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夢幻の幻覚
足元は海だ。移り変わるあぜ道だ。冬だ秋だ春だ。時計の針がずれた世界で私は足の踏み場所を間違える。増えて腫れて移ろう世界を私は制御する事ができない。
チャンネルが違うんだ。後ろと明日を無くして
何にも触れられなくなったんだ。
音が聞こえる。海だ、リズムが聞こえる
トン、トン、トン、ツー 心と体のリズムが合わさっていく、、、
ぞっとする。混乱する。
私が私でないように足とてが繋がらなくてほろ苦くて甘くなく、夢幻とすべてが消える増える増える生える読めない調律が狂っていく
果てしなく現実が遠退いていく泡となって夢と消えろ
なんか、私は狂気のなかにいたのか
こんにちは。足の踏み場所を間違えた人間です。
人間時として意味もなく狂気の世界に飛ばされるもので、それは大層苦しい事と存じます。存外自分がおかしいと自覚できさえすれば意外と苦しくはなくなるもので、時間のあるときに狂気を吐き出す場所とは得がたいものです。では