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理系な異世界に天才科学者が転生しました  作者: 13Last
二章 魔導演武編
9/11

7話 始まり

 「「誕生日おめでとうございます、ティア様!!」」


  その声と共にクラッカーの音がばらばらに鳴り響く。


 「ありがとありがと」


  俺は自分の誕生日など興味を持ったことがないため

 

  特にはしゃぐことなくぼーっとしていた。


 「なんですか!?もっとテンション上げていきましょうよ!


  まさか9歳でまた老けたとか感じてがっかりしてるんですか!?」


 「じゃあノホは19歳だから老けを感じてるの?」


 「まだまだピチピチガールですよ私!?」


  獣人だからか分からないが19歳にしては


  子どもっぽい体格。


  どうやら人族と獣人族では成長するスピードに違いがあるようだ。


  ノホの見た目は中学生と言ってもきっと誰もが信じるだろう。


 「いや~ティアももう9歳か~~。


  どうだ今日は父さんと男同士風呂でも…?」


 「嫌だ」


 「冷たいよ~、母さんティアが反抗期だ」


 「うふふ、ティアより父さんのほうが子どもみたいね」


  涙目の父さんを見てクスクスと愉快そうに笑う母さん。


  両親が仲むつまじくて助かる。


  前世はけんかばっかりで散々だった。


 「兄さん兄さん、誕生日プレゼントは何にされたのですか!?」


  いつもより派手で高そうな、いかにも貴族らしい


  白くもあり青くもある壮大な空を表しているようなドレスをまとった


  エマが目をキラキラさせ見つめてくる。


  まだ8歳だというのに大人の魅力というものをかねそなえており


  かといって子どもらしい純粋さを感じる。


 「ああ、父さん母さん誕生日プレゼントのことなんだけど」


 「どうした?何でも言うんだ」


 「父さんと母さんはどこで働いているの?」


  すると両親は驚いた顔をした。


 「どうして気になるの?」


 「俺のユニークスキルを教えてくれたドクターは


  俺を様付けしたしこの家はあまりにも大きすぎる。


  貴族かよっぽどの役職じゃないと不可能だ」


  それを聞くと両親は目を合わせてうなりながら悩んだが


  結果的にため息をつくと。


 「そうだな…そろそろ言うべきだな……


  父さんは王国で王宮の王専属の騎手をやっていて


  母さんは王宮での魔法研究のリーダーをしていて…


  それと他の人には言うんじゃないぞ……


  父さんと母さんは貴族統括もしている」


 「貴族統括………?」


 「アーザルロレス王国は王に税を納めている金額と王国への貢献度、


  国民からの評判、そして父さんと母さんからの評価だ」


 「父さんと母さんの評価?」

 

 「王が父さんと母さんを信じてくれていて


  こちらで貴族の権力を分配するという役職をくれてるんだ」

 

 「へ、へぇ~…」


  こんな陽気な両親がそんなお偉いさんだったとは……。


  王は選ぶ人間違えてんじゃ……、特に父さん。


 「この土地から出てもないのによく他の家より


  豪邸だと思ったな…」


 「そっそれは……そう!本で見たことがあるから」


  怪しい目で見てくる父をなんとか誤魔化す。


  まさか前世の記憶があるだなんて言えるはずもない。


 「そうか……あっそういえばティア、


  お前に話すことがあった」


 「ん…?何?」


 「お前には4ヶ月後にある


  魔導演武に出てもらうぞ」


 「魔導演武?」


  なんだそれ


  




 


  


  


  

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