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転生先はアンデッドでした  作者: ルケア


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半端に頭が良いだけに

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 15年という月日は、侵略戦争が始まってからと考えると早い様な気がする。ただ、王都を攻め始めてからは5年だ。それ以外の土地は、全て落とした。後は王都だけである。まあ、ここで苦戦してもらわないと困るんだけどな。種族の進化のためには、苦戦して死者が沢山出て貰わないと困るんだ。敵側に頑張って貰わないといけない。矛盾しているかもしれないが、勝ちたいのはそう。だが、それ以上に、種族進化は絶対なのだ。種族が進化しないと、全体の底上げにはならない。俺たちは全体の底上げをしなければならない。だって、そうしないと海の脅威とは渡り合えないからだな。俺だけなら勝てるとは思う。けど、俺無しで大陸を横断できなければ意味がない。国を大きくしたいのであれば、大陸は超える必要があるんだよ。


「王都だけになっているが、食料は何とか貯め込んでいるみたいで良かった。後10年は戦えるだろう。食料が切れて負けましたでは、向こうも駄目だろうし、何かしらの策は考えられるが、そういう手を打ってくるのかどうかだな。考えられるだけの事はしているつもりでは居るんだが……。何分、こう言う事は向こうがしてくれないと意味が無いからな。こっちでどれだけいい策を考えようが、向こうがその策を考え付いてもらわないといけない。敵が凶悪で、こちらに犠牲が出るとしても、この策を通せば、後30年は戦えると思うというだけの策は用意できるんだが……。こっちの方針を知っているから、取れる策というのもあるんだよな。……難しい。単純に勝ち過ぎても問題しかない訳だ。だからと言って、わざと負けても、種族的に強くなるのかと言われたら、微妙な所だからな」


「一番硬いと思われる場所を攻めているのにもかかわらず、犠牲者は驚くほど出ませんからな。進化したければ、相手側が強くあることは当然ではあるんですけど、こちらの犠牲が40%程度を超えてこないと厳しいのかなとは思います。結局、5年で300人程度死んだだけですからね。補充が間に合ってしまう程度しか死んでいないのは、問題があるかと。補充が利かないくらいに死んでくれて、死に物狂いで落とすという経験が必要になってくると思うのですが、こうも簡単に攻める事が出来てしまうと、種族の進化は難しいでしょうね」


「だよな。勝てる見込みがあるのは良い事だとは思う。けど、ここまで犠牲が出ないというのは想定外だ。人間側がもっと強くあってくれないと困るんだよな。聖ルクレイア国では、まず簡単に勝てると言う事を演出しておいて、今度は犠牲を多く出してでも、何とか勝利したという経験を使って、種族進化するというのが目的だったんだけどな……。もう少し強い敵と当たらなければならないのか? そんな事は難しいぞ。まあ、わざと襲撃させるというのは有りだとは思うが、それだと危機的状況になるのかって問題はあるからな。最終的には倒せないといけない訳で。ダンジョンにはワイバーンの進化個体が居るが、そいつらを使うと、殺し過ぎるだろうからな。9割で効けば良い方だ。全滅も普通にあり得るからな。それが何度も何度もとなると、生き残るだけでも大変だ。手加減しては意味がないし、進化させるというのは難しい。ここまで強くなってしまうと、猶更だな。今回の事で、進化してくれると助かるんだけど」


 進化してくれと願うのは、俺だけかもしれない。ギリエルも思っているか。カーライルは、微妙な所だな。ダンジョンの中では、同じような事を起こしているんだけど、地上の事までは興味がないだろうからな。偶に、俺が危機感を煽りに行くが、それで順調に進化していっているんだから、俺も役者だと思う訳だ。大体4割殺しを徹底しているんだよ。中々に難しいんだぞ? ある程度のところで死なない程度に手加減するのって。そんな苦労もあって、カーライルのダンジョンはかなりの難易度を誇るんだ。俺が攻略しようと思えば、簡単に攻略出来てしまうけど、それは当たり前の事だからな。俺が勝てないとなると、本格的にやばいだろう。それだけ魔物が強くなってしまったと言う事だし。レベルに関しても、限界突破しないといけないだろうしな。禁忌なんて与えられている存在を、軽々とは超えられないとは思うぞ。……まあ、こうやって、抜け道はある訳なんだけどな。眷属に勝ってもらえば良いのである。まあ、眷属はそこまで強くはないんだけど。所詮は魔物人だからな。まだまだ進化できる所なんだよ。そんな魔物人でも、圧倒できてしまう人類が弱すぎるだけなんだよな。何で圧勝できるんだろう。他の大陸の人類は進化しているよな? 多分だけど。ここの大陸の人間や魔族は進化していないけどな。……もしかしたら、南の帝国は進化しているかもしれない。この大陸で、戦争をやり合っている帝国なら、ワンチャンあるんじゃないかな。


「ですが、この辺りで進化させておかないと厳しいのもあります。そもそも最終進化をしたところで、海を渡るのは危険ですので。我も確実に渡れるかと言われたら、無理だと答えますからね。確実に渡れると豪語できるのは、我が主だけでしょう。それ程に海は危険な場所なのです。中途半端な戦力では、渡ることは出来ないでしょうね。まあ、そもそも帝国に勝てるかどうかが怪しいですが。作戦を我が主が立てるのであれば別でしょうけど」


「俺に依存しすぎるのは怖いんだよな。出来る限り自力で勝ってもらわないといけない。まあ、今回のように、わざわざ守りの硬い場所を選んで突っ込めという作戦を取らなければ、ある程度は戦えるとは思うけどな。魔物人だって、そこまで馬鹿じゃない。この作戦だって、無謀だとも思っているはずだ。だからこそ、死者が少ないのもあるんだろうし。安全に戦おうとしているから、時間がかかり、死人も少ない。単純な力押しだけなら、もっと死人が多くてもおかしくないし、余りにも無謀な突撃なら、勝ってしまうだろうからな。それだけ後ろを顧みず突っ込めば、勝ててしまうくらいには、相手の国が弱すぎる。もっと強い相手を探さないといけないんだろうけど、何処まで強い相手がいるかどうかだな。繁栄はする。間違いないくな。それとは別に、進化しなければならないからな。少数でも良いから、進化はしないといけない。それが解っているとは思うんだよな。魔物人だって。だからこそ、こんな命令でも聞いている訳なんだろうし。半端に賢いから、行動が微妙になりがちなんだよな。もっと馬鹿になってくれれば良いのかもしれないが、それだと簡単に終わりそうなんだよな。進化するまでには至らないって感じになる予感がする」


「もういっその事、レベルを思いっきり上げるのはどうですか? ダンジョンを使えば、不可能ではない訳ですし。かなり難しいとは思いますが、そちらの方が確実ではないですか?」


「そっちも視野に入れないといけないよな。思った以上に人側が弱すぎる。もっと苦戦させてくれないと困るんだよな。種として進化してくれないのは厳しいし。うーん」


 レベルを上げるしかないんだろうか。もうちょっと魔物人が馬鹿なら、簡単に進化も出来たんだろうけど、馬鹿じゃないなら、ある程度は考えられるだけの頭があると言う事でもある。それの方が作戦としてはやりやすいが、こう言った死兵に成れという命令に躊躇もするというものなんだよな。どちらの方が扱いやすいのかって話ではあるんだけど。でも、この魔物人を強化できれば、かなりの戦力になると思うんだよな。

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