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冬は訪れ、夏は来ず(S)

「あ、そういえば連絡するの忘れてた」


 『真夜中の逢引き』を読み終え、本棚に戻し、さぁ寝ようとベッドに寝転がった時、家に連絡していないことを思い出した。


「そういえば、風鈴さんに電話を貸してもらおうとした時に敵が来たんだった」


 その後は眠ったり、夢でサラに会ったりと僕の脳の容量はそっちばかりに向けられていた。


「そうだ、確かポケットに財布と携帯電話を入れといたんだ」


 自分の服のポケットに手を入れる。


「あれ? 確かに入れたはずだけど」


 他のポケットも確認したがどこにもない。


「戦闘の時にでも落としたのかな? あー、勝手に使われてたりしたらどうしよう……」




「あーどうしよう紅葉。しゅーくんが、私のしゅーくんが」


「もう落ち着きないよ姉さん。たかが一日いなくなっただけで」


 今日の朝、しゅーくんにいってきますをして、仕事が終わって、やっとしゅーくんとゆっくりできるかと思ったら家に人っ子一人いない状態だった。しゅーくんのことだから夕飯の買い物かと思ったけどいつも使ってる買い物バックが家にあり少し嫌な予感がした。


 そして現在、しゅーくんは家に帰ってきてない。


「たかが1日!? もう1日だよ!! あんな良い子が連絡もないなんて絶対におかしい!!」


「本当にそうよね、いったい誰に似たら、ああなるのかしら」


「えへへー、褒めないでよ」


「少なくとも姉さんではない事は確かね……」


 紅葉に否定されたがあの子を育てたのは私なのだから絶対に私に似て良い子になったのだ。そりゃ、私よりも家事やお料理上手だし、私よりもしっかりしてると、ちょーっとは思うけどさ。と、そんな事を考えていた時、ふいに玄関の扉が開く音がした。


「ほら、何ともないじゃない。春君だって高校生なんだから友達と夜遅くまで遊ぶ事だってあるわよ」


 そんな言葉を右から左に流し、私は玄関に向かった。




「しゅーくんおか……」


「どうしたの? ってあらー」


 結果を言わせてもらうと玄関に立っていたのは春君ではなかった。春君以外で、この家に帰ってくるのはあと2人しかいない。


「あれ~? どうしたの2人して~?」


 誰に似たかは敢えて言わないが、言葉の端をゆるりと伸ばしたゆったりとした喋り方だ。その喋り方と同じように、ゆるりとウェーブのかかったセミロングの黒髪。母親譲りのスタイルにオフショルダーとホットパンツを合わせたちょっと露出の多い服。まるで高校生の頃の姉さんを見ているような気分になる。その少女は。


「なんだー…… 冬華とうかかー」


 肩をがっくりと落としてリビングへと戻る姉さん。


「なんか反応冷たくな~い? まぁ、お母さんなんてどうでも良いけど~。しゅっくん! お姉ちゃんが帰ってきたよ~」



 そう大きな声で言うが家にいない春君が返事をするわけない。この子の名前は夕凪冬華ゆうなぎとうか。この家の長女で、春君のお姉さん。

 まぁ、見てわかる通り姉さんとは仲が悪い。反抗期とはまた違うのだがとにかく仲が悪い。多分同族嫌悪だと思う。そのため家に帰ってこない事もしばしば。いったいどこにお世話になってるのか。


「あれ~? 紅葉さん? しゅっくんは?」


「今日、朝に一日家にいないの、それで姉さんはあんな感じなのよ」


 リビングでのたうち回り「しゅーくんどこなのー? どこいっちゃったのー? カムバック!!」と叫んでいる。


「なんだ~しゅっくんいないのか、わざわざ帰ってきたのにマジで意味ないじゃん~、家にいるのは母さんだけとか何これ~」


「冬華ちゃん? 最近家に帰って来ない事多いけど、どこにお世話になってるの?」


「え~、紅葉さんまでそういう事聞くの~。まぁ紅葉さんは優しいし教えとこっかな、色んな友達の家泊まったり、あとはネカフェとかかな〜。そういえば今日お世話になろうと思った男友達さぁ~、何を勘違いしたのか私が惚れたと思って襲いかかってきたの~、マジでキモかった~、やっぱり男の子はしゅっくんみたいな子じゃないとダメだわ~」


「もう、女の子なんだから軽々しく、男の子の家に行かないの。姉さんに会いたくないなら、私のとこに来なさい」


 この二人のどこが同族かと言うと、方や重度のブラコン。かたや重度の親バカ。つまりまぁ、春君の取り合いになってるわけで。


「え~、いいの! 紅葉さん本当に大好き~」


 こちらに近づき、抱きついてくる。こうしてれば、普通に良い子で可愛いのにな。



 テーブルの上に置いてある、私の携帯電話が鳴った。


「わぁ! しゅーくんからだ!」


 その電話を持って部屋に逃げ込む、こうしておかないと冬華の奴が携帯電話を奪ってくるからだ


「もしもーし、しゅーくん、なんで帰ってこないのー?」


「お久しぶりですね、夕凪秋恵さん」


 その電話から聞こえた声はしゅーくんのものではなかった。だがこの声には聞き覚えがある。


「なんで貴方がしゅーくんの携帯電話を持ってるの?」


「そんな事わざわざ聞かなくても私が電話をかけた時点で察しがついてるのでは?」


「だいたいわね、で、何が目的なの? しゅーくんは今大丈夫なんでしょうね?」


「もちろん大丈夫ですよ、今は私の隠れ家の一つで保護してますから。目的というのも、春君の安全を確保する為に必要なことです」


 そこで一拍区切り、電話の相手は目的を告げた。


「夕凪春君の本当の父、夕凪夏樹ゆうなぎなつきさんは今どこにいますか?」

 はい、どうも、sです。

 いやー、一週前はすいませんでした。話を振り返らず、まさか風鈴さんの話ばかりしてしまうとは、反省しています(風鈴さんについて語らないとは言っていない)

 今回はちゃーんと振り返りますよー。


 まずは最近安定期に入ったo。あ、別にoは妊娠してませんからね?

 変態野郎メタモルフォーゼいや、あってるんだけど、なんでだろうすごい貶されてる感ありますよね? でも、私はこのoが考えた能力が今の所一番好きです。特に名前が。もしですけど伝説上の生き物とかにも変態できたらすごいですよね、ドラゴンとかユニコーンとか。


 続いては、何時でも何処でも安心安全、だが時にはスパイスも聞かせるいかした作者kです。

 今回はそのスパイスを充分にきかせてくれました。やっぱり時にはこういうの大事ですよね? 同じ料理でもタバスコとかブラックペッパー入れたら結構味かわりますから。

 『真夜中の逢引き』何時か、その内容が明かされる時が来るのか乞うご期待です。まぁ、やるとしてらkにやってもらいましょうかね。きっとすんごいの出来ますよすんごいの(何がすんごいのかは、皆様の想像に任せます)


 では、今回私のお話。

 どうでしたでしょうか? 今回のお話。タイトルを見たら「はぁ?」となるかと思いますが読んでもらえれば、分かると思います。分からなかった人。貴方が悪いんじゃないんです。ボキャブラリーのない私がいけないのです。

 やっと春君の家族が揃ってきました。あとはまぁ、もう一人の義理のお義父さんでコンプリートですね。もしかしたら従兄弟とか、生き別れるの兄とか、弟とか、妹とか、姉とか出るかもしれませんがね。

 因みに今回書いたお話の続きはもうしっかりと出来ていますので二人が書かなければしっかりと私が書きます。この先の展開を予想して楽しんでください。


 では今回はこの辺で。また一周後に会いましょう。

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