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ソウルマーク

作者: 成田秀次郎

もしも、こんなのがあれば

と、思って書きました。

医療や刑法に詳しくないので、詳しい人が読めばツッコミどころ満載かもしれませんが、その辺はゴメンなさい。

 この話は、滅多に会わない遠い親戚から聞いた話。

にわかには信じがたい話。


  高校が夏休みに入り、僕は田舎の親戚の家へ遊びに行った。

この家に訪れるのは小学校低学年以来だ。


  何年か振りに会う同じ年の親戚や、そのおっちゃん、おばちゃんと昔話などで盛り上がり、一段落ついた頃に近所の人が訪ねて来た。


  その近所の人は60才前後のおじさんで、裏山で取れた山栗をお裾分けに来た。


  「あれっ?見かけない顔がいるね」と、おじさんが言ったので「親戚です」と答え、数年振りに会いに来た事を伝えると「そうか、じゃあせっかくだから変わった話を聞かせようか!」と言って、ある話を話始めた。




  あるところに、夫婦と5才位の男の子の、ごく普通の親子が住んで居た。


  父親は普通の会社員、母親は元は看護師をしていたが、今は専業主婦をしている。


  平日の昼間に、子供は玄関先で一人で遊んでいた。


  その間に母親は昼食を作っていたら、外から叫び声が聞こえて急いで外に出たら子供が倒れていた。


  母親は急いで駆け寄り、子供を抱き抱え必死に名前を呼ぶ。

 

  反応が無い。


  子供が倒れてるのを見て、叫んだ人が救急車を呼んでいる。


  そのそばで数人の目撃者が、子供の傍らで立ち尽くす男を取り押さえている。


  救急車が到着し、急いで搬送する。


  しかし残念ながら、子供は頭を強打したことにより亡くなった。


  母親は崩れ落ちて号泣し、その場から動けない。


  聞きつけて急いでやって来た父親も呆然と立ち尽くしたままだ。


  子供が倒れた原因は、ある男が押し倒した事だった。


  その男は、目撃者達に取り押さえられ警察に引き渡された。


  子供の両親は、葬式を終えた後も呆然自失のまま過ごしていた。


  その後、子供を押し倒した男の裁判が始まった。


  子供の両親は、必死に感情を押し殺しながら裁判を傍聴した。


  その男は、たまたま子供の家の前を通りかかり、玄関先で遊んでいる男の子が可愛かったので声をかけた。


  しかし、子供は恐がり泣き始めたので、男は焦って押してしまったという。


  その押した勢いで倒れて、頭を強打し動かなくなった。


  男は、その場に立ち尽くしていたところを周りのいた人達に取り押さえられた。


  その時、男は全く抵抗もなく黙って捕まり警察へ連行された。


  裁判は男が自供し、その自供が目撃者の話とも合致したため、数日で判決が出た。


  判決は重過失致死罪で懲役5年の実刑。


  男は控訴しなかったので刑が確定した。


  両親は「5年だろうが100年だろうが、二度と息子を抱きしめることができない。

だけど、たった5年で罪を償った事になるのか」と、やるせない気持ちで憤っていた。


  数ヶ月が過ぎたが、その両親の家の雰囲気は暗いままで夫婦の会話もあまり無かった。


  そんな時に、ある情報が入ってきた。


  男は医療刑務所に収監されたと。

実は、男は病気で余命1年程だと。


  その男は、自分の人生があと1年程だと告げられショックのあまり、街を放浪していたところ、これから長い人生を送るだろう小さく可愛い子供を見つけ声を掛けた。


  全く知らない子供だが、危害を加える気は全く無く「自分の代わりに長く生きて人生を楽しんで」と、見ず知らずの子供に話しかけたら、その子供が恐がり泣いたので、焦って押してしまい、頭を強く打ってしまった。


  余命1年。

たった5年の刑期も務められないのか!

母親は憤った。

父親は「辛くて悔しいが、もう何があっても息子は帰って来ない。

俺達も前に進まなきゃ行けないんじゃないか」


  母親は、わかってはいても簡単には気持ちを切り替えられない。


  母親は、憤りを抱えながら毎日を過ごしている時に、ある噂を聞いた。


  ある学者か研究者だかが、生まれ変わりがわかる物があると言う。


 「どう言う事?

息子の生まれ変わりに会えるって事?」


  母親は異常な興奮を覚え、その噂を確かめるために方々に聞き込みに行った。


  だか、はっきりとした真相が掴めないまま数日が過ぎた頃に父親が「もう、いい加減にしろ!

そんな噂が本当なわけ無いだろ!」と言った。

「そんな事、わかってる!わかってるけど、もし、もう一度あの子に会えると言うなら、詐欺だったとしても、頼みたい!」と母親は言った。


  父親は首を横に振り、ため息をついて呆れたように、もう何も言わなかった。


  母親は、その後も噂の真相を探しに県外へも行った。


  そんな時、有力な情報が入ってきた。


  ある山の麓に住む50才は過ぎたかの男性が、探してる人物らしいと。


  母親は、急いでその人物の元へ向かった。


  その場所の近くまでたどり着くと、近所の人に正確な居場所を聞いて回った。


  その人物は、かつては大学の研究室で働いてたが、あまりに協調性が無く自分のやりたい研究しかやらないので、研究室を辞めさせられたそうだ。


  近所の人達も、めったに姿を見る事はなく、掘っ建て小屋みたいな所に住み、その小屋で毎日何かしらしてるみたいたが、気持ち悪がって近所の人達は近づかない。


 「あんた、あの人の所に行くのかい?

やめときな!

何やってるかわからんし、考えてる事もわからん。

第一、見るからにヤバそうな奴だぞ」と近所の人に言われ、一瞬躊躇したが、幽霊でもオバケでも息子に会えるかもしれないっていう気持ちを抑え切れず会いに向かった。


 「すみません、すみません」何度声を掛けても返事が無い。


  仕方なくドアに手をやると鍵が掛かって無く開いたので、怖いながらも中に入って行った。


  中には誰も居らず、仕方なく出ようとしたら後ろから「何だお前は!」と声がしたので、びっくりして振り向くと、髭や髪を無造作に伸ばした細身の男性が居た。


  母親は一瞬たじろいだが「噂を聞いて、お願いしに来ました」男は一睨みし「何の噂だ」と聞いてきたので「息子に会わせてほしいんです!」と土下座をして頼んだ。


 「何をしてる!何かわからんが、そんな真似するな!」男は背中を向けて「帰れ!あんたみたいな真っ当に見える人が来る場所じゃない!」そう言って男は奥の部屋へ入って行った。


  母親は「聞いて下さい。話を聞いて下さい!」と叫ぶ様に奥の部屋のドアを何度も叩いた。


  すると、呆れたように男が出て来て「何の事だかわからんが言ってみろ」男がそう言うと「息子に会わせてほしいんです」と母親は言った。

「行方不明なら警察へ行け!俺は探偵ではない」男が言うと「違います!息子は、息子は、天国に居るんです」母親は涙を流しながら言った。


 「天国?亡くなってるのか?」男が聞くと「...はい」とかすれるような声で答えた。


 「どんな噂を聞いたか知らんが、そんな事は恐山にでも行け」男が言うと「あなたは大学で研究して、科学的に蘇らせてくれると聞きました」母親が語気を強めて言うと「何を言ってる?そんな事できるわけ無いだろ!」男は怒鳴るように言った。


  母親は「そうですよね、そんな事できるわけ無いですよね」と言って「大変失礼しました。いきなり押しかけて意味のわからない事を...」そう言って頭を下げ出て行った。


  母親は自分のバカさ加減に呆れて涙を流しながら帰って行こうとしたら「待て」と男が追いかけて来て言った。


  男は追いかけて来たのに少し沈黙した後に言った「とりあえず話を聞こう」


  母親は「話をしたって...息子に会えないなら」「いいから、とりあえず話してみろ!」男が強めの口調で言うので、男の小屋へ戻り事件の事を話した。


  男は何も言わず目を閉じていた。


  母親は、それを見て「いいんです。話を聞いてくれただけでも」そう言って立ち上り帰ろうとした時、「わかった」男はそう言うと続けて「どこで、どう言う風に俺の事を聞いてきたか知らんが、俺の長年、研究してた事を教えよう」


  男は奥の部屋へ行き、ある物を持ってきた。


  母親は「何ですかそれ?」


  それは透明なグミのような物だった。


  男は意を決したように言った「これはソウルマーク」


 「ソウルマーク?」母親は首を傾けると、男は言った「俺は亡くなった者を蘇らせる事はできない。ただ、今、生きてる者の魂に印をつける物を作った」


 「どう言う意味ですか?」母親が聞くと、男は「このグミを食べると、その者の魂に印がつく。言わばGPSのように、その者がどこに居るかわかる」「そんなの子供用携帯のGPS機能を使うのと一緒じゃないですか?」母親が言うと男は「たしかにそうだが、このソウルマークは生まれ変わっても、その者を見つける事ができる」


  母親は驚いて言葉が出てこなかった。


 「じゃあ、息子の生まれ変わりがわかるのですか?」母親は興奮したように言ったが、男は「それは無理だ。これは生きてるうちに、このグミを食べなければならない」


  母親は落胆したが、ハッと気付いた。


  「もし、これを、あの犯人に食べされれば、1年以内に死んでも生まれ変わりをみつけられるって事ですか?」母親は眼光鋭く、男を見て聞いた。


  男は、黙って目を閉じ頷いた。


  母親は、言い知れぬ恐怖と興奮を感じた。


  少しの沈黙のあと、母親は言った「これを、これを譲ってください!」


 「どうするんだ?その犯人に食べさせて、生まれ変わりを見つけたら何を...ダメだ。

そんな恐ろしい事...」男は、そう言って背を向けた。


  少しの沈黙のあと、母親は言った「私も、どうするかわかりません...だけど、その犯人がどういう来世を送るのか知ってみたい」


  男は、その言葉が本心なのか疑問だったが、その母親への同情心と、自分の実験物を試したい気もあって、多少躊躇しながらもソウルマークを渡した。


 「このソウルマークを飲ませたら、相手の居場所がわかる。

携帯を貸してみろ」と言って、男は携帯にアプリのようなものを入れ「これで相手の居場所がわかる。

 ...次に生まれ変わっても」と、言って携帯を返した。


  母親は「いくらお支払すれば」と言ったが、男は「金などいらん!実際に試すのは初めてだから、上手くいく保証はないぞ」と言って、手でもう帰れの仕草をした。


  母親は深々とお辞儀をして、その家から出て行った。


  それから母親は自宅に着き、部屋に閉じこもり、数日考え込んだ。


  翌朝、母親は父親には男との事は言わず「働きにいってみようかと思う」と言った。


  父親は、ようやく気持ちを切り替えて前へと進む気になってくれたと喜んだ。


 「で、どこで働くんだ?」と父親が聞いたら「元々、看護師だから、そっちの方で」と、母親は答えた。


 「そうだな。それが合ってるよな」と、父親は頷きながら言った。


  それから母親は、犯人の男が入院している医療刑務所を探し出した。


  しかし、その医療刑務所は看護師の募集はしていなかった。


  それで、母親は昔、働いていた病院の関係者をたより「医療刑務所で働いてみたい。欠員が出るようなら、お願いします」と頼み込んだ。


  それから、1ヶ月位した頃に欠員が出たと連絡が来た。


  母親は1ヶ月で欠員が出るなんて、まるで自分のする事を何か恐ろしいものが導いている気がして、恐怖を感じた。


  だけど、導びかれているなら後には引かないと決めて、その医療刑務所で働き始めた。


  本当に導かれてるかのごとく、1週間もしないうちに、あの犯人の担当になった。


  犯人は痩せ細って顔には生気がなく、母親の顔を見ても気付いて無いように感じた。


  それを見て鼓動が激しくなり、手が小刻みに震える。


  激しい怒りがこみ上げてきたが、必死に抑え冷静を装い、その日はそれで終わった。


  自宅に着くと、心が壊れそうになるほどの感情に襲われたが、何とか落ち着き冷静にどうすべきかを考えた。


  犯人の側には常に刑務官が付き添っているので、簡単にはソウルマークを食べさす事が出来ない。


  しかし、母親は一か八かで、医者が処方した薬にソウルマークを混ぜた。


  犯人が、いつもの薬との違いに気付き、口にしない可能性もあったが、この手段しか思いつかなかった。


  母親は、息子を殺した犯人の生まれ変わりを見つけたら自分が何をするかわからない恐怖もあってか、ソウルマークを口にしなくても構わないと言う思いもあった。


  それから1ヶ月もしないうちに犯人が亡くなった。


  母親は、犯人がソウルマークを口にしたかわからなかった。


  それからは、毎日携帯を見つめていた。


  しかし、いつまで経っても何の反応も無い。


  やはり、こんな生まれ変りがわかるものなんてあるわけ無いんじゃないか。

それとも犯人が薬の違いに気付き、口にしなかったのか。

母親は、毎日そのような事が頭の中を巡っていた。


  それから、なかりの時が経ったある日、携帯が反応した。


  母親は一瞬、体が硬直した。

そのうち呼吸が激しくなり、頭がパニックのようになった。


  しかし、時間が経ってくると徐々に落ち着いてきて、携帯を確かめた。


  そこには確かにソウルマークが反応していた。


  あの犯人はソウルマークを口にしたのだ。

母親は、何かわからない感情になった。


  ソウルマークは母親の自宅から遠く、県外を示していた。


  母親は、県外だろうが海外だろうが行くしかないと決めていた。


  母親は、父親に「親戚のおばさんが入院したと連絡が来たので、お見舞いに行ってくる」と、言った。

父親は「俺も行かなくていいのか?」と聞いたが「命に別状はないから1人で行ってくる」と言って、1人で行った。


  母親は、携帯を片手に電車を乗り継いで目的地付近まで、やって来た。


  ここら辺のはず、と思いながら急に足取りが重くなった。


  犯人の生まれ変りを見つけたら、その時、何をしようとするのか?何をしたいのか?

自分でもわからなく恐ろしくなった。


  しかし、ここまで来て一目確かめないことには感情が収まらない。

そう決意し、再び携帯を握りしめ歩きだした。


  それから、1時間もしないうちに携帯が激しく反応する家の前に着いた。


  そこは、まだ新築のような一軒家だった。


  母親は恐怖なのか怒りなのか、わからない感情が溢れてきて抑えるのに必死だった。


  母親は近所の人に、行かない道を尋ね、そして「何か赤ちゃんの泣き声が聞こえませんか?」と実際には聞こえていないが、そう言って何気に、その家の事を聞いた。


  その家には新婚の夫婦が住んでいて、最近男の子が産まれた。

と、近所の人は嬉しそうに答えた。


  男の子が産まれた!


  その子が、その子が、あの犯人の生まれ変り?


  母親はついに見つけた!


  しかし、どうやったら、その男の子に会う事ができるのか?


  母親は、どうにかして、その男の子に会えないか考えた。


  そんな時に、その家に回覧板を届けに近所の人が来た。


  そしたら玄関から、その男の子の母親が出て来て、回覧板を届けに来た人と世間話をし始めた。


  それを見て息子を殺された母親は、あの親は自分の子の前世が犯罪者だったとは知らない。

ただ、普通に暮らしてるだけなんだ。

と思うと、このまま帰ろうかなとも思った。


  そういう事が頭によぎりながら、その家の回りを歩いていた。


  そしたら、裏側に勝手口が目に入った。


  何気に勝手口のドアノブを回すと鍵がかかっていなかった。


  母親は急に鼓動が早くなり、気付いたら家の中に入っていた。


  今にも心臓が破裂しそうな鼓動を感じながら階段を見つけ、2階へ上り子供部屋みたいな部屋のドアを開いた。


  そこには、ベッドの上で泣き止んでスヤスヤと穏やかに眠っている可愛い男の子がいた。


  母親は静かに近づき、その子を見た。


  携帯が間違いなく、その子が息子を殺した犯人であると示していた。


  この子が!この子が!息子を殺したのに刑期も全うしないで、ろくに罪も償わなかった犯人なんだ!


  母親は、異常な怒りに体が震えながら、その子の首に手を伸ばそうとした。


  が、気持ち良く眠っている男の子を見て、自分の息子の赤ちゃんの頃を思い出した。


  スヤスヤと気持ち良く眠っている赤ちゃんを見て、犯人なのに自分の息子と重なって見える。


  自分が息子を産んだ時の事が頭の中をグルグルと駆け巡って気持ちがいっぱいになった。


  その時、目の前が見えなくなった。


  母親は、大粒の涙を流していた。


  前が見えない程、涙が流れていた。


  もはや、犯人の生まれ変りに伸ばそうとしていた手は無く、ただ立ち尽くすだけだった。


  その時、赤ちゃんは目を覚まし泣き出した。


  赤ちゃんの母親が、それに気付き近所の人との世間話を止めて、家の中に戻って来る音が聞こえた。


  立ち尽くす母親は、その音を聞きながら何かの決断を迫られているように感じた。


  あれだけ憎んだ犯人の生まれ変りが目の前にいる。


  この犯人の生まれ変りは、自分の息子が短い生涯だったのに、これから長い人生を歩んでいくのか。


  そう思うと心が締めつけられる程、苦しくなった。


  どうすればいいのか?


  前世で刑期を全うできなかったのに、生まれ変われば無しになるのか?


  母親は憤りを感じが、もはや赤ちゃんに手を伸ばすことはできなかった。


  その後のことは記憶になく、気付けば自宅の前に立っていた。


  どうやって赤ちゃんの家から出たのか、どのようにして帰ってきたのか、全くわからなかった。


  ただ、自宅の前に立っていた。


  家の中に入ると、なぜか夫が立っていた。


  そして、夫は涙を流しながら何も言わず抱きしめた。




 「...と言う、変わった話...」山栗をお裾分けに来たおじさんは、そう言うと帰って行った。


  次の日、僕は自宅へ帰る電車の中で、ソールマークなんて物があったらどうなんだろう?

自分が、あの母親の立場なら、どうしていただろう?


  と、電車の窓から遠くを見つめながら考えに耽った。



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