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怪物から離れたい

作者:胡蝶 蘭
一片雫(ひとひら しずく)は、一卵性双生児の姉として生まれた。
——たった一時間、楓より早く。

それだけの理由で、雫の人生は決まってしまった。

「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい。」
「お姉ちゃんなんだから、譲ってあげなさい。」
「お姉ちゃんなんだから、楓の面倒を見なさい。」

両親も祖母も、楓を優先し、雫には「姉」としての役割を押しつけた。

いつしか雫は、感情を表に出さなくなった。
泣くことも、笑うことも、怒ることもなくなった。

唯一の願いは、いつかこの怪物(家族)たちと離れること——それだけだった。
第4章 冬弥
2025/03/11 11:17
第十四章 噂
2025/04/10 16:50
第二十九章 明日を選ぶ
2025/05/30 16:20
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