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プロローグ

主人公の年齢に近い男性、想われ人の女性に近い女性に特に読んで欲しいです。


私は 40も半ばを過ぎた既婚の男…


15年程振りの恋をしている。15才も年下の女性だ。

当然 片想い、そして多分 人生最後の恋だろう。

「小泉 瞬」(こいずみ しゅん)私の名だ。


彼女と知り合い、一年になる。仕事上の取引先会社の事務員をしている。

初めて会った印象はというと、美人は美人である。長身でスタイルも良く、立っているだけなら ファッションモデルをしていると言っても 疑う人間はいないだろう。

髪は長く、金髪だ。それを後ろで束ねて、事務服をきて机に向かっていた。

少し、ケバい感があるが嫌味はない。

可愛い系が好みで、金髪の苦手な私の第一印象は、


「うわ、凄い女がいる」だった。

もっとも、こんな事を言われる筋合いは 彼女にはない。 彼女からすれば私は、ただのオヤジでしかないのだから。

彼女の名は「祥子」と言う。

パチッとした大きすぎない二重の瞼。スッと鼻筋の通った小ぶりな鼻。あっさりした感じの薄めの唇。非の打ち所がないのだ。

あえて言うなら、少し舌ったらずで ら行が苦手、女性にしたら 少し低い声…

でも それさえ、逆にいい個性と理解されるに違いない。美人とはそういうもの、特である。


私はどういう男かと言うと、 自分で判断するしかないが、 まあ 10才は若く見られる自信はある、が その程度。スリムではあるが身長は低めで、長身の彼女と同じ位しかない。

肝心な顔はと言うと、イケメンでは勿論なく、

「中の中の上」(ちゅうのちゅうのじょう)と いったところか? 自己判断なので甘い評価ではある。

そんな私が、彼女に愚かにも、アプローチする訳だが、どうしてタイプとはかけ離れた彼女に、となる。



私の素性、性格から話して行きたい。


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