世谷 望(せや のぞむ)
所属・職業:弁護士 │ 年齢:26歳(本編時間軸)
身長:180cm │ 誕生日:4月8日
血液型:O型 │ 家族構成:両親共に16歳の頃に他界
趣味:映画鑑賞・プラネタリウム鑑賞・入浴・アルバム作り
特技:一度見たことは忘れない・母国語含む七ヶ国語の言葉が話せる
好きなもの:なし
嫌いなもの:女性が被害に遭う殺傷事件(心的外傷)
好きな食品:なし
性癖:なし
相手を好きになったきっかけ:段階的
最も病む行動:事件があった日が近づくこと・相手が一人で出かける
関係者:遠塚・和泉・帆坂/高校の同窓生
親戚一同弁護士の家系。十歳の秋、家族でドライブをしている際に事故に遭い、両親が植物状態となり親戚の家で育つ。親戚の家では中々心を開くことが出来ず、親戚の実子より優秀だったことで折り合いも悪くなったために、愛情というものに飢えるのではなく、自分の世界から消えたものとしてとらえていった。
遠塚、帆坂、和泉とは同学年で高校時代四人でそれとなく集っていた。つるむきっかけは遠塚とは中学生の頃学校と塾が同じだったこと、帆坂とは高校に入学して間もなく押し付けられた委員会で、和泉とは高校の体育の授業中に怪我をして、保健室に行ったことで知り合った。
高校二年の夏にずっと植物状態だった両親が立て続けに他界し、実の両親はそこまで世谷を弁護士にする気はなかったものの、親戚一同は違っていた。進学も職業選択も弁護士以外は認められず、本人も抵抗する気が無かったため法学部に進学。司法試験もストレートで入り大手弁護士事務所に入りエースとして活躍するが、誰にも興味が持てず余生を生きるように暮らしていた。
漠然とした「生き残ってしまった」「このまま生きてていいのか」という気持ちを抱え生きていたが、いつもの通勤時、渚のスマホを拾ったことをきっかけに彼女と出会う。帰り道にたまたま会ったり徐々に交流をしていく中で流されるように付き合うが、段階的に好意を抱き、自分の人間らしい感情に戸惑いを覚えていた矢先の冬、渚の家の近くで殺人未遂が起きてしまったことで精神を病み、渚を監禁。
彼女に受け入れられていることを救いと思いながらも罪悪感は抱いており、彼女とお茶をしたり一緒に洗濯物をたたんでいる時、不意に涙が止まらなくなることもしばしば。眠りが浅く、深夜に渚と映画を見て過ごすことがしばしばある。