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すべてを背負って

「よし、やっと着いた。こっからが本番だ」


ギルムが突然変なことを言い出した。


「本番?どういうこと?」


「まあ、見てればわかるさ。あ、お前は来るな。そこから動くな。わかったか?」

その瞬間ギルムからとてつもなく重い圧が来た。

「わ、わかりました」

私は反射的に、本能的に返事をしてしまった。

「よし、動いたら……死ぬからな?」

ギルムがその言葉を発した瞬間圧が軽くなり、ギルムの表情が暗くなった。

「本当に動くなよ。フリじゃないからな。」

そういってギルムは前へと歩いてしまった。

その後ろ姿はなにかとてつもなく重くて大きくて悲しいものをすべてまるごと背負っているようだった。


大きすぎる背中だなぁ、と思った。


その後ろ姿に隙など一つもなかった。



そして彼は暗い、暗い闇の中へ消えていった




―――――――

(ギルム視点)

これで、これでいいんだ……。

あいつが来たらあいつまで巻き込んでしまう。

それは絶対に避けなければいけない。

もう、あんなことは絶対に起こさせたくないから。

あいつにはこのゲームを楽しんでそして普通の女の子として過ごしてほしい。

そのためなら俺はすべてを背負おう。

それが、俺に償える償いだから。


そして、奴だけは絶対に俺が殺す!









次回で少しはこの小説のストーリが進むかもしれませんね!

【お願い】


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