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Middle of the week(O)

 僕と風鈴さんは部屋の外に出た。


 少し広めの長い廊下が左右にある。


「まだここまでは来てないようね」


「あの、お聞きしたいんですけど~、もうバレてるって言ってましたけど、他の派閥にってことですか?」


 風鈴さんについていきながらそう聞いた。


「多分そうかな? 普段生活してて爆発する音なんて滅多に鳴らないし、とりあえずここにいたら危ないと思う『ある人』のとこにいって避難しましょう」


風鈴さんは冷静に答えた。あまりの冷静さに少し安心させられた。


「ある人~ですか?」


「そう! 少し遠いけどその人のとこにいくね」


「わかりました!」


 少しの間小走りしていると、微かに銃声のような音が聞こえた。


「ばんばん音がしてますけど大丈夫ですか!?」


「本当に攻め込んできたんだ。今下で警備班が足止めしてると思う。銃まで使っちゃって」


「銃使ってるってことは、相当……」


「相当厄介な奴が来たってことかもね」


 段々と銃声が近づいてきている。


「近くなってる。急ぎましょ!」


 そう言われ僕の左手首を握られた。突然のボディータッチに僕の心は舞い上がった。


「これからエレベーターの前を通るから! 全力で走るよ!!」


 エレベーターの前には銃を持った人が4、5人構えていた。その人たちの前を走り抜けた。


 その時、


「フーリンちゃん! そっち危ないよ? 避難階段あるから登ってくるかもだよ?」


 銃を構えたうちの1人がそう言った。

 僕らは立ち止まり、エレベーターが動いてないか確認してから話しだした。


「でもこっちに行かないとウォーターいないじゃない?」


「ウォーターのとこに行くのか、なら急いだ方がいいかもしれないな」


「そうするね」


 ウォーター?


「行きましょ!」


「あ、あの! ウォーターって何ですか?」


「詳しいことは後で説明するから、とにかく急ぐよ」


 そう言うとまた走りだした。




「着いたよ、いるかな?」


 少し遠くから銃声がする以外に何も音がしないほど静かだ。


「ウォーターいる~?」と言いながら部屋の中に入る。


「ウォータ……」


「よっ! 久しぶり!」


 風鈴さんは大きく目を見開いていた。


 僕は突然した声の方を確認した。

 その光景を見たとき、まず自分の目を疑った。状況が把握できない。この状況を理解するのに時間がかかった。

 理解した後、吐き気に襲われた。だが、このまま吐いたら風鈴さんにかかってしまう。僕は涙目になりながら必死に飲み込んだ。


 深呼吸をして、気を落ち着かせた。


 そこには、四方八方に飛び散ったような血の後と、床の上に1人の人が赤黒く染まって倒れていた。顔は確認できない。独特な、吐き気を催す臭いが充満していた。

 まじまじ見るとまた吐き気に襲われるため、目を閉じて気を静めた。

 倒れている人の近くの椅子に座る男性の姿があった。その人にも血がついている。


「しくっちゃんは昔っから単純だよね~。何かあるとすぐこいつに頼るよな」


「…………」


 風鈴さんは涙を流しながらその男を睨みつけていた。


「ご不満のようだな。この男がそんな大切だったか~」


 男はニヤニヤしながらそう言った。

 整った顔だが、僕はその男に恐怖を覚えた。


「君が噂の少年だね? どうぞよろしく」


「……るさい……うるさい! ウォーターに何したの!!」


「こいつさ~前々から厄介だったんだよね~。だからやってやった」


「どうして……どうして逃げなかったの……」


 風鈴さんは手で顔を覆いながら震えた声で言った。


「つっきーと上手くいってるか~?」


「うるさい! 2度と顔を出すなって言ったじゃない」


「確かに言われたな~」


「覚悟は出来てるんでしょ? ウォーターを殺したってことはさ!」


「覚悟? しくっちゃんに何ができるんだい?」


 男は笑いながらそう言った。


「あなたは私が倒さなくても、ムーンに殺されるわよ!!」


「なめられてるみたいだな」


「しゅんくん! 危ないから部屋から出て!! 警備の人がいたらこのこと知らせてきて!!」


「わ、わかりました!!」


 僕が部屋から出ようとしたとき、


「今回の標的を逃がすわけにはいかんな~」


 冷静ぶった男の声に背筋が凍りついた。

 はいどうもやばいほど超絶真面目なOです。


 今回から順番が変わりましたね。Kに渡すとなると緊張感がありますね〜。Sは名前とは逆にMですので、もっとやってくれ~って声が聞こえてくるんです。だからあんなめちゃくちゃになるのかもしれませんね!


 はい~解説していきますよぉ~

 前話で、いきなり爆発音がしてぶっとんだ展開になりましたね、ほのぼのしてると思いきやでしたね。

 爆発音がしただけなので敵が攻めてきた以外の方向にも持って行けたんですけど、思いつかなかったので攻め込まれた形にしました。


 警備の人が銃を使っていますね。銃を持った警備の人がいるとなると相当大きな組織って想像してしまいますね。施設も結構広めですし、世の中にしれていない能力者の組織なのに、どうやって施設などを維持しているのか、この先の展開が気になりますね~。

 警備の人が戦っていることを主人公に知らせたくて、銃を使いました。


 ウォーターさんが出てきましたね。これを漢字にすると「水」ですね。

 ムーンさんは「月」です。これに関連した名前にしたかったのでウォーターにしました。わかるかな?


 新しく出てきました敵さんですね、まだ名前も能力も決めてないですが、後の人に任せましょう。

 この人の会話を見てみると、以前関わりがあるような感じですね。2人がこの人をどのようにするのか楽しみですね~。


 主人公が死体を見たときの反応なんですが、どう反応していいのやら全然わからないわけです。自分は見たことがないのでどんな感情なんでしょうか。

 Sからもらうのは何か新鮮ですね。今回は書き直しもせず、一発合格でした。我輩にしては珍しいことです。褒めてください。



 では、次回のKにご期待ください。

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