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理系な異世界に天才科学者が転生しました  作者: 13Last
一章 異世界転生
8/11

6話 進化の始まり

 「ティアム君、君のユニークスキルは


  エネルギー変換を自由にすることができる能力ですな」


 「エネルギー変換?」


  エネルギー変換


  世界には光エネルギー、熱エネルギー、音エネルギー、


  電気エネルギーなどのエネルギーが存在し


  エネルギー変換とはそのエネルギーを他のエネルギーに


  変換すること。


  例えば太陽光発電は太陽の光(光エネルギー)を


  電気エネルギーに変換している。


 「そうだ、それに奇妙なことが起きたときの現象は


  エネルギー変換を自由にできるといったらすべて解決できますな。


  プールの水が沸騰したのは太陽からの光エネルギーを


  無意識に熱エネルギーに変換してしまったんですな」


 「待ったドクター、それだったらなぜ寝るとき


  体が発光した?」


 「恐らく、体にまだ小さいがエネルギーを貯めておける


  貯蔵庫があるですな。だから、一瞬だけしか光らなかっただろ?」


  なるほど…たぶんだがドクターが言っているこの仮説は正しいだろう。


  しかし、なぜ分かった…。この数分だけでここまで


  分かるのはおかしい…何か裏があるな…。


 「ドクター、ドクターもユニークスキルがあるのか?」


 「ほう……その通りですなティアム君。


  私のユニークスキルは五感のうち四つを感じることができたら


  その相手の詳細を知ることができる能力ですな」


  つまりドクターは多分俺の触覚と嗅覚、視覚、聴覚を感じたのか。


 「ちなみにユニークスキルには科学、生物の2つの種類がありますな。


  私のは生物でティアム君のは科学ですな」


 「これって操れるようになるの?」


 「自分がユニークスキルを持っていることを理解すると


  不思議とユニークスキルの使い方が頭に流れてくるんですな」


  今確かにさっきまで分からなかったのに


  使い方が分かる…。感覚が変化していっている。


 「では私はこれで帰るとしますな。 


  またねティアム君……いや…ティアム様」


 「ティアム様……?」


  笑いながらドクターは部屋を出ていき


  ノホたちは見送りにいった。


 「面白くなってきた……」


  前世では不可能だった領域がここではその領域に


  意図も簡単に入るこができる。


  ここでならさらなる研究ができる。


  つまらない人生からおさらばだ。


  

  

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