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漫画のような(S)

「大丈夫、僕が絶対にその賽の目をいいものにしてみせるから」


「ふふふ、そんな恥ずかしい言葉をかけてくれたのは貴方が初めてよ」


「そ、そんなに恥ずかしいこと言ったかな?」


 僕は少し恥ずかしくなったため目を逸らしながらそう言った。


「そうね、結構恥ずかしいと思うわよ。でも、とっても嬉しいわ」


 彼女は先ほどよりも嬉しそうに笑っている。すると、急に草原がぐらぐらと揺れだした。


「あら、そろそろこの時間も終わりね」


 彼女はこちらに近づき上目遣いに僕の目を覗き込んだ。


「待ってるわ。次に私が目を覚ますとき、最初に会うのがあいつではなく貴方であることを……」


 何か祈るように彼女は、強くそう言った。


「君だって大分恥ずかしいこと言ってるよ」


 最後の言葉が僕の言葉が彼女に届いたかはわからない。



 何か温かいものを感じる、自分とは誓う体温が体に巻きついているようなそんな感覚だ。


「すぅ…… すぅ……」


 自分の胸あたりから何か風ような音が聞こえる。なんだろうこれ?


「ん…… んぅ……」


 まだ眠かった僕は意識がはっきりしないままその音がするあたりを触ると、今度は何か違う音がする。触った感触はなんとういうか今まで触ったもので一番近いもので言えばマシュマロに近いと思う。人肌の温度でとても触っていて心地いい。

 ん? 人肌……? 嫌な予感にかられ眠気に逆らいながらゆっくりと目を開く。


「ふ、風鈴さん!!」


 僕の顔のすぐそばに風鈴さんの寝顔をがある、うん、寝顔も素晴らしく可愛い。ってこんなことを考えてる場合ではない。


「な、なんで風鈴さんがここに……」


 確か僕が眠った時は、隣のベッドに入っていたはず、なのに今は僕の隣に。何故だ? まさか新たな敵の陰謀? いやこんな馬鹿げたことするわけがない。では、幻覚の類い? もしくは先ほどの夢がまだ覚めてなく、サラの能力の中なのか。もうわからない、何が真実で何が偽りなのかわからない。


「あ、れ? しゅん、くん?」


「……っ!!」


 やばい風鈴さんが起きてしまった、これはどう言い訳をすればいいんだろう、でも僕が風鈴さんのベッドに入ったわけじゃないし、それに風鈴さんが僕のベッドに入ってるわけだからセーフでは?そうこれは相手からやってきた行為、だから僕は無罪だ!!


「おはよう、風鈴さん。よく眠れた?」


 僕は笑顔でそう言った。風鈴さんは辺りを見渡し状況を確認している。そしてその視線が僕の顔を捉えると、だんだん顔が赤くなり真っ赤になる。初めて見る反応だ。さっき抱きつかれた時にはもうちょっと落ち着いた感じがした。


「きゃぁぁああーー!!」


「待って、風鈴さん!! 僕じゃないよ、僕は何もしてないよ!!」


「じゃ、じゃあ、何でしゅんくんが私のベッドに入ってるの!?」


「その時点からすでに誤りがあって、風鈴さんが僕のベッドに入ってるんだよ」


 僕のベッドは窓際、風鈴さんのベッドはその隣、今、窓際ベッドで二人で寝てるのだから入ってきたのは風鈴さんの方だ。


「わ、私、ちゃんと隣のベッドで……」


「あ、起きたかい二人共。体に異常はないかな?」ムーンさんがこちらに声をかけてくる。


「体に異常はないんですけど、寝る前の環境と今の環境が違いすぎて驚いてます」


「あー、それは私がやったんだよ。触媒の事もあるし二人の距離を物理的に縮めたらどうなるのか…… って、フーリン? 何でそんなに怖い顔をしてるんだい?」


「ムーン、ちょっとそっちで話があるの」


「え? 話? 何か話す事をあったかな?」


「ええ、たった今できたの。さぁ、早く」


その後、ムーンさんと風鈴さんが帰ってくるのに30分もかかった。

はい、どうもsです。


今回はタイトルが間に合わずすみませんでした!!(土下座)


小説自体はすぐに書けたのですが問題のタイトルに悩みました。

新キャラの子に関係のあるタイトルにするか、今回イチャラブがあった風鈴さんにスポットを当てるかの二択に悩みに悩み今回は新キャラの子に関係のあるタイトルにしました。

でも、自分でもこれでいいのか?となってるので、疑問に思った方それは作者も同じですw


さて、ではお話を振り返りましょう。


今回の週は、戦闘も終わり少しペースが落ちるかなと思ってたのですが流石k、そんな事にはなりませんでした。新キャラめっちゃかわいいです。だから私の方で少し羽休めを出来たらと思い。なら、風鈴さんとイチャつこう!!という自然の摂理に従いこんな話になりました。添い寝か膝枕で悩みに悩みにました(どんだけ悩んでんだよ、私)


さて、今回は楽しくもあり、苦渋の決断もしたお話でした。これからどうなるのか楽しみですね

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