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そのいち

-僕ボクー








星乃川岬ほしのかわみさき高校2年生。





どこからどうみても普通の高校生。





なら、このお話は終わりじゃない?






いえいえ。





確かに、どこからどうみても普通の高校生です。






間違ったことは言ってません。






嘘もついてません。






ただ、秘密があるだけです。














男子生徒と楽しく話している一人の女の子。




「星乃川さん!」


「星乃川ー!」



男子生徒がすぐ岬を呼ぶ。




岬は困っていた。




「今日はヤバいかも!




わたしが悪いから仕方ないけど、今日どうしよ」





助けて、おばあちゃん!‥岬は心の中で最大限に叫んだ。







「ホント困ったなぁー、もう!」



心の中で葛藤している岬が可愛く見える。






「ちょっと男子たち、星乃川くんに用があるんだけどいい?」



クラスメイトの天谷あまやさんだ。





「これはこれで、ますますヤバい」




岬は下を向いた。




ど、どうしよ。




そう岬が思った瞬間だった。





「ごめんなさぁーい!みんな!あたしが岬と約束してたから、まず、最初はあたしよ!」




そう言って、手を引っ張り教室から脱出させてくれた。





その友達の名前は、空知蓮そらちれん







「まったくもう!今日はどうする気?」




蓮が岬に詰め寄る。





「あたしの方がおかしくなってきちゃうわよ」



蓮の攻撃は止まらない。




「ごめんなさい」



素直に謝る岬。




「蓮、あんまりボクをみないでね」



すまなそうに言う岬。





「何言ってるのよ、今更。



あたしは平気よ!



それより岬よね!」




蓮の言葉に岬は反論できない。





「忘れたんでしょ?」



蓮の攻撃は鋭い。





「はい。忘れました。」






「やっぱり!


教室はいいとして、トイレが問題よねぇ‥」



蓮が真剣に考えてくれている。





そんな時、なにやら校庭の方が

騒がしくなってきた。





「え、モデルさんかな?」





「すごいキレイ!」






「かわいいー!」






「美人すぎる!」






「芸能人かな?すごっ!」






鳴りやまない生徒たちの歓声。







岬もみてみると‥









「お、おばあちゃん!!!」




















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