現状
「もどったよー、って誰もいないんだけどね」
そんなことを言いながら僕は家の戸を開けた
そこにはいつも見ていた玄関ではなく、ネオンに光るサイバーパンクな近未来の街であった
そして僕の手はもうすでに扉から離れていた
「どこ、ここ?」
「? おまえさん、ワープから弾かれちったやつか?」
一人の人間らしきものが話しかけてきたどうやら独り言が聞こえていたようだ
とりあえず話を合わせておくか
「多分、弾かれちった」
「そうか、そりゃ残念ちっとおせっかい焼かせてもらうぜ」
このおっさんはいい奴かもしれない
そしてこのおっさんについていった
ファミレスに着いた
おっさんは色々話してくれた
「俺ァがなぜこんなことするのかって?
ああ、それはな俺が弾かれた時に助けられたからだよ。
俺ァは元々冒険者やっててな色んなとこを冒険してたんだ、んで死にかけて小型ワープ装置を使ったら弾かれパーティーと逸れちった。
そこであったやつに助けられて今はパーティーを探しながら弾かれたやつを救う旅をしているわけだ」
「おっさんって色んな体験してるな」
「そうだろ、さてそんなお前はどこからきたんだ?」
「聞いて驚け見て笑え、何もわからん」
「!? 意味がわからんのだが?」
「実はこんなサイバーパンクな街は小説の中にしかないような場所から来た」
「あー弾かれものじゃなくNEOの方か、まいったな〜」




