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星に願いを  作者: 深月 陽真
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第28話 綻び


 男は憎んだ。


 男は嘆いた。


 男は願った。


 彼女を殺したこのセカイなどなくなってしまえばいいと。


 女は応えた。


 積りに積もった怨みは彼女が箱を管理できる力を超えてしまった。


 女はその箱に積もった最後の願いを叶えることにした。


 女は男と共に戦うことを決めた。


 しかし、最後の最後に男は女の手を離した。


 女は男を愛してしまった。


 だから女は男を殺した。


 選択の時が来た。


 男の友は選んだ。


 そして、星に願った。




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※第28話はあえて短くしたのですが、本文の投稿が文字数が足りなかったため投稿ができなかったので、このような注意書きを足しています。申し訳ございません。

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