なんか死にそうdeath
現在俺は処刑されそうだ。何ならもう台に立たされている。
「どうしてこうなった」
ことの発端は連行された翌日。いきなり国王に会った。そこで裁判が開かれた。
肝心の第二王女はまだ寝ていて出席してないらしい。俺はまず国王の質問に順々に答えていった。そしてとある質問で止まった。
「汝よ、なぜ助ける相手がいるのに広範囲の攻撃を使ったのだ?」
ーーなんて答えるべきなんだ?
ーー印象を良くするためなどはいかがでしょう…いy
「印象を良くするためです」
「汝はその選択で正解だったと思うかな?」
ーー違u
「はい!」
ーー…終わった。
「では汝、赫翼の黒龍ハンクスを死刑に処す。」
俺は疑問でいっぱいだった。だってインパクトがある方が印象に残るだろうし、あれが最速の技だったから…あぁ、復讐出来ずに死ぬのか…
「安心しろです、この国の処刑器具は全然痛くないです」
「死刑だけにdeathってかw…」
あぁ、もう死ぬのか。嫌だな。だけどこれは俺が悪いよなぁ。俺はそう死を悟った。しかしそこでいきなり処刑が終わるとの通達が来た。理由は全くわからない。今にも死にそうだからね。さてと、理由は何だ?まさか、懸賞金?いや、ないか、それなら、第二王女が起きたのか?!