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僕は滅亡を望んでいたのかもしれない

まやかしの救世主

作者: 今井 樹流


人々は彼こそ救世主と称える


少しのトリックと話術によって


彼は数万人の(かしら)となった


人々は惑わされていることに気づきもせず


自ら進んで身を捧げる


彼らはただ知らないだけ


真実が何かということを


善の名を騙るペテン師を


すべて意のままに動かし


悪へと誘う魔導士を


まさに彼らは破滅の道を突き進んでいる


たった一人の狂信者の手によって


救世主のためなら


彼らはどんなことでもするだろう


それが例え真理に背くことであろうとも


愚かな者たち


悲しき者たち


彼らは叫んでいる


真理が知りたいと


彼らは求めている


本当の救世主を


目を覚ませ


あなたが見ている者が果たして救世主か


よく聞け


あなたが信じている教義など


矛盾に満ちているではないか


何故気付けないのか


まやかしの救世主に


お読み下さりありがとうございました。

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