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屋敷

それから、数日が経ち、響子達は、王都に戻って来た。

王都に戻ってから、ケルビン子爵の屋敷に向かい、今回の依頼達成の報告をし、

報奨金を貰ってから、屋敷に戻り、皆で寛いだ。

屋敷に戻り、一息ついてから皆の部屋割りを決め、数日休むことを決めてから

解散して、それぞれの部屋に戻って行った。

翌日、響子は、シルベスタに会う為に、アスタ子爵の屋敷に向かった。

屋敷に着くと、執事に案内されて応接室に通された。

響子が、ソファーに座り、メイドの持って来たお茶を飲んでいると

シルベスタが、入って来た。


「響子様、今回のケイン辺境伯の事、受けて頂き、有難う御座いました」


「いえ、キチンと依頼料も頂いていますので、お気になさらなくていいですよ」


「そう言って頂けると助かります。

 ところで、今回はどの様な用件でしょうか?」


「実は、仲間が増えまして、もう少し部屋があればと思い、

 何処かに屋敷を売っていないかと 思いまして・・」


「そうですか。

 響子様の隣の屋敷が引っ越すらしいのですが、少し、代金を上乗せすれば

 すぐに、手に入ると思いますが、どうしますか?」


「それでしたら、お願いしてもいいですか。

 勿論、必要な代金はすぐにお支払い致しますので」


「わかりました」


シルベスタは、引き受けると、執事を呼んで何処かに向かわせた。


「響子様、話が纏まりましたら、ご自宅に連絡させていただきます」


「わかりました。 

 宜しくお願い致します」


響子は、挨拶をしてから、シルベスタと別れ、屋敷に戻った。

響子が、屋敷に戻ると、皆が出掛けていた。

シャドウ達は、いつもの森に訓練に出掛け

ナディアは、市場に行ったとサリムに聞いた。

狐人族の皆は、観光したり、訓練したりと思い思いに出掛けているらしい。

その事を聞き、響子も何処かに行こうかとも思ったが、

何故か、気乗りしなかったので、屋敷で休むことにした。

夕方になると、皆が帰って来た。

皆が、揃ったところで、シルベスタとの話を伝えた。


「屋敷が広くなるのですね」


「うん、隣の屋敷が手に入れば・・・・と言う話だけどね」


「響子様、この話が纏まれば、姉さま達とも一緒に住めるのですね」


「そうなるといいね」


「はい」


リリは、喜びながらオトヒメの所に行った。

数日後、シルベスタから、屋敷が手に入ったとの連絡があり、

響子は、お金を持ってシルベスタの屋敷に向かった。

屋敷に到着し、シルベスタと話をすると既に引っ越しを終えているので

すぐにでも住めるとの事だった。


「シルベスタ様、何から何までお世話になりました」


「いえ、私共もお世話になっていますからお互い様ですよ」


「そう言って頂けると、助かります」


「それはそうと屋敷が大きくなるならメイドの数も増やすことになりますね。

 響子様、如何ですか」


「そうですね」


「何人位を希望なさいますか」


「後、3人、多くて4人程いれば・・・と考えていますが・・」


「わかりました。

 では、手配致しますね」


「待ってください!

 そんなにお世話になっては、申し訳が立たなくなってしまいます」


「大丈夫ですよ。

 実は、男爵家や準男爵家の三女以上となると、平民にするよりは

 何処かの貴族のメイドになって顔を繋げていた方が良いと考えますが

 中々、そう言った所が無いのが現状です。

 ですので、響子様の所のメイドになる事は、相手方も望んでの事ですから

 御心配には及びませんよ」


「あの・・・私は、貴族ではありませんが・・・」


「わかっております。

 ですが、貴族の間では、ダンジョンの件もあって

 貴方と顔を繋いでおきたいと思う者も多いのです。

 ですから、貴方の所のメイドになる事は、相手方も喜んでいます」


「ならば、お任せしてもいいですか?」


「はい、お任せください」


「宜しくお願いします。

 それと、屋敷の代金ですので、お収め下さい」


シルベスタは、執事に代金を確認させた後、響子に向き直り、お礼を述べた。


「確かに受け取りました。有り難うございます」


その後、響子は屋敷に戻り、皆に、隣の屋敷が手に入ったことを伝えた。


「響子様、何時から住めますか?」


「すぐにでも住めるらしいけど、塀を取り払って、

この屋敷と繋げようと思っているから、もう少し後かな」


すると、ムサシが提案をしてきた。


「響子様、塀を解体する作業は、私達が行いますので・・」


「有り難う。頼むね」


「はい」


「明日、私は、増築をしてくれる人を探しに市場にでも行ってみるよ」


「なんじゃ、響子よ、市場に行くなら、わらわもいくぞ」


「うん、ナディア、宜しく」


翌日、響子とナディアは、市場の前に、闇ギルドのアジトに向かった。

アジトに入ると、ギルバートが、帳簿を確認しながら、作業をしていた。


「ギルバート、王都に戻ったよ」


「響子様!お帰りなさいませ。ご無事で何よりです。

 それで、今日は如何なさいましたか?」


「この街の人間で建築に詳しい人を探しているんだ」


「そうですか、ならば、聞いてみましょう」


ギルバートは、1人の男を呼んだ。


「トミー」


「ギルバートさん、御用ですか」


「ああ、響子様が、建築に詳しい人をお探しだ」


「わかりました、響子様、ご案内します」


「よろしく」


トミーは、響子とナディアを連れて、アジトを出て市場に向かった。



不定期投稿ですが宜しくお願い致します。

暖かい目で見て頂ければ幸いです。

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