プロローグ
凄く昔に書いた作品。未完成。
ゆっくり終わらせようと思います。
それでも気にせず読むぜ!て方に感謝を。
スクリプトと呼ばれる世界の最も大きな大陸ウーンズ。
十数年前突如現れた動物の変種「魔物」、
そしてそれを操る「魔王」により南東の国々は瞬く間に壊滅した。
勇者と呼ばれる英雄が魔王を討つまでに、全世界1/3の人間が死に、
そして多くの魔物にならなかった動物、そして植物は死に絶えた。
十数年続いた魔軍との戦争も英雄が魔王を討ち、3年前に終結。
魔物達は消える事は無かった。
混沌は解決し無かった。
魔物は統率を失い、討伐が楽にはなったが消えはしなかった。
大陸ウーンズにはまだ多くの魔物が残り、
今尚、復興に励む人々を襲い続けている。
魔軍によって滅ぼされた国々がある南東の地域は未だNo-Man’s Land(人無き土地)と呼ばれ。
そして、そんな中大事無く戦争を過した最北東の国々は不穏な動きを見せはじめていた。
そんな状況を打破するため、魔物達の侵攻に対抗するべく、中央に位置するグローブ国により連合がつくられる。グローブ連合は難民救助と魔物対処をしている。グローブ国自体は特殊な階級制度があるが、基本的に国の仕事をすればその階級の一部なるので、威圧的な階級制度ではない。騎士試験も誰でも受けれる。
そして、そんな人々を支えるのがイクト(Equito)というエネルギーである、それを利用し肉体の活性化、強化、特殊な鉱物を使った武器の強化、自然現象への干渉等を行う。イクトによって出来る事は人種、性別、性格、出生、血脈、環境、経験、などなど複雑に絡み合い、一人の人間が出来る事は他人とは似ていても若干違う。
ノーマンズランドに国境を持つ南西のシアタ民治国は何とか戦争を乗り切った国の一つである。その国の南南西に位置するシンギングソーに住むイクト無き少年テミオ=シィヤは家族の暮らしを楽にするため中央に位置するグローブ国の連合騎士入団試験に挑むのであった・・・
何か昔の方が上手く色々書けてる気がするのは気のせいだろうか・・・
もっと丁寧に書いている気もする・・・
9・16・2010
プロローグに書き直しました。
どうせ、用語は話の中で説明しますし。