じこりました
だらだら過ごす変化のない毎日。二流大学に入りはや三年。
今現在、俺は立派な引きこもりである。
高校時代はまだ自分でも頑張っていた方だと思う。
成績優秀というわけではないがそれなりの結果は出していたし運動だって平均並みにはできた。友達だってそれなりにはいた。だが大学に入ったとき問題児として有名な先輩に絡まれてから全ては変わった。
俺が目をつけられた理由は些細なことだった。目付きが生意気、ただそれだけで俺はいじめられた。初めは抵抗だってした。先生に注意してもらったり、人通りの多い道をできるだけ歩いたり、できるだけ外に出ないようにだってした。だが先輩はしつこく、俺と同じ学年である後輩を使ってまで俺をいじめに来た。
こうなったら誰だって引きこもるほかないだろう。
今は先輩も卒業し、いじめにあう心配なんてないのだが引きこもるのがくせになり今では好きなときに好きなだけ寝て、起きている間はラノベ&ゲーム三昧。今日もいつものように変化のないだらけた日常を過ごすはずだった……
「あー、もうカップ麺がねーや。まためんどいが買いたさなきゃなー」
俺はそうひとり呟きコンビニへと向かう。いつもの交差点で信号待ちをしていたときにそれは起きた、
「危ない、避けろ!」
焦るような声が後ろから聞こえ何事かと慌てて振り向くと……
「ドンッ‼」
大きな衝撃、目の端にうつるバス。
「そこは、トラックだろう……」
そんなどうでもいい考えを最後に俺は意識を失った
【世界を越えし者】、【???】を獲得しました
レベル不足により【???】を封印します
初投稿になります 多分ゆっくり更新になります