登場都市・町・村落編
カラム
物語の主な拠点となる内陸の交易都市。加羅藤一家が運営する教会がある。
偏って勢力に属さない自治都市であり、テッサイを始めとする傭兵を雇っている。
この周辺地域では一番賑やかな竜節祭が行われることでも有名。
ジャール
カラムの北に位置する山林の中にある鄙びた町。林業を生業とする者が多く住む。
山から湧き出る温泉も有名で、観光客が多く来る。
白銀の宝玉がはめ込まれたブローチが、ジャール山林の洞窟に眠っていた。
マズロカ
カラムの西に位置する森林が周辺に多い、田舎の村。
農業を生業とする者が多い。
森林からやってくるオークの集団に悩まされていたが
カラムのハイオーク討伐隊により助けられた。
トラネス
西の大陸の玄関口となる港に近い町。町中央に大きな川が流れている。
この町に住むイットウサイの強さとその剣術錬成場は有名で
タナストラスにおいて大陸を跨ぎ、非常に広く知れ渡っている。
ライネル
東の大陸の玄関口となる港町。海賊、白鷹団の拠点にもなっている。
海上交易が盛んな町で、この町のギルド長コルナードは
その面において力を持っており、財も蓄えている。
ライネルの大教会はネフィラス教徒の中でも有名。
セイクリッドランド
タナストラスで最も信仰されている、ネフィラス教の総本山。
法王が治める領土の中心にある、宗教都市。
大聖堂やネフィラス神殿といった、宗教的建築物が数多くある。
東の大陸における最大の都市。
テレミラ
北限の大地で瘴気の噴出を監視するため、大昔に作られた村。
寒村ながらそれなりの人口と経済がある。
魔導師ミハエルが作る、高い魔力が込められた道具でも有名。
ヤギュウ
剣神ノブツナが住む剣神山の麓に位置する村。昔の日本と似た文化がある。
この村でしか採れないタマハガネ鉱は
良い武器を求める戦士や商人の間で珍重される。
ロンテウス
黒海の大島にある、太古から続く村。
ネフィラス教の元々の発祥はここから来ている。
ネフィラスが住む孤城に行くことが可能な、不思議な塔が建っている。
ヨミ
冥界にある死者の町。町民は思い思いのやりたいことをやって日々を過ごす。
広大な町で、その一角にネフィラスの母、カラがひっそりと住んでいる。
タナストラスの東と西、両大陸には、広大な温暖湿潤気候地域があり
砂漠化した乾燥地帯が少ない。
そのため両大陸とも、人が住むのに適した広大な大地を有しているのだが
文明が発展途上段階であるため、未開の地も多く
各主要都市や町、村落の人口規模はそれほどでもない。