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マジカル♡クロムの初陣

「おぉ・・・胸がある・・・!そして、アソコが無い!!!!!」



いや性転換したら一番気になるところでしょ。女の子のアレって中々見れないじゃん?少なくとも俺は見ること無いだろう。絶対。



「自分の変化に驚いてるところ悪いが・・・」



ん?あぁいたな。こんなチビオッサン。改めて見ると気持ち悪いな。



「おい、気持ち悪いとか言うんじゃないよ。全部聞こえてますからね」



え?マジか。キャー変態。



「はぁ・・・ところで、リオンを助けないのかい?」



「・・・」




俺ってなんで男なのに魔法少女になったんだっけ?確かリオンたんがピンチで・・・





「しまったああああああああ!!!!!」





俺もとい私は全速力でリオンたんのもとへ走り出した。


リオンたんとサムライは交戦中。


リオンたんはまだ苦戦していた。


リオンたんはサムライの薙ぎ払いにより仰け反ってしまった。


その一瞬の隙を狙ってサムライが切りかかろうとした。



俺の眉間からブチッと音がした。





「リオンたんに・・・傷をつけんじゃねえええええええ!!!!!」





俺はサムライの横っ腹を蹴飛ばした。


それだけでサムライは数百メートル先まで吹き飛んだ。




「うぉお・・・!少し力入れただけなのに!」




魔法少女の力がこれ程までとは思ってもいなかった。人より身体能力が遥かに上回っていることは承知の上だったが・・・




「あの・・・助けてくれてありがと!」






「…( ゜д゜)」




俺の時は数秒間止まった。


俺が、リオンたんに、感謝、された?


もう訳が分からなくなった俺は、



「い、い、いや当、当然のこ、こ、こ、ことをををををしたたまで、でですよ!?!?」



キョドった。圧倒的にキョドった。


これは嫌われたな、気持ち悪いと思われたな、よし死のう、などと思っていると、




「あの、あなたは?魔法少女ってことは分かるんだけど?」




そうだ。俺は俺じゃないんだ。キモオタの俺じゃないんだ。魔法少女マジカル♡クロムなんだ。多少キョドったとしてもキモくないんだ。


しかもリオンたんは俺がキョドったのを流してくれている。くっ!優しすぎる!




「俺・・・いや私はクロム!新たな魔法少女よ!」



「クロムちゃんね!よろしく!・・・って言いたいところだけど・・・」




遠くからサムライが立ちがるのが見えた。


まだ完全に倒しきれてなかったようだ。



「まずはアイツを倒しましょ!・・・アイツだけはギタギタにしてやるわ」



おぉ・・・リオンたんはかなりご立腹なようで。


よし俺も助けるぞ!




「ところでクロムちゃんの魔法は?何が使えるの?」




やべ、魔法確認してなかった。どうしよ。


ええーい!なんか手にエネルギーが集まってくるのを想像すればなんかなるだろ!


俺は手をかざした。



すると俺の周りに黒い『闇』が生まれた。



俺の魔法は『闇』のようだ。この『闇』はどんな形にでもなれる、そんな感じがした。



その『闇』は剣の形になり俺の手に握られた。



その間にサムライは俺たちの数メートル手前にまで迫っていた。




「あぁ!クロムちゃん!危ない!」




俺は剣を左から右へ振るった。




するとサムライは防具など着てなかったのようにスッと俺の剣がサムライを真っ二つに切り裂いた。



一撃だった。俺は傷一つすらついてない。



リオンたんが苦戦したあのサムライなど敵ではないかのようだった。




リオンたんは唖然としている。



それ以上に俺も驚いてる。





「私強くない?」

牡丹餅です(`・ω・´)ゝ

闇の能力ってカッコよくないですか?

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