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ミスターフルベース  作者: 多手ててと


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17/17

創作メモ

2作目の連載を始めたので、宣伝を兼ねて旧作の創作メモを掲載。

新作はジャンルを変えて異世界ものにチャレンジしてみました。

作者名からリンクされています。


このメモはネタバレだらけなので、本文を読む前に読むのはおすすめできません。ここで間隔を空けます。


























●ミスターフルベースのコンセプト

コンセプトは動画サイトなどで自分が見たいシーンを書きたい、です。


初期設定ではもっと地味なシーン(四球でそのまま2塁に走るとか、外野2人シフトとか)から書こうとしていたのですが、モチベーションが持たないので、厳選し今の形となりました。そのうち満塁のプレー多いことに気が付いたので、テーマを満塁にしました。その結果、ランニングホームランとか、アピールでホームラン取り消し、など元々満塁でなかったプレーも満塁にすることでより派手になりました。


登場の順番はより派手なものを後ろに持ってきたかったのでこの順です。


1回戦  不戦勝

2回戦  6回裏 満塁ランニングホームラン

3回戦  7回裏 トリプルスチール

準々決勝 8回裏 一人四重殺

準決勝  9回裏 スリーランスクイズ

決勝   10回裏 アピールでサヨナラ満塁ホームラン取り消し


これらに匹敵するものを1回戦に持ってきたかったのですが、思いつきませんでした。次点は、「満塁でインフィールドフライでランナーが一斉にスタート」でしたがカットしてよかったと思います。なお設定だけ12話にちらっと出ます。


これらのプレーはあまりにも不自然なものが多いので、どのようにすれば発生しえるか、をいろいろ考えながら作りました。よく打つ上位打線、打てない下位打線、8番の真司をまったく打てないキャラにしたのも、そのせいです。普通は次のバッターに託しますよね。そうすると、なぜ真司はレギュラーなの? となるので、キャッチャーとしてはとても有能、監督は守備の上手い選手をレギュラーにする、という設定ができました。すべてこのように初めに書きたいプレーありきで設定を決めていきました。


あと伏線らしきものはあちこちにばらまいたつもりです。初期からトリプルプレーの話題がちらほら出る。ベーラン(ベースランニング)で手を抜くなとか、ボールを持った野手は目の前のランナーから目が離せないとか。2話の前キャプテンからの言葉や、幸矩の就任コメントもそうです。架空のメジャー球団も早めに名前を出したつもりです。


決勝で空過した選手は元から結構やらかしている設定です。3回戦あたりでも2塁打で1塁ベースを踏まなかったのを、主人公がテレビで見ていて、「こいつ手を抜いたな」「えっ?」みたいなシーンを入れることも考えたのですが、うまく入れるところがなくてカットしました。


あとは該当チームが、初回からメインのシーンまでに、それぞれの打席がどういう結果に終わったかのメモは作りました。そのシチュエーションで主人公他に打順が回ってきてもおかしくない確認はしています。投手戦だったり、乱打戦だったりするのはそのせいです。3回戦の打順を変えた(6番と7番入れ替え)のは苦肉の策ですね。


●キャラクター

・花村幸矩


1話と最終話で野球部を辞めようか考える主人公。1話では3年生なのかと思わせて実は2年生というところがミソなのですが、振り返るとあんまりかも。主人公はこのお話ではド派手なプレーをしますが、描写外では堅実なプレーばかりしています。打力はイマイチだけど、守備はうまく、未来予測による指示が的確で、学業は優秀で人を変える力のあるキャプテンという設定になりました。キャプテンの方が外部の人と絡めると思ったのですが、結果は杉原ぐらいしか絡めなかったです。


また、最初は別の名前でしたが、作品を書いているときにたまたま同じ苗字の人と会ったので名前を変更。主人公以外もそうですが、基本苗字も名前も、これまでの知り合いの人ににいないものを使っています。


・北風茜


ヒロイン。作中唯一の女性。当初プロットだとあまりにも男しか出てこないかったので追加しました。具体的な容姿は髪型すら描写していないはず。会話があるのは1話と最終話だけですが、どちらも幸矩が野球を続けることを最初に告げる人物として位置づけています。


7話にも登場しますがテレビを見ているだけ。なおこの7話に出る解説者は、「おおっと、すごいプレーだ」「おおっと、ここでスクイズだ」などと「おおっと」を連発するので、大戸さんと名付けたのですが、実況回も掲示板回もやめたので他に出番が無くなりました。


・石田忠雄


佐吉。野球を続けない人物として、普段の幸矩を知る人物として配置。あだ名のくだりはいらなかったですね。なお9話の視点を後述の高品ハジメに取られていた場合、最初からいないことにされていました。


・草刈三郎

ギャンブル監督。作品のコンセプト上不可欠な人物。15話の解説役は誰でもよかったので、実況や5ch風の掲示板にする案もありましたが、幸矩をキャプテンにした理由がこれまでの描写だけだと弱いと思ったので、語ってもらいました。


・高品ハジメ

高品はこのチームの実質的なキャプテンで4番だったのに、石田と9話の解説役を争って敗れました。2話で幸矩がホームランとトリプルプレーをしたい、と言ったのを高品は覚えているのですが、10話で幸矩自身が忘れています。ちなみに幸矩は同学年のチームメイトは下の名前かあだ名で呼び、下級生はすべて苗字で呼んでいます。杉原は敵チームだから。


・杉原健斗

ライバルキャラと思わせて、幸矩のトラウマをやわらげるために生まれたキャラですが、気に入ってくれた方もいたみたいでよかったです。


●その他

・舞台設定

15話で監督が言っているように、これは2019年から2020年を舞台にしています。「大きなイベント」はオリンピック。コロナの発生がなかった世界です。


・レッツゴー・ケンセイ

作者の母校の応援をもじったのですが、「レッツゴー習志野」という有名な応援があることがほぼ書き上げてからわかりました。なので1話に吹奏楽のない肉声だけの応援だと加筆。


・1話のサブタイトルは「コンティニューしますか?」でした。転生系、っぽい感じがよいかなと思ったのです。最終話の「コンティニューします」と対になっていました。6話、14話、最終話などは、聞いたことのあるフレーズをもじってつけました。


・最終話

二人が向かっているのは東大駒場キャンパスです。ここの野球部なら幸矩が合格していたら、彼を待ちわびているのではないか、そう妄想しました。



創作メモは以上です。で、大事なことなので繰り返します。新作は作者名からリンクされているので、ご興味があればぜひご覧ください。

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