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それぞれがあるように  作者: かんと
1/1

六人の許人

そういう人々です

一人目


僕は受け入れた

乗り越えることはできなかった

消し去ることもできず

受け入れて

そのまま

それも、僕のようで

最悪ではないかもしれない

でも、

いや

もう覚悟はとっくにしてきたね


二人目


俺は拒絶した

受け入れられるかぁ

そんなこと

もしそうでも

俺は知ったこっちゃない

どうだっていいんだよ

別にどうだっていい

それくらいしか

俺にはない

そうなったら、そうするだけだ

ぶっとばしてみようぜ


三人目


私は噛み締めた

飲み込もうとして

嗚咽しつつ

少なくとも喉より奥に

押し込んだ

ずっと

ずうっと

飲み込み続けた

辛いけど、とても

これが私のするべきことだ

もしそうでなくとも

もし、ただの自己満足だとしても


四人目


自分は伝えました

多くの人に

そして身を任せ

切り刻まれた

当然でしたね

でも、それを望んだんです

つまり、結果的によかったんです

でもそれはただの思考放棄だったかも

しれません

でも、もういいんです

もう終わったことだから

終わってしまったことですからね


五人目


僕は逃げた

よくわからないし

わかりたくもない

わかったところで

どうしようもなかったし


六人目


ん、叫んだ

引かれたよ

当然だよね

だけどさあ

どうしようもなかったとおもんだ

多分だけどねー

もう過ぎたことだけど

やっぱ学習と教訓は大事よねー

ありがとうございました

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