「知る」という本当の意味(S)
「超能力って知ってるかい?」
不気味な笑みを浮かべながら裸山君は急にそんなことを言い始めた。
「知ってるけど、あんなのテレビの話題作りのものだよね?」
超能力なんてものはこの世に存在しない。していたら今頃世界中で話題になっているだろう。
「なんだ、知らないのか。ならいいや」
そう言って裸山君はご飯を食べ出す。
「だから……」
その続きを言う前に、
「おーいそこ、私語は謹め。それと裸山、授業中にご飯を食べるな。それも納豆なんて、匂いでみんな授業に集中出来なくなるだろう」
そう注意を受けた。
授業が終わり休み時間、さっきのことをちゃんと聞こうと思ったが裸山君はすぐに教室から出てしまう。その次も、その次も、一向に話かけるタイミングがない。そして昼休み。今度こそ裸山君に話かけようとした時、
「お昼一緒に食べようか?」
裸山君からお昼を誘われ、少々驚いた。
「う、うん。食べよう」
二人で学食にいき、裸山君のお昼ご飯を買って教室に戻る。
「あのさ一時間目の事なんだけど」
お昼ご飯を食べながらその話題を切り出す。
「何で知らないのかって言ったの?」
疑問を裸山君にぶつける。
「だって知らないじゃん」
一時間目の時と同じ不気味な笑みを浮かべなから裸山君は答えた。
「超能力ってあれでしょ、スプーンを曲げたりだとか、手を使わずに物を浮かしたりするやつでしょ?」
あんなのは力の作用点を利用したものだし、物を浮かすのは透明で細い糸とかを使っているのだ。
「やっぱり知らないね」
その言葉を聞いて僕はもう訳が分からなくなった。この話題はもうやめたほうがいいと思い違う話題で会話を続けたが裸山君の不気味な笑みは消える事はなかった。
こんな変な展開になってしまうのがリレー小説のいいところでもあり、難しいところでもありますね〜。
前のoがこんな事を言ってましたね、正直この言葉に殺意を覚えました(笑)
はい、二周目入りましたsです。
いや早いもんで二周目、ゲームとかだと二周目って強いままニューゲームとかあって面白味がないのもありますよねー。僕達の小説では何周しても面白いものを届けたいと思います。
では、今回までの振り返りでもしてみましょう。まず2話のkの話で神父や虎が出てきて凄く驚きましたが、あらすじでも書いてる通りこの作品は超能力のお話。きっと神父さんが超能力の説明を、というところで終わってしまって非常にむず痒かったです。
いやー神父さんマジカッケーですよ。
この後oが凄くいい感じに超能力バトルに持っててくれると信じてました。はい信じてましたよ?
そして、3話。なんですかあれ?カオス過ぎて続き描くのにとても苦労しました。なんで神父さんあんな雑魚臭半端ないキャラになったんですかね?なんでウサギ小屋なんですかね?もう僕にはoの考えてる事がわかりません。
はいそして4話。僕個人としては夢オチという禁断の技を使いたかったんですが二人からそれを止められ、こういう感じになったわけです。少しでも、少しでも、能力バトルに持って行きたかったのですが、oの爪痕が深すぎて僕の文書力ではあれが限界でした……。
これからまた2人にバトンが回りますが不安です、とても不安です。誰に対して言ってるかは明白だと思いますがとても不安です。あと何周すれば能力バトルに持ってけるんですかねー。