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どこか遠くへ

作者: 昼月キオリ

どこか遠くへ逃げたい

でもどこへ?


分からない何も分からないよ


緑に囲まれた場所で川に足を浸して水の流れを眺めて

そこには君もいて

流れる汗を拭きながら冷やしたトマトとか胡瓜とか一緒に食べたいね

きっと笑う君がいたら味付けはいらないよ



どこか遠くへ行きたい

でもどこへ?


僕はあてもなく彷徨いたいだけ


青色に囲まれた場所で海に足を浸して寄せては返す波を見て

そこには君もいて

流れる涙を拭いながら屋台のイカ焼きとかかき氷とか一緒に食べたいね

きっと笑う君がいたら花火はもっと綺麗だ


どこか遠くへ逃げたい

でもどこへ?


分からない何も分からないよ


どこか遠くへ行きたい

でもどこへ?


僕はあてもなく彷徨いたいだけ

君と一緒に


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