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転生先はアンデッドでした  作者: ルケア


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レクレア王国の難民

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 レクレア王国……? そんな国はギリエルから報告が無かったが。……いや、それもそうか。そもそも聖ルクレイア国に攻められている国は幾つかあるとは言っていた。その1つがレクレア王国だったんだろう。この度、滅んだみたいだがな。それで生き残りをかけて、森の中を彷徨う組と、最後の抵抗をする組に分かれたとか、そういう話なんだろうか。他の国に辿り着ければ、それはそれで構わない。それか、住みやすそうな場所があれば、そこを拠点に安住の地を手に入れるという感じだろうか。考えられるとすれば、そんな所だな。


「レクレア王国は、ダークエルフの国だったのか?」


「いや、魔族が大半の国だ。人間も居たが、住民の殆どは魔族だ。だから、聖ルクレイア国に神敵認定されたんだ。それで、殲滅戦をやられた。最後の軍が、住民を散り散りに逃がした。その1つが俺たちの組だ」


「そうか。……光属性魔法を辿れ。俺はそこで暮らしている」


「……森の中でか?」


「そうだ。いずれは国にするつもりで作った場所だ。魔物の国だが、人を受け入れない訳ではない。とにかく、住むにしろ、そうでないにしろ、必要なものがあるだろう? とりあえずはこっちに来い。まずは安全が優先だろう?」


「少し待ってくれ。皆で相談させてくれ」


「じっくりと話をすればいい。覚悟が決まったら、こっちまで来てくれ」


 さて、どうなることやらだ。見つけてしまった以上、放置はしたくない。最悪の場合は、そのままオルデント魔国に逃がす方が良いだろう。ここの場所は見つかることになるが、オルデント魔国に見つかる分には問題ない。その内交易をしたかったところではあるんだ。……まあ、まだ住民も居ないので、どうしようも無いんだけどな。というか、よくぞここまで逃げてきたものだ。魔物が強い地域を抜けてこないといけないはずなんだけどな。それなりの戦力はあると言う事か。


「我が主よ。戻りました」


「ギリエルか。丁度いい。レクレア王国について知っていることを話してくれ」


「レクレア王国ですか……。我が調べた時には、ほぼ聖ルクレイア国に飲み込まれて行った所でしたので、詳しくはありません。聖ルクレイア国に攻められている国の1つではあります。場所は、大体この辺りになりますね」


「ワイバーンの居る山脈から真西に向かったところか。よくぞまあ、そんな所からこっち方面まで逃げてきたものだ」


「生き残りがこの近くに?」


「ああ、この場所に招待した。住民になりたければ、なればいい。オルデント魔国に行きたければ、いけばいい。まあ、そのくらいの案内はしてやるつもりだ」


「……あの場所からですと、30日程度は彷徨っていることになりますが。よくぞ生きていたと言わざるを得ないですね。道中の魔物が結構強いはずなので」


「それは気になったが、俺とお前を害せるとは思わなかったからな。ギリエルもそこそこ戦えるのだろう?」


「それは勿論です。多少の心得がある程度の人など、恐れるほどではありませんので。余裕で勝てるとは思いますよ?」


 そうだろうな。そうじゃないと、デーモンロードという種族では無いだろうし。デーモンの最終進化系らしいからな。最強の種族の1つといっても良いんだろうなとは思う。王族は違う種族になっているらしいが、まあ、それは置いておくとして、何かしらの違いがあるんだろうな。詳しい事は聞いても解らないだろうから、どうしようもないよな。ギリエルも貴族という訳ではないらしいし。


「今は向こうで会議中だ。こっちに来るかどうかは解らない。だが、来てもギリエルが居るなら何とでもなる。俺では何も出来ないからな」


「禁忌でしたか。人を害する事が出来ない神の枷、でしたね。それだけの存在だと言う事の証明でもありますが。力の強すぎるものには、制限が科されるというのは、当然の処置ではありましょう。そうでなければ、全ての生命が滅びますからね」


「自分が危険なのは知っている。まあ、どうしようもない事なんだ。抜け道も用意されては居ないし、どうしようもない。まあ、他の魔物には負ける気は無いがな。近接戦闘でも、魔法戦でも、負けるのかと言われたら、負けないだろう。人には負けるかもしれないが」


「そこは眷属を上手く使うしかありませんな。出来ればもう少し早くに、魔物の人化が出来れば良かったのでしょうが……」


「間に合わなかったものは仕方がない。住民にするかどうかは、相手次第だ。俺はどちらでも構わないがな」


 どっちでも良いからな。ダークエルフが加わってくれれば、さっさと国を名乗れるんだろうが、国を名乗るのは、急いで居ないからな。別に何時でも出来るだけの話。難しい事は特に無い筈なんだがな。……いや、魔物人にするのが難しいのか。成功するのかどうかは未知数だからな。そもそも勝手に種族を追加したんだから、何がどうなるのかが解らないんだよな。無事に魔物人になってくれれば良いんだけど。まあ、ならなくても、ダンジョンの強化にはなるから良いんだけどな。それだけの魔物が手に入ると言う事でもあるし。ダンジョンが強化されれば、俺にも益がある。ダンジョンでの経験値効率が上がるからな。どんどんとレベルを上げてやれば良いんだ。まあ、VITを伸ばす方が正しいとは思うんだけど。


「……覚悟を決めて、こちらに向かっているようだな。農地の門の前まで移動しよう。そこで話をすれば良いだろうからな」


「でしょうな。招き入れるにしても、土塁を超えてこないといけないというのは厳しいでしょう。門を開けてやる方が良いでしょうね」


 さて、出迎えてやろうか。歓迎しよう。まだまだ町なんて名乗れない、人口3人の国だ。俺とカーライルとギリエルしか居ないからな。魔物たちにも頑張って貰わないといけないってのに。中々進化をしてくれないんだからさ。まあ、進化はしているんだけど、望んだ進化をしてくれないという方が正しいけどな。人化してもらいたいんだけど、進化に時間がかかっている。かかっていると言う事は、伸びしろがあると言う事でもある。将来には期待したいな。


「さて、ようこそ。我が町へ。歓迎しよう。……まあ、まだ何も無いんだがな」


「……本当に魔物なのか? そっちのは、デーモンに見えるが、あんたは人にしか見えない」


「これでも魔物だよ。まあ、そこは気にしなくてもいい。まあ、ゆっくりしていけ」


 何もないけどな。とりあえず、食料と水はあるから、好きにしてくれればいい。この場所は安全だから。魔物の侵入を許したことはない。そもそも周辺の魔物は定期的に処理をしているから問題ないはずだ。新たに発生していたら不味いのかもしれないけど、そういう兆候は見られない。そもそも索敵に反応があるはずだ。……必要以上に広げることが無いから、今回みたいに、難民の発見が遅れることもあるんだけどな。


 食べるものも、水もあるんだ。井戸は作ってあるし、果樹も植わっている。食べるものには困らないだろう。農業をやっていた甲斐があったってものだよな。まあ、果樹が生っている時に難民として来たから良かったものの。これが別の時期だったら大変なことになっていただろうな。というか、まだまだ難民が森の中を彷徨っているんじゃないか? それは救助しなくても良いのかって話になってくるよな。……流石に知ってしまった以上は探すか。住民候補でもある訳だしな。さっくりと探してみて、居ないようなら問題はないだろう。少なくとも、ワイバーンの居る山脈より北側にいる難民は助けてしまおう。

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