受けないし
受けれない為私達はゆっくりと掲示板を見ている
そして良い依頼を見つけた
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依頼者 商人組合
クルセン近くの貿易ルートに多数の化け物が出現し
多数の被害を受けた、これを重く見た商人組合は多数の冒険者にルート上の化け物の排除を依頼する
尚この依頼は多数の冒険者に依頼する為
報酬は歩合制で化け物一体に金貨一枚の報酬を出します
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素晴らしい依頼だ私達は直ぐにこの依頼受けて
早速冒険者の集合地点に着いた。
集合地点は馬車が二、三台並んでも通れる大きめの道だ。
そこには十人程の冒険者がいてこの前の
おっちゃんも居た、あ、こっちに気づいたな
直ぐに顔を背けられた、解せぬ
そうして待っているとキラキラした服を着ている
いかにも偉そうな爺さんが馬車に乗ってやってきた。そして何か言っている
それを聞いてる冒険者の一部が少し怒って
いるので何かあるのだろう、そして我々は
馬車に揺られ目的の貿易ルートに向かっている
そして視線が凄い、勿論私では無く
リリアナだがリリアナは可愛いので街でも
視線が凄い、同時にいつも近くにいる私は
凄い睨み付けられている、解せぬ。
まあリリアナはスキンシップが凄いからね。
今も私の肩に頭を乗せている、こいつ絶対分かってやってるだろ、それにお前は男だろうが。
そう考えていると馬車が止まった
一緒に乗っていた別の商人が何か言っている
冒険者達が馬車から降りていく
どうやら到着の様だ、我々は大きな道を暫く歩いた
そして道のど真ん中で商人はお辞儀をして馬車に
戻って行った、ここから先は我々のみで
行けと言う事らしい、
それで我々が歩き出そうとした瞬間、
地面から赤黒いモグラみたいな化け物が冒険者の真下から出てきたのだ!
その攻撃に一人冒険者が負傷し皆一斉に武器を構える、そしてモグラが頭に付いた花みたいなヒラヒラから音を出すと道の奥から次々と化け物がこちらに向かってくる。それは数十どころじゃない軽く百体の狼人間の化け物が歩いてきている
更にほんの少しだが地面も揺れている
恐らくさっきのモグラみたいな化け物が
沢山いるのだろう、そして冒険者と化け物の
戦いが始まった、
それから十分が経った。
数が減らない!
私は最初こそ歩合制だと言う事で周りなど
リリアナ以外気にしなかったが時間が経つにつれてそうも言ってられなくなってきた、化け物が兎に角多すぎるのだ!
こちらは私達含めたったの十二人、
化け物は百体、いやそれ以上いるかもしれない、しかも常に地面から音がして地面からの攻撃も気にしないと行けないので非常に面倒くさい。
そう考えているとリリアナが大声で叫びながら手で合図を出した。
どうやら今まで消耗を嫌がって広範囲攻撃魔法を使って居なかったがリリアナも面倒くさくなってきたらしい、
私は全体を見ながら敵を集める、
奴らに知性は無い、後ろから少し切り付けるだけで
こちらを見て怒りを露わにしこちらを攻撃してくる。
そして他の冒険者達も作戦を聞いたのか地面からの攻撃を避けれる位の範囲に集まっている。
そして冒険者達が下がり私が掻き回したお陰で
化け物共は私に攻撃を集中してくる
そして私は盾をリリアナ方面の地面に突き刺し、叫んだ!
それを聞いたリリアナは4等級の
炎系広範囲殲滅魔法を化け物に放つ!
私に気取られていた化け物は避ける事が出来ずに
殆どが焼き尽くされる、
リリアナの火力は最強なので私も少し焼けたが
近くいた狼人間は丸焦げになった
冒険者達はリリアナに賞賛?を送っていた
だがリリアナはそれに見向きもせずに
私の方に来て回復魔法を使ってくれた、やったぜ
だがおかしい
狼人間が全滅してからモグラからの攻撃がパタリと
止んだ、しかも揺れていた地面が
収まったからモグラは撤退したのだろう
普通化け物に撤退の二文字は無い、しかも複数で
襲いかかってきたのだ絶対に全部は逃げない
私達はとりあえず警戒しながら
討伐の証拠に狼人間の部位を持ってとっとと馬車に戻って帰るのだった、
そしてギルドで多額の報酬が支払われた
今回倒した化け物は合計百六体で莫大な金が
冒険者達に分配された、
まず五人組の冒険者チームが金貨10枚、
四人組の冒険者チームが金貨12枚、
そして一人で参加していた冒険者は金貨3枚、
私は21枚、
そして最後リリアナに金貨60枚が出された
うーんやっぱりリリアナってチーターじゃね?
一人だけ報酬六割とか、魔法強すぎ!ナーフしろ!
まあそれは兎も角私は目標の金額に達成したから
耳の魔法の道具を帰るぞ!
後、依頼達成祝いはリリアナに奢って貰おう!
(次の日)
早速私達は魔道具を売っている店に来た
しっかしこの街は広いから探すのに苦労するかと
思ったらリリアナが既に人から場所を聞いてくれていた、本当にありがたい、
ちなみにリリアナは私が魔法の道具を買うのに
余り良い顔をしていない、いやなんで?
そんな事を考えていると魔法道具店に辿り着いた、そこはなんと言うか少し古そうな一軒家だ、そう思いながら私達は店に入る、
そこは滅茶苦茶雰囲気の良い場所で
何故か安心する、中には店員さんの男女がいて
椅子に座ってクッソ楽しそうに会話をしていた
何言っているか分からないが凄く幸せそうだ。
うーんこれがリア充って奴か•••まあ美男美女だし良いか。
二人は入ってきた私達に気づくと会話を中断してこちらに何か言った、そしてリリアナが二人と話す、
暫く話していると男の方が私にこんにちは!
と書いてきた私は驚き咄嗟に挨拶に頭を下げると男は私に耳の魔法の道具がある場所に案内してくれた、
そこには色んな道具が置かれていた、
前世のヘッドホンの様な物からヘルメット型やイヤホン型まで沢山だ、私は道具達を見るこれから普段付けている物になるだろうから出来ればかっこいい物を買いたい、そうして私は悩みに悩み抜いて決めた、この騎士が付けてそうな奴•••クローズヘルムだっけ?これにしよう!
お値段は何と金貨61枚、他のと比べても
結構高い、その理由は話が理解出来るようになるだけでは無く他にも魔法の効果が付与されていて
このヘルムは魔法耐性と物理耐性がそれぞれ10%
もあり値段もギリ買えるからと
私は皆に書き購入しようとしたがそれは叶わなかった。
何故ならこう言う五感補助系の物を買うには病院も兼任している教会から診断書を貰わないと行けないらしい。
私は急いで教会に向かって医者兼神父に検査して
貰った、結果分かった事がある
どうやら私は脳の容量が少ないとの事、バカにしてる?
だがその分頭蓋骨が分厚いと神父さんは書いた
神父さんは私に診断書を渡すと
神のご加護をと祈ってくれた、
あの神父さん突然押しかけたのにめっちゃ
良い人だった、
そして店に戻り遂に私は五感補助の魔法のヘルムを
購入したのだ!
私は早速被り、リリアナの方を見る
「僕の声、聞こえる?」
!!!!!!!!、!!!!!!、!!!!!、!
!!!!!!!!
ぎごえるよ!
私が涙を流しながら頷くとリリアナ嬉しそうに
私に抱きついたのだった




