俳句女子の「俳句ことはじめ」…木の芽晴れ
朝晩は幾分寒いですが、日中は
ポカポカ暖かく、春ですね。
春には「木の芽」という季語があります。
木の芽…
春に芽吹く木々の総称。木の芽立ちは
木の種類・寒暖の違いにより遅速がある。
萌黄色・浅緑色・緑色・濃緑色など
さまざまに萌え出る木々の芽は美しい。
木の芽時の雷や雨を「芽起こし」
ということがある。
「木の芽」というと山椒のこと。
「俳句歳時記 春」角川学芸出版社より
さて、今回は、そんな「木の芽」より
「木の芽晴れ」を使い、こちらを作りました。
肩寄せて 二人で歩く 木の芽晴れ
季語…木の芽(春)
昼下がり、近所の公園を通りかかると、
若い男女が寄り添い、小さな花をつけた
木々を見上げながら歩いていました。
芽吹きの季節、暖かな春の到来。
穏やかな春の日差しは、若い男女を
祝福しているようでした。
二人でいれば、きっと何をしていても、
楽しいのでしょうね。
羨ましいなぁ。