昔の綺麗な私と
好きな人がいます。四人目くらいに気になりだした人です。けれど、一番気になっています。
その人には、好きな人がいます。男っぽくて元気で明るい女の子。もう振られたみたいだけど。
よくある、互いの好きな人を教え合おうっていうやつ。それで、知りました。その時は別の人が気になっていたから、その人の名前を言いました。
けど、そんなきっかけでよく話すようになって、好きになってしまいました。誰にも言えてません。だって、こんなのってないでしょう?
女友達にはよく気になる人を言いましたが、その人のことだけは誰にも言えませんでした。
そう、小六の話ですよ。
卒業前、思い切って流行っていたプロフィール帳を渡してみます。めんどぐさがりながらも書いてくれました。誕生日をそこで知りました。今も覚えています。覚えやすかったから。
ねえ、好きな人。学校が別々になって、顔を一切見なくなって、もう私のことも忘れちゃったかな。
私は今でも、あなたが好き。理由は分からないけど、ずっとあの頃のあなたが好き。
言えなかったから、余計胸に残ったままなのかも。
あれから、八年? あっという間ではなかったけれど、会えたら嬉しいな。あなたの名前は、今でも漢字で書けます。他の男の子の名前は、結構忘れちゃったな。
成長したあなたを見たら、きっとやっと吹っ切れそう。
あなたは、幸せを掴んでいますか?
あの頃やっていたサッカー、今も続けてますか?
そういえば、ペットを飼い始めるって話もしてましたね。
こわいくらい覚えてる思い出のあなた。
ちょっと自分が気持ち悪いな。
引かないで、あの頃私は純粋な気持ちであなたが好きだったから。
今でも思い出のあなたに、恋してる。
失恋ものが多いからハッピーなのを書こうと思っていたのに、あれおかしいな?
小学生の時に流行ってた少年クラブは男子がバスケ、サッカーで女子がバドミントンでした。私が習ってたスポーツは剣道と水泳です。
早いうちから地元の学校を離れると、少し恋しくなりますね。でも、地元の中学校汚すぎて……。
それでは、また。
2016年9月2日(金) 春風 優華