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チートな『俺』は異世界にその名を轟かす  作者: 唯
第一章 死亡。そして、はじめてのいせかい。
25/28

あっ…

なんとかメンタルを立て直して書きました!

 炎狼を倒した。思いの外あっさりとした決着だったが、まあそんな事はどうでもいい。とりあえずステータスの確認をしよう。


鳳 柊斗(おおとり しゅうと)

レベル14 HP 15000/15000(+1500) MP 3750/3750(+1875) 経験値 148/150

攻撃(物理) 7700(+1550) 防御(物理) 7500(+1350) 攻撃(魔術) 7480 防御(魔術) 7300(+1330) 会心 1672(+167) 筋力 1750(+175) 敏捷 1480(+296)

火魔術 20.32 風魔術 4.21 剣術 16.21 武器防御 0.52 魔力回復 6.59 重力魔術 14.95 魔力操作 26.35 生活用魔術 0.05 磁界魔術 0.15

熱閃(フレア・レイ) 3.42

爆発(エクスプロージョン) 12.21

炎刃(フレア・スラッシュ) 2.14

風 ウインド 3.12

風刃(ウインド・スラッシュ) 1.85

導きの風 0.02

重力 重力操作(グラビティ) 超強重力(テラグラビティ)6.25

無重力(ゼログラビティ) 6.83

磁力(マグナム) + 0.08

磁力(マグナム) - 0.05

生活 洗浄 0.05

ボーナスポイント 13


 うーん、レベルの割に各熟練度は伸びてないなー。あと適当につけたのが本当に技名になってるのは若干やっちまった感があるな…。あと見づらいからやっぱり括弧は省略出来ないかな。


鳳 柊斗(おおとり しゅうと)

レベル14 HP 16500/16500 MP 5625/5625 経験値 148/150

攻撃(物理) 9250 防御(物理) 8850 攻撃(魔術) 7480 防御(魔術) 8630 会心 1839 筋力 1925 敏捷 1776


 うん、これ本当にレベル14のステータスなのかなっていう感じすらあるな。ていうかこれあと一つか二つレベル上がったら物理攻撃一万行くんじゃないだろうか。上限あるのかな。なんか怖くなってきたな(棒)

 さて、ステータスの確認もこれぐらいにして、歩き始める。



 「やっと着いたのかー」

 あれから歩き続け、村が見えてきたのは日が若干傾き始めた頃だった。周りを木製の柵らしきもので囲い、少し視線をずらすと門も見えた。

 「やっぱり門から入った方がいいのかな」

別に門番らしき人影も見えないが、一応門の方に向かう。

すると門の前に、数年か十数年前までは道があったのか、草の背が若干低い場所があった。

 「今は使って無い、のか…?」

だとするとそれは何故なのか、と考えつつも村に入っていく。


 しばらくの間歩いて、いくつか気づいた、気になった事があった。

 「まあ、聞いてみるよりほかにないか」


 そしてまた少し歩くと、横から少女が歩いてきたのが分かった。

 「あの、冒険者の方ですか?」


 若干まだ幼さを残した顔と声、吸い込まれるような黒髪をサイドに纏め、少し不安そうに見上げてくるその少女は、元の世界でも見なかったような美少女だった。


 「あ、あの…?」


 驚きのあまり、しばらく放心していた俺に対し、戸惑ったように声を掛けてくる。


 「あ、ご、ごめん。ぼーっとしてた 、君みたいな可愛い子を見たのは初めてだったからさ」


 そういうと少女は顔を真っ赤にして、目を泳がせる。


 「え…わ、私がか、可愛い、ですか?そんな事は…」

 「あるよ、そんな事あるよ!今まで見てきた女の子の中で一番可愛いよ!」

何故かそんな事を熱くなって言う俺。


まあ実際は接点が無かったり、リアルの女子と関わろうとしなかっただけなんだけど。


 「そ、そんな…私なんて、大したものじゃありませんよ…」

 「何言ってるんだよ!君は100人に聞いたら100人が『何この子超可愛い』って言うぐらい可愛いんだよ!自信持って!」


初対面にも関わらず力説する俺。最初は首をぶんぶん振って否定していた彼女だが、俺の言葉を聞いて否定が弱くなり、若干頬も緩んでいる。これは普通に可愛い。うん。


 「そ、そうですかね…私、可愛いんでしょうか…?」


信じていいのか戸惑いつつも期待したような上目遣いで聞いてくる。

 「うん!可愛いよ!もし可愛くないなんて言う奴がいたらそれはもう成敗しなきゃいけないレベルで可愛いよ!寧ろ俺が君の可愛さを布教したいまであるよ!」

なんかもうやばい人にしか見えない。この世界に来ても思ったより精神が安定してるとか思ってたけど、色々あり過ぎて混乱してただけか。


 「可愛い…私が、可愛い…えへ、えへへぇ…」


俺が余りにも可愛い可愛い言うものだから頬が緩み切っている。

 そして勢いが止まったおかげでなんとか我に返った俺は、やらかした感を感じながらふと周りを見回してみひぃっ!

 「あのぉ…旅の方ですかね…?来ていきなり村の()口説くのやめてくれませんかねぇ……」

俺は流れるような動きで土下座した。

(ちょ!ちょっと待てやばいやばいほんとなにしてんだ俺村に着いて即女の子口説くとかやばいってマジ殺されるほらほら超青筋浮かべてるってこれはやばいああもうやばあああああーーー!)

腕を掴まれて抵抗する間もなく連行される俺だが、少女はまだ両手で頬を抑えてクネクネしている。

 そして視界から俺が消える直前になって、漸くこっちの状況に気付いたらしく、慌てて駆け寄ってくる。


 「あ、あの!ちょっと待ってください!」

人と会えてキャラ崩壊を起こした柊斗。

と言うか普通に暴走していくと思います。

生暖かい目で見てやってください。

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