報告書①
西暦2060年3月4日。
太平洋上にて謎の大陸が出現。それにより、太平洋の幾つかの島が消滅。この大陸をローズと名付ける。
同年3月11日。第一次大陸派遣。
11:10、国連の特殊派遣部隊1000人が大陸に上陸。12:20、謎の巨大生物に遭遇、即時戦闘開始。派遣部隊に738人の死傷者という甚大な被害を出す。
結果・第一次大陸派遣失敗。
成果・持ち帰った生物の鱗を特殊鑑定したところ、最低でも破壊にはC4並みの威力が必要だということが判明。
同年4月20日。第二次大陸派遣。
01:00、前回の三倍の人員3000人を派遣。さらに、人工衛星による航空写真によりいくつかの国がある事が判明。最も大きな国(仮名キングダム)へ最短ルートでの接近に成功。04:10、キングダムより行軍された軍隊と戦闘開始。弓、剣などの他、謎の兵器による殺傷攻撃により511人の死傷者。05:20、撤退。
結果・第二次大陸派遣失敗。
成果・人と思われる生物がいることが判明。文明レベルは未知。ただ、戦闘時の鎧より中世ヨーロッパ辺りと推定。謎の力を保有している(極秘)
同年5月1日。第三次大陸派遣
5000人の大陸派遣軍を上陸。東側海沿いに建造していたベースキャンプの建造が決定。同月3日より開始。
同月15日、キングダムよりベースキャンプ襲撃に会う。ベースキャンプはほぼ壊滅。死傷者1000人。即時撤退。またも、謎の力を行使したと思われる。
結果・第三次大陸派遣失敗。
成果・捕まえた捕虜より、言語が日本語である事が判明。ベースキャンプ崩壊前、謎の光線が発せられたという証言多数。
同年5月20日。キングダム宣戦布告。
大陸付近を監視していた米イージス艦が内陸よりベースキャンプと同じ、謎の光線に撃ち抜かれ撃沈。敵国の軍隊が東側湾岸を占拠。日本語にて、宣戦布告の文書が旗に書かれていた事が確認。