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どれだけのさみしさ

作者: Soraきた

どれだけ、あなたのさみしさを

分かってあげられるのでしょう

あなたが何も語らないとして


そんなことを思っていると

わたしもさみしくなってくる

あなたのそれよりも

どれくらいのものでしょうか

そう聞いたら

答えてくれますか

気が短いわけではないけれど

答えてはくれないと予想して

わたしの微笑みが

疲れないように


あなたの予定を少し、のぞいた

わたしがそこに出てこなくても

落ち込まない

カラ元気は

わたしには似合わないと分かってる

それでもさみしくなったら

あなたが昨日見せた

さみしそうな顔を真似てみる


夏の日差し

夕暮れには落ち着くかしら

うちわであおる風は生ぬるくて

どうしても馴染まない

日陰に入って

ひと息ついた


もうどれだけか過ごした季節でも

あなたと過ごす季節なら

さみしくはない

慎重になりすぎて

ココロが狭くなった

おんなじ悩み打ち明けて

これ以上、さみしくならないように


こぼれた涙

差し伸べた手のひらで

受け止めてくれる

いつか、

嬉し涙に変えて、と願う










読んでいただき、ありがとうございます

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