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星に願いを  作者: 深月 陽真
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第24話 罪と罰と正しき裁き①

 犯罪を許せなかった。平和な世の中になってほしいと願った。だから、俺は警察官になった。


 それなのに、刑はいつも軽い。再犯もある。


 必死になって現場が動いてようやく犯罪者を捕まえても、すぐに出所してくるやつらばっかりだ。


 もちろん、中には更生して真っ当な人生を送る者もいるだろう。


 だが、そんな者たちより罪を繰り返し、一切反省をしないやつらに目がいく。


 もう何度目の逮捕だ。被害者は一生かけて負う傷を付けられながら、怯え、苦しむというのに、こいつらは何故社会に出ている。何故だ。許せない。


 あれは俺が捕まえたやつだった。強盗事件で捕まえり、出所後、今度は強盗殺人で俺がまた捕まえた。

 

 何故、社会に出した。こいつは反省なんてしていない。前回たった数年で出てこれたことを旨味にまた繰り返したのだ。

 

 罪と罰に対する正しき裁きとは何か。そんなことを考えている時、俺は星霊を呼び出した。


 最初は犯罪をこの世から消したいと願った。

でも、きっとそんなことは人間がこの世にいる限り無理なことだと思った。


 そして俺は一人の人物と出会う。彼女の考えと俺の思い描いた世界は一致した。


 罪と罰が正しく裁かれる世界にしたい。


 俺たち三人は手を組むことにした。


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