表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/37

ゆうちゃん

「みこちゃん、みこちゃん!昨日の投稿もすごくよかったよー!これからどうなるのか楽しみすぎて夜しか眠れない!」


「ふふ、ゆうちゃんたら」


ゆうちゃんは私の執筆活動を応援してくれている。


そして、一番のファンだと言ってくれている。


「みこちゃんの作品はね、見ていて安心できるんだ」


「そう?」


「うん。バッドエンドはあんまり書かないから、最終的に幸せになるってわかってると胸がざわざわする感じが少なくて個人的には好き」


「そっか」


あんまりストレスフルな作品を書くのは苦手だが、それを良い方に捉えてもらえているのなら良かった。


「ところで、みこちゃんは結局来年就活するの?」


「うん。事務職を目指そうと思うんだけど…」


「そっか、頑張って!」


「ちょっと不安だけど頑張るよ」


良いところに勤められるといいのだけど。


それと小説もあるから、副業オーケーな会社にしないとね。


「私も来年には大学受験だし、お互い忙しくなるね」


「お互い頑張ろうね」


「うん!」


これからは勉強時間を少しでも作らないと。


企業に内定をもらうためには頑張らないといけないから。


ネット小説の毎日投稿は厳しくなるかもしれない。


でも、眠る時間をこれ以上削ると大変だから小説の時間を削るしかない。


本命は小説なのに、ままならないものだなぁ。


「でも、小説は続けるよね?」


「もちろん!」


「うち、みこちゃんが社会人になっても一番のファンでい続けるからね!」


心強い味方、一番のファンが近くにいるのはありがたい。


今日も頑張って家事に勉強に、出来れば小説もこなせたらいいな。


「みこちゃん、ファイトー!」


「おー!」


そして今日もまたゆうちゃんのおかげで、一日を頑張ることが出来た。


ゆうちゃんはきっと、私にとってゆうちゃんがどれだけ必要な存在かわかってないんだろうな。


でも、それでいいや。


私のゆうちゃんへの依存がバレたら、引かれちゃいそうだからね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ