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撫子邀撃隊(少女たちの帝都防空戦)

作者:ひろき
 昭和20年太平洋戦争末期、日本の空を護るために戦った少女達がいた。
 智子、民子、マリア。彼女らは、戦前に東京の郊外にあった多摩飛行機倶楽部の創始者、不二正蔵の孫娘たちである。
 多摩飛行機倶楽部は、昭和のはじめに多摩の大地主の正蔵が私財を投げうって作った、エアスポーツを日本で普及させることを目指した民間の飛行機愛好者の倶楽部。飛行機レースやアクロバット飛行の技術を日本で発展させることを目指した本格的なクラブであり、優れたパイロットの育成法と飛行機の整備技術で、遠く欧米にもその名が知られていた。
 その倶楽部の中で、智子、民子、マリアは幼少の頃から飛行機に乗り、十代の時には軍のパイロットにも引けを取らない操縦技術を身につけていた。
 しかし、日中戦争、そして、太平洋戦争が始まるに従い、倶楽部は機材と人員を軍に供出し事実上の休止状態となり、正蔵も逝去。残った妻の龍子が社長となり、智子、民子、マリア、そして、老整備士の源五郎が軍の仕事を手伝いながら倶楽部の残された施設を細々と維持していた。
 そのような中、パイロットの不足に悩む軍は少女達を飛行機のテストパイロットとして活用する。学徒動員による大量生産で品質の下がった新造の飛行機の試験飛行や、修理をした飛行機をテストするパイロットとして、源五郎老人の助けを受けながら、彼女たちは大いに活躍し、操縦の技量を高めて行く。
 そして昭和20年、B29による日本本土への爆撃が激化する中、ついに彼女たちはB29の邀撃戦へ参加する。
 少女たちの邀撃戦の始まりと終戦までの物語を描く。
第壱戦 3号爆弾
2018/02/18 00:00
第弐戦 米兵
2018/02/18 00:00
第参戦 宙返り
2018/02/18 00:00
第四戦 夜戦
2018/02/18 00:00
第伍戦 紫電改
2018/02/18 00:00
第六戦 P51ムスタング
2018/02/18 00:00
第七戦 四式戦
2018/02/18 00:04
第八戦 終戦
2018/02/18 00:57
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