腕毛☆クリスマス
僕の右手の腕毛がなびく。
優しい夜風と、きらびやかな音楽と主に僕の右手の腕毛がなびく。
夜空から降り注ぐ、真っ白な雪粒が僕の腕毛に積もる光景をみていた。
その時、空高いところからシャンシャンと鈴の音が鳴った気がした。
「もうクリスマスの時期か・・・」
と白い息を吐きながら粒五焼いた。
突然目の前に、トナカイとサンタの恰好をした男が現れた。
「てめぇ、同業者のものか?」
と、トナカイとサンタの恰好をした男が言った。
「ぼ・・・僕は違いますよ!よく見てください」
と、すかさず腕毛を見せた。
「ほほう・・・・。なるほど・・・。クマだったか!?
それは失礼した」
と、つぶやくと空高く舞い上がっていった。
「危なかったぜ。腕毛があったから生き残れたぜ」
安心したのか?
ふと、ため息をついて地面を見下ろした。
そこには、一つのプレゼントボックスが置いてあった。
そのプレゼントボックスをすかさず手に取って開けてみることにした。
ボンッ!
と、開けた瞬間に音が鳴った。
煙がモクモクと立ち込めると、僕の腕毛が全部むしり取られてしまいました。
「そ・・・そんなぁ・・・・・」
と嘆くと、天空から声がした。
「わしをだませたと思ってたのか!バレバレだぜ」
と、あたり一面に男の声が響いた。
それを聞いた僕は、トナカイとサンタの恰好をした男の人の腕毛の一部になってしまったのでした。




