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星に願いを  作者: 深月 陽真
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第21話 正義と天秤④

 その時、クリスティーヌが何かに攻撃された。蓮たちは唖然として、クリスティーヌの方を見た。


「クリスティーヌ!」


 レオがクリスティーヌに近寄ると氷の柱が降ってきて近づくことができなかった。その側には天秤が宙に浮いていた。


「手を結んで戦っているのはあなたたちだけじゃないのよ。テミス、さあその水瓶座を星霊界に還してしまいなさい」


 天秤が氷を纏い、クリスティーヌに攻撃をした。氷の刃がクリスティーヌの身体を何度も傷付ける。彼女は立つことも難しい状況になっていた。


「まさか、もう一体の星霊は乙女座(ヴァルゴ)なのか」


 女神の姿をした星霊が立ち上がりレオに襲いかかった。レオは女神の星霊と交戦することになった。


「同じ願いなら手を組んだほうが勝ちやすい。あなたたちだって、同じ願いがあるのでしょう。私たちも同じなの。私たちの邪魔をしないで!ユースティティア、さあ獅子座にもトドメを刺しない」


 立場が逆転した。それでも、クリスティーヌとレオは持ち直し、107回全ての戦いに勝った。


 そう、すべて同じだったのだ。108回目のループ以外は。

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