4日目 いつか死ぬ僕のために
今日も今日とて夏休み。昨日は特に何もしていないのに就寝が3時くらいになってしまったので、起きたのは昼の12時半くらいだった。9月の後半からはまた大学が始まってしまうのだから、そろそろ生活習慣を治していかなければならないと思っている。
バイトもしていないから、あんな時間に起きても1日が長いと感じてしまうことがある。そうすると、決まって何か考え事をする時間が生まれるのだが、最近はタイトルにある通り「死」について考えていることが多い気がする。僕は「死」について考えるといっても、真面目に死について考えているわけではなく、死んだあとの事務的な仕事について考えている。たとえば、僕が明日にでも死んだとしたら、僕の葬式のあれこれは未だにピンピンしている両親がするのだろう。もしそうなったら、僕の葬式には誰がくるのであろうか。中学生くらいの頃なんかは、まだ親との会話も多く、僕の交友関係について話すことも多かったが、高校生になるとまず親との会話自体が少なくなり、僕の交友関係についても話していないから、親が僕の交友関係を知っているわけがないのだ。そうすると、中学生くらいには僕と仲が良かったけれど大学生の今になって仲が良いわけではない人には僕が死んだことの知らせと、葬式の案内が来て、高校の時僕と仲が良くて今でも話すような友達には葬式の案内は行かないだろうし、もしかしたら僕が死んだことすら知らされないかもしれないのだ。これでは流石に死んでも死に切れない。だから、僕は死んだ時のための交友関係リストを作ることにした。こうすれば葬式の時の招待も簡単に済むだろう。
今日は、この決断をして満足をしたのでリストは明日以降の僕に任せることにした。人間いつ死ぬかわからないというようなことを言っていたのに、明日の自分に仕事を投げるのは盛大な矛盾があるような気がするけれど、僕の心が今日はやりたくないと言っているのだから仕方がない。それに、交友関係をまとめると簡単に言っているけれど、この作業は案外難しい気もしている。やっぱり今日じゃない。もしこの仕事が終わったら、またここに書くことにしようと決めた。
今日は真面目風不真面目です。